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名所江戸百景240  新国立競技場の問題について(3)

2015-07-23 22:40:25 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 前回、花火大会の話の最後に、新国立競技場の話を書いたのですが、一つの回に混ぜると花火大会に水をさすのと、その後の情報や考えた結果、追記することにしましたので、前回の新国立競技場を分けて、作り直すことにしました。(青字追記

 安倍晋三首相の決断により、新国立競技場の整備計画が白紙撤回になりました。とりあえず、情報をまとめて考えている間に、ドンドン話が進んでいきました。
 「くまドン」は、消費税増税反対「消費税10%反対、5%に戻せ!」ですから、安倍晋三首相とは異なる意見になるのですが、無駄な税金の使い方には反対ですから、今回の新国立競技場の計画白紙撤回に関しては、素人(しろうと)意見ですが、一人の国民の考えとして、

(1)「くまドン」は、安倍晋三首相の新国立競技場の計画白紙撤回の決断を前向きに評価したいと思います。
 今まで問題になっていた「キルアーチ」の構造を残した状態で大幅なコストダウンをするのは無理があるので、
 計画白紙はやむ得ないでしょう。
 デザインはシンプルでも構わないので、限られた予算で、新国立競技場が「負の遺産」とならないように将来の維持・管理費まで考慮した、しっかりした建物を建てて欲しいです。トラック内のインフィールド部分は天然芝ですから、天然芝の維持も考慮すると、部分の屋根も不要と思います。
 元ベースはロンドンオリンピックのメインスタジアム(500億円規模)クラスだとしても、災害の少ないロンドンに比べ、東京は耐震建築、防音対策、台風や雪害の被害防止、建設費の高騰の問題が加わるので、かなり大変だと思っています。
 大正12年(西暦1923年)の関東大震災の後、平成23年(西暦2011年)の東日本大震災が起きるまでは、関東地方には大きな地震が少ない静穏期(せいおんき)と呼ばれる静かな時代でした。東日本大震災で大きくプレートの移動が起きてからは、関東地方も大きめの地震が多発する活動期になっています。
 オリンピックまでに間に合わせる必要もありますが、見た目のデザインに目を奪われないで、耐震設計上で無理のない設計を望みます。(逆に、震災に対する恐怖を利用した過大な計画や宣伝も迷惑です。)
 建設費の高騰は、過大な建設活動が原因なのですから、秩父宮ラグビー場の解体などオリンピック後に回せる作業は、オリンピック後にして欲しいです。その他にもオリンピック開催と関係の薄い公共事業が、オリンピック開催の2020年完成を目指している事自体、税金の過大な使用であり、財政赤字の原因ですしね。必要な公共事業でもオリンピック前は減らして、オリンピック後に回してください。(無駄な公共事業は廃止でお願いします。)

 新国立競技場の完成工期をオリンピックまでに間に合わせるのは問題ないのですが、「競技場デザインで世界に日本の力を見せる」と言う感じの言葉を聞くと、「成熟した国のオリンピック」ではなく、「オリンピックに国の威信をかける新興国」のような雰囲気を感じ、建設費を減らすつもりが、ずるずると高くなるのでは?・・・・と不安も感じます。
 昔の高度成長期(昭和39年、西暦1964年)の頃の東京オリンピックの考え方が抜けきれないのでは?


(2)新国立競技場の再計画が官邸主導で東京都や他の省庁を含めて進められていくのも仕方がないと思います。
 国民の税金を使う事に痛みを感じていない森喜朗元首相と、森喜朗元首相の影響が多い日本スポーツ振興センター(JSC)と東京五輪組織委員会が関わっても、再び、デザインにこだわり問題になったり、予算の肥大体質に歯止めがかからないと思いますので、参加しなくて良かったと思います。
 元々、国立競技場周辺の再開発計画には、各スポーツ団体からの過大な要求やJSCの予算獲得の目的が入っている為、建築費だけでなく、運用・維持費的にも赤字・放漫経営になる問題が山積しているはずなのです。
 本来なら、東京五輪組織委員会やJSCがしっかりしていなければならないのですが、現在の放漫経営が続くのだとしたら、引き続き、国民が世論という監視の目を光らせなければいけないのでしょうね・・・・・(汗)

 また、新しいデザインのコンペ(懸賞付き建築設計競技)をJSCで決めるという話がありますが、「くまドン」は、またJSCがコンペする必要あるのか疑問に思っていました。たまたま、タレントの「ビートたけし」が「またコンペやって、またお金を大量に使うことをやるんだよ」との発言がありましたので、併せて書いておきます。
 一応、「関係閣僚会議の下に置かれた推進室がJSCを指揮する」ことになっていますが、金銭感覚薄いJSCにデザインを決めさせたら、デザインにこだわったり、予算ぎりぎりの案を選んだ後に、ずるずると問題がでてきて、建設費高騰の原因になりそうで、何か不安です。
 それから、わざわざコンペで賞金を出す必要も無いでしょう。デザイン・設計・施工一体で選ばれた所が、新国立競技場を建設する分けですから、半分、受注競争でしょう。根本的にコンペをやらなければならないという国際ルールも無いのでは?と思います。(「コンペが必要」との思い込みでは?)
 デザイン・設計・価格を提示して、条件を満足する中から選ぶ競争入札のような形で十分のような気がします。
 設計段階で神宮外苑周辺にある法律(高さ制限)などを満足していることは当然ですが、他の方の意見には、後から設計側に建築価格を抑えられるように条件を付加することも必要との意見がありました。



 今回は、これで終わりとさせていただきます。

 次回は、たまたま休日と隅田川花火大会が重なったので、撮影に行ってみました。
 全く計画も立てずに、のんびり行った為、ほとんど撮影不可能でしたが、一応、気晴らしに入れておきます。

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