こんにちわ、「くまドン」です。
今回は、子供の日が近いので、東京タワーと鯉のぼりについてです。
【東京タワーの鯉のぼりと「さんまのぼり」】
期間 4月5日(金)~5月6日(月・振休)の終日
場所 東京タワー1階正面玄関前
17:00~22:00:鯉のぼりを吊るワイヤー部分も7色に点灯。
東京タワーでは、高さ333mと同じ数の333匹の鯉のぼりを飾っています。
さらに、今年2013年は、東京タワーと友好関係にある岩手県大船渡市(おおふなとし)へ
復興のエールを込めて、全長6mの「さんまのぼり」も飾っています。
今回は、「名所江戸百景005 芝神明増上寺」の東京タワーの続きにもなります。
このときは、日比谷線の神谷町駅(かみやちょうえき)から行きましたので、東京タワーの北西側から近づくことになります。(今回の分は2012年5月4日の撮影です。)
到着すると、ライトアップが始まったばかりでした。最初は暗いのですが、2~3分経つと写真のように、かなり明るくなります。
空も明るいのですが、東の空に月が昇っていましたので、一緒にいれて撮影しました。
このオレンジ色のライトアップは、「ランドマークライト」と呼ばれ、東京タワー定番のライトアップです。
東京タワーの入り口に行くと、鯉のぼりが沢山ありました。風が無いので、こいのぼりが垂れ下がっていますが、逆に風があれば、夜景では、ぶれてしまいますので、このまま撮影することにします。
暗くなってからの撮影は、三脚を使用しています。
元気よく泳いでいる鯉のぼりと東京タワーの組み合わせは、日中撮影した方が良いでしょう。南・上向きに撮影することになりますので、光線状態を考慮してください。
撮影モードは、「太陽光」で撮影しています。特に断らない限りは、この設定です。「AUTO」にすると、色補正が入り、東京タワーのライトアップの色が変わってしまいます。(特に悪いという意味ではありません。最終的には、撮影者本人の好みです。)
下の写真は、「くまドン」のカメラに撮影モードを指定する機能があり、「トワイライト」にして撮影しました。紫色がかり、とても奇麗な色になりますが、今回は参考程度にいたします。
空が暗くなり、青みも増していますが、鯉のぼりが暗くなっています。
再度、撮影モードを「太陽光」に戻して、ストロボを使用してみた所、鯉のぼりまで光が届きました。
空の青みも残っていますし、やはり、オレンジ色に輝く東京タワーは慣れ親しんだ風景ですので、
この写真を、広重の名所江戸百景「第53景 増上寺塔赤羽根」に対応する「くまドン板」の景(確定)とさせていただきます。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
下の絵は名所江戸百景「第53景 増上寺塔赤羽根」です。
絵の説明は「名所江戸百景005 芝神明増上寺」で行いましたので、今回は省略します。
さて、20:00を過ぎると、一度、東京タワーの「ランドマークライト」が消え、しばらく経ってから「ダイヤモンドベール」が点灯されます。
さすがに、この時間になると三脚がないと、撮影が難しくなります。三脚の無い場合はISO感度を高くして撮影する必要あります。
東京タワーの正式名称は、日本電波塔(にっぽんでんぱとう)だそうです。
【東京タワーの常識・非常識(1)】
「東京スカイツリーは、東京タワーが位置する都心部では超高層建築物が多数ある為、その陰にある部分に地上デジタル波の電波が届きにくくなったり、携帯ワンセグの受信を容易にする為に造られた。」
このように書きますと、現在はスカイツリーからの電波を受信している思うかもしれません。しかし、切替の受信テストの結果、関東1都6県1500万世帯・事業所中の約16万件で受信できない結果となり、2013年1月に予定していた東京のNHKと民放局の放送切替は、2013年5月1日現在においては完了していません。従いまして、東京タワーは現在もTV局の電波送信しており、その電波を見ている家庭が存在しています。(当初は、2013年5月にTV放送の電波は、停止する予定でした。)
(絵画調)
【東京タワーの常識・非常識(2)】
再び、「東京スカイツリーは、東京タワーが位置する都心部では超高層建築物が多数ある為、その陰にある部分に地上デジタル波の電波が届きにくくなったり、携帯ワンセグの受信を容易にする為に造られた。」
このように書きますと、TV電波の送信がスカイツリーに移行した後は、東京タワーから電波送信は役目を終えるのではと思いますが、ラジオ電波はアナログ波のままであり、FM放送の中で、InterFMならびに放送大学(JOUD-FM)、TOKYO FMは、今まで通り東京タワーから送信され続けます。
逆に、NHK東京FMとJ-WAVEは、2012年4月からスカイツリーに電波送信で放送となっています。
なお、AM(中波)放送は、電波が遠くまで届く上に、FMに比べて電波の回り込みが大きいので、別の所から送信しています。
ISO感度を上げると、画像の粒子が粗くなります。写真の状態だと、大きく引き伸ばさない限り気になりませんが、絵画調にすると、粒子の粗さが増幅された感じになります。
(ある意味、絵画調の弱点になっています。逆に、この粒子の荒れた感じを利用することも考えられます。)
(絵画調)
少し離れてみると、ダイヤモンドベールの虹色ライトアップが、良く分かるようになります。
赤羽橋に行く途中で撮影した写真です。この時間になると、北の空に雲が出てきました。
都会の夜は明るいので、空に浮かぶ雲に反射して、目に見える明るさになっていしまいます。
絵画調にすると、暗い部分が明るく表現される為、夜空にある雲が白くなってしまいました。
(夜景らしくないので、これも絵画調の問題点かもしれません。逆に、この表現を生かすことも考えられます。)
【東京タワーの常識・非常識(3)】
「東京タワーは、1958年(昭和33年)に高さが日本一のタワーとして完成し、スカイツリー(2012年(平成24年)開業)に抜かれて、現在は日本で2番目に高い建造物です。」
このように書くと、東京タワーは、長らく高さが日本一であったと思いがちですが、
1968年(昭和43年)に、小笠原諸島が日本に返還されるに伴い、南鳥島ロランタワー(411.48m)ーと硫黄島ロランタワー(411.5m)に抜かれてしまいました。 さらに、1975年(昭和55年)に、対馬(つしま)オメガタワー(長崎県、454.83m)ができます。
このロランタワーやオメガタワーとは、海上船舶が安全に航行する為に電波を発信する塔のことです。
いずれも、GPS(全地球測位システム)の普及にともない役目を終えており、2010年(平成22年)に南鳥島ロランタワーが解体されてからは、東京タワーが再び、日本で1番高い建物に2年間だけ返り咲いています。
ただし、ロランタワーやオメガタワーは、支線式鉄塔(電波塔)でしたので、自立式鉄塔としては東京スカイツリーに抜かれるまでの約51年以上の間、東京タワーは高さが日本一でした。
増上寺の南にある「台徳院霊廟惣門」(たいとくいんれいびょうそうもん、重要文化財)を入れて撮影しました。
この門は、「ザ・プリンスパークタワー東京」の敷地内なので、明るく撮影できます。(三脚必要)
すぐ右側にある増上寺は真っ暗です。お寺なのでライトアップしていません。
(増上寺は、お坊さんが勉強する所なので、夜は静かに寝ることが当然です。)
GWの5/3~5/6の間、このダイヤモンドベール(特殊ライトアップ)が予定されています。
ダイヤモンドベールの点灯時間は、通常は20:00~22:00の2時間です。
GWが過ぎても、東京タワーのダイヤモンドベールはあります。
下の写真は、GW過ぎの5月のダイヤモンドベールです。写真では分かり難いのですが、全体が緑色です。
今年2013年は、5月10日(金)以降の金・土に予定されています。
東京タワー定番の撮影地である赤羽橋の交差点からの撮影です。
それ以外にも、今年の5月15日(水)は、「Jリーグ開幕20周年」記念して特別ダイヤモンドベールが点灯の予定です。
今年の5月分の予定は、東京タワーのライトアップスケジュールからの情報です。
今回の最後の写真は、昨年の6月に点灯されたダイヤモンドベールです。
今年の6月分のライトアップスケジュールは、5/1現在においては未定みたいです。
中央区の晴海埠頭からの撮影です。
東京タワーの上からの風景は、また別の時期にさせていただきます。
今回はこれで終了です。ありがとうございました。
次回は、別の話になりますが、できれば、GW中にもう一景を頑張ってを作りたいと思います。
皆様には、GW中は事故などには、お気をつけて、残りのGWも楽しくお過ごしください。
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今回は、子供の日が近いので、東京タワーと鯉のぼりについてです。
【東京タワーの鯉のぼりと「さんまのぼり」】
期間 4月5日(金)~5月6日(月・振休)の終日
場所 東京タワー1階正面玄関前
17:00~22:00:鯉のぼりを吊るワイヤー部分も7色に点灯。
東京タワーでは、高さ333mと同じ数の333匹の鯉のぼりを飾っています。
さらに、今年2013年は、東京タワーと友好関係にある岩手県大船渡市(おおふなとし)へ
復興のエールを込めて、全長6mの「さんまのぼり」も飾っています。
今回は、「名所江戸百景005 芝神明増上寺」の東京タワーの続きにもなります。
このときは、日比谷線の神谷町駅(かみやちょうえき)から行きましたので、東京タワーの北西側から近づくことになります。(今回の分は2012年5月4日の撮影です。)
到着すると、ライトアップが始まったばかりでした。最初は暗いのですが、2~3分経つと写真のように、かなり明るくなります。
空も明るいのですが、東の空に月が昇っていましたので、一緒にいれて撮影しました。
このオレンジ色のライトアップは、「ランドマークライト」と呼ばれ、東京タワー定番のライトアップです。
東京タワーの入り口に行くと、鯉のぼりが沢山ありました。風が無いので、こいのぼりが垂れ下がっていますが、逆に風があれば、夜景では、ぶれてしまいますので、このまま撮影することにします。
暗くなってからの撮影は、三脚を使用しています。
元気よく泳いでいる鯉のぼりと東京タワーの組み合わせは、日中撮影した方が良いでしょう。南・上向きに撮影することになりますので、光線状態を考慮してください。
撮影モードは、「太陽光」で撮影しています。特に断らない限りは、この設定です。「AUTO」にすると、色補正が入り、東京タワーのライトアップの色が変わってしまいます。(特に悪いという意味ではありません。最終的には、撮影者本人の好みです。)
下の写真は、「くまドン」のカメラに撮影モードを指定する機能があり、「トワイライト」にして撮影しました。紫色がかり、とても奇麗な色になりますが、今回は参考程度にいたします。
空が暗くなり、青みも増していますが、鯉のぼりが暗くなっています。
再度、撮影モードを「太陽光」に戻して、ストロボを使用してみた所、鯉のぼりまで光が届きました。
空の青みも残っていますし、やはり、オレンジ色に輝く東京タワーは慣れ親しんだ風景ですので、
この写真を、広重の名所江戸百景「第53景 増上寺塔赤羽根」に対応する「くまドン板」の景(確定)とさせていただきます。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
下の絵は名所江戸百景「第53景 増上寺塔赤羽根」です。
絵の説明は「名所江戸百景005 芝神明増上寺」で行いましたので、今回は省略します。
さて、20:00を過ぎると、一度、東京タワーの「ランドマークライト」が消え、しばらく経ってから「ダイヤモンドベール」が点灯されます。
さすがに、この時間になると三脚がないと、撮影が難しくなります。三脚の無い場合はISO感度を高くして撮影する必要あります。
東京タワーの正式名称は、日本電波塔(にっぽんでんぱとう)だそうです。
【東京タワーの常識・非常識(1)】
「東京スカイツリーは、東京タワーが位置する都心部では超高層建築物が多数ある為、その陰にある部分に地上デジタル波の電波が届きにくくなったり、携帯ワンセグの受信を容易にする為に造られた。」
このように書きますと、現在はスカイツリーからの電波を受信している思うかもしれません。しかし、切替の受信テストの結果、関東1都6県1500万世帯・事業所中の約16万件で受信できない結果となり、2013年1月に予定していた東京のNHKと民放局の放送切替は、2013年5月1日現在においては完了していません。従いまして、東京タワーは現在もTV局の電波送信しており、その電波を見ている家庭が存在しています。(当初は、2013年5月にTV放送の電波は、停止する予定でした。)
(絵画調)
【東京タワーの常識・非常識(2)】
再び、「東京スカイツリーは、東京タワーが位置する都心部では超高層建築物が多数ある為、その陰にある部分に地上デジタル波の電波が届きにくくなったり、携帯ワンセグの受信を容易にする為に造られた。」
このように書きますと、TV電波の送信がスカイツリーに移行した後は、東京タワーから電波送信は役目を終えるのではと思いますが、ラジオ電波はアナログ波のままであり、FM放送の中で、InterFMならびに放送大学(JOUD-FM)、TOKYO FMは、今まで通り東京タワーから送信され続けます。
逆に、NHK東京FMとJ-WAVEは、2012年4月からスカイツリーに電波送信で放送となっています。
なお、AM(中波)放送は、電波が遠くまