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RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

失敗を練習する。

2016-03-20 21:06:27 | 航平語録
2011年10月。僕らの時代より。



『失敗するかもしれないっていうのはないです。頭の中に。』



『練習でここまで追い込んでいるから、もう、これ以上やっても意味がないってくらい練習で追い込めてるんで、それが自信になって。本当に自分の中でいいイメージしかないので。』



森末さん:「でも、その時によって絶好調だったり、なんでこんなに体動かないだよって時もあるわけじゃない。」

『そういう時でも、そういう場面を想定して練習してるんで。練習でずっと成功してるのがあると、僕は逆に嫌で。』



『失敗する練習もしておきたいんですよ。こういう対処が出来るっていうのも見つかるんで。そういう練習をやっていって、試合では絶対に成功させるっていうのがあるんで。』



振り返る~世選2014種目別鉄棒試合後インタビュー。

2016-03-10 20:33:19 | 航平語録


「お疲れ様でした。」

『ありがとうございました。』



「銀メダルおめでとうございます。」

『ありがとうございます。』

「素晴らしい演技を見せていただきました。」



『え~そうですね。本来、予定していた演技とは、若干違うんですけど、ほんとはもっとDスコアを上げて』



『あと0.3ほんとは上げる予定だったんですけど、』



『最初のひねりの部分で、ちょっとひねり技が倒立にはまらなくて、それで行けなくて、』



『ま、自分の納得いく演技じゃないので、銀メダルなのかなっていうのはありますけど、次はぜひ、ほんとに予定していた構成でしっかり通し切りたいなと思います。』



「着地をした後に、何か叫んでる姿を見たんですが、あれは何を叫んでいましたか?」



『予定していた構成が出来なかったんで、』



『くそ~!って言いました。』



「悔しかったですか?」

『悔しかったです。はい。』



「今大会、すべて試合を終えましたけど、内村選手にとって、今年の世界選手権はどんな大会でしたか?」



『予選から今日まで、ミスをしないで終われたというのが一番個人的に一番大きいと思うし、』



『団体決勝でも、金メダルが目前に見えたので、このまま続けていけば間違いなく日本が一番だということを証明できるはずなので、』



『そこを課題に来年またリベンジしたいと思います。』




くそ~!って言いました、と言った後の笑顔にバッキュン来ますね

2015年も種目別鉄棒に残って、そして、2014年とは違う構成で金メダルを獲得
毎年、違う構成で、勝負が出来る航平君は、本当にすごい。
連続離れ業が試合で見られたのは、本当に幸せでした(*^。^*)。
2015年は、団体決勝と同じ構成で、種目別用にはしなかったけれど、団体決勝や個人総合用の構成が、もうすでに種目別金メダルレベルなんだという証明ですね。




振り返る~世界選手権2014AA試合後インタビュー。

2016-03-08 21:13:43 | 航平語録


「5連覇です。そして、世界選手権日本人最多金メダル7つという記録、ほんと記録ずくめなんですが、いかがでしょうか。」



『え~。ま、結果、としてみたら、金メダルで、5連覇で、すごい良かったと思うんですけど、』



『でも、やっぱねえ~。』



『平行棒と鉄棒がしんどかったというか、なんかこう、やっぱいい演技出来てない感があったんで、』



『跳馬まですごいよく来てたのに、あそこで失速して、ま、』



『まだまだかな、って思いますけどね。はい。』



「本当に驚きなんですけど、その言葉は。けれどもここまで誰よりも長く勝ち続けられた理由というのは、どんなところにあると思いますか?」



『やっぱりミスをしないっていう部分をずっと思ってやってきたことと、やっぱり着地ですね。』



『今日は跳馬まではすごく止まってたと思うんで、そこの0.1を拾っていったからこそここまで勝ってこれたのかなというのはあります。』



「その着地なんですけど、1種目目のゆかから、すごく着地に対して気持ちがこもっていたように見えたんですが、これまで以上に意識しましたか?」



『そうですね、ゆかは今日はもう、全部止めてやろうという気持ちで、全部止まって、そこからすぐ波に乗れて、跳馬もすごくいい跳躍が出来たので、』



『あ、これは止まったな、と思ったら止まってて、平行棒と鉄棒は、ちょっとしんどかったです。』



「一緒に回っていた田中佑典選手、銅メダル獲得ですけど、どんな風にその姿を見ていたんでしょうか。」



『ま、ミスをしなければ、間違いなく一緒に表彰台に登れると思っていたので、ほんとに佑典も最後まで美しく、粘り強く演技してたので、それが結果に繋がったんだと思います。』



「まだまだ種目別残ってます。最終種目の鉄棒に登場ですけど、そこではいったいどんな演技を見せてくれるんでしょうか。」



『今日みたいな、最後止められないなんてことはないように、しっかり着地を止めたいと思います。』



「5つ目の個人総合金メダルを手にして、今までと何か違いはあるんでしょうか。」



(ちょっと考える)



『いや、ま、目指してきたものなんで、すごく嬉しいですけど、でも素直に喜べない部分もあるというか、』



『毎回こんな感じです。はい。』




毎度のことながらの、試合後の超色っぽいインタビュー(*^。^*)。
この時の、「でも、やっぱねえ~。」が、すっごい好き

3連覇の時点で、前人未到の域に達していて、5連覇なんてもうとてつもない大偉業なのに、さらっと、「毎回こんな感じです。」って闘い終わった疲労感漂う柔らかい笑顔で言われた日にはねえ~。まったく。




振り返る~2014年世選。

2016-02-28 16:47:02 | 航平語録
2014年世選の団体決勝。
試合が始まる前の、特番部分から、航平君の言葉を拾います。


『次は覚えとけよ、くらいの感じで。』


『今年、ほんとに理想のチームというか、』


『相当強いと思いますね。』


『団体の魅力は、仲間感が一番大きいかもしれない。』


『昔から団体で獲ってきたじゃないですか、日本は。』


『アテネの時の印象が、メチャメチャ強かったんで。』


『全種目、強いですね。』

加藤君について・・・。

『もう自分と、レベルは同じだと思ってるんです。僕の年齢くらいになると、軽く超えられそうなだって言う・・』

野々村君について・・・。

『日本のみんなも、”あいつがいれば”って思ってるはずなんで』


『ほんとに入って欲しいですね。』


「僕と凌平で、支えられたらなと思っています。」


航平君が二人を見つめる瞳が、とっても優しい(#^.^#)。

白井君について・・・。

『存分に暴れてもらいたいですね。』

白井君、守られてますね(#^.^#)。


亀山選手は、得意のイラスト披露。とってもお上手(゜o゜)。


佑典君について・・・。

『団体の大切さっていうのを知っている選手なんで』




『間違いなく、ミスなくやれば』


『絶対世界一の国だと思うんで。』


『そろそろ欲しいです。はい。』

予選後の談話。

『チームとしては、いつもしないようなミスが目立ったかな』


『団体決勝では、最後の最後まで気を抜かずに、』


『やっていこう、という風に言おうかなと思ってます。』


会場入りは、いつもカッコいい(*^。^*)。


『日本は、ずっと団体で獲ってきてたんで、』


『その伝統も復活させなきゃいけない。』


「世界の頂点に返り咲くために、日本に必要なものは何か。」


『団結力です。団体で金メダル獲るためには、チーム力が必要だと思うんですよ。』


『ミスなくやれば』


『絶対世界一の国だと思うんで』


『どれだけがむしゃらにやるかだけだと思います』






いろいろな年代の航平君がちりばめられたこの直前特集、大好きなんですよね。
特に、「次は覚えとけよ」っていう航平君の言葉がすごく好きで(*^。^*)。
団体金メダルは、体操ニッポンに課せられた責務。それをしっかり自覚しながら、強い相手に立ち向かっていく、挑む思いがキラキラしてます
勝負を楽しみにして、わくわくしてる気持ちが伝わってくるコメント。それを語る航平君のお目目はやっぱりキラッキラ

航平君の遺伝子は、「藤巻駿」。
この、団体に対する想いも、やっぱり、ガンバのマンガから来てるものが大きいんだろうな~って感じます。
ガンバを読んだときは、漫画の中の世界。
でも、それを実現させたアテネ戦士たちをテレビで見て、それでよけいに印象が強くなったような、そんな気がします。
航平君にとって、アテネ戦士たちは、漫画の世界を現実のものにしたスーパーヒーローなんですよね(*^。^*)。
そして、それを自分たちの代でまた実現させて、東京を目指す若い世代に同じような印象を植え付けたい。
団体戦に対する航平君の想いは壮大ですね。いろんなものが全部詰まってる感じがします。

昨年の世選の予選、ミスが出たゆかの演技の後、太ももをパン!と叩いた航平君がとっても印象的でした。
ロンドンでコールマンを掴めなかった後の航平君と、同じ失敗した後でも全然違うお顔をしていました。
キャプテンとしての航平くんの進化は、ものすごいものがあるなと、改めて思います。

全日本の班編成表が発表されて、また気が引き締まります。
あと1か月で、過酷な代表選考の闘いが始まります。


振り返る。

2016-02-19 23:02:05 | 航平語録
2014年春。
W杯東京大会の試合後のインタビュー。


「今のお気持ち、いかがですか?」


『え~ミスなく、着地までまとめて自分の演技をするっていう目標を立てて、5種目目の平行棒でちょっとしんどかったんですけど、最後は気持ちを引き締めて、最後の鉄棒は、何が何でも最後は3回捻って、立つ、っていうのを目標にやって、それが達成できて、すごく良かったと思います。』



「やはり鉄棒、最後にフェドルチェンコ、これを持ってくるにはどんな心の準備、そして、鉄棒の前に立ったんでしょうか。」


『僕の前に凌平がカッシーナで落ちたので、まずカッシーナで凌平にお手本を見せてから、最後の最後、しっかり3回捻って、世界にアピールしたいな、という気持ちで立ちました。』




「そのあたり、やはり世界チャンピオンという貫録をしっかり見せつけたというわけですね。」


『東京体育館の鉄棒の着地は、今まで動いたことがないので、ちょっと何かいますね、ここには。』


「今シーズンは、D難度、技の難度を上げて臨むという大きなテーマがありました。内村さんにとってこれから全日本、更にNHK杯もあるかと思いますが、どんな1年にしていきたいと思いますか?」


『まずは世界選手権の代表、内定を頂いたので、まずは世界選手権に向けて、団体選手権があるので、団体でチーム一丸となって、いい演技をするというのが今年の一番の目標です。』


「その世界選手権、個人総合5連覇、それがかかる大会となりましたが、個人そして団体として、ともにファンの皆さんにどんな姿を見せていきたいと思いますか?」


『結果はほんとに気にせずに、自分の演技だけを追い求めて、それがファンの皆様にもいい形で恩返しになると思うので、ほんとに自分の満足する演技、それだけを目指して、これからも頑張っていきたいなと思います。』

航平君が目標を語るとき、「何連覇したい。」という数字を語ったことがないですね。
いつでも、目の前の試合で、自分の満足する演技をすることだけを追い求めていくその姿勢。
この時、「ファンの皆様」という言葉を航平君は使ったのですが(まあ、インタビュアーさんがそういう言葉を使ったからだと思うけど)、いつもは、「応援してくれる皆さん」という言葉を使うことが多いですよね。
なんだか、この「ファンの皆様。」という言葉が、異様に嬉しかった私です(#^.^#)。

航平君が言うように、航平君自身が満足する演技をしてくれることが、私たちの喜びですよねヽ(^。^)ノ。
嬉しそうな笑顔や、どや顔ガッツポーズを見ると、幸せでいっぱいになります
だからこそ、こんなコメントを読むと、ハートがバキバキしちゃう

「名前の付いた技は羨ましいですよ。僕も欲しい。僕が(白井)健三だったらもっと自慢するのに(笑)」

今はその時じゃないと、いろんなものを封印して、団体金メダルのために自分の武器を地道にコツコツ磨き続ける航平君。
やっぱり、いっぱいいっぱい、応援しなきゃ!
そうまた強く思います。

さて、W杯東京大会から、ざっと試合の合間の素敵な表情を連ねてみます(^^)。


天下無敵の紺ジャージに加えて、白のベンチコート
この時の代表ウェアは、良かったなあ~


どこ見てるの?


何語で話してるんだろ?


何語で話してるんだろ?その2。


GOを待ちます。


世界一美しいあん馬の旋回の点数が出て、世界一キュートな笑顔


にぎにぎ


低い姿勢で頑張ってます


ベンチコート


萌え袖、萌えズボン、出来上がるまで。


ヨー2のルーティンも素敵


視線を落としてガッツポーズ


高得点でも、涼しいお顔


ドリンクキング


史上最強、白のベンチコート肩掛け


史上最強、白のベンチコート肩掛け、更にプロテクター巻き


鉄棒演技待ち。


鉄棒を見上げます


フェドルチェンコでも、翼が見えます


カメラ目線ガッツポーズ


カメラ目線Vサイン


日の丸を見つめる瞳


優勝カップの中に花を入れるように提案したのは、どうやらファビさんのようだ(笑)。


いつもの位置ヽ(^。^)ノ。



試合結果は、こちら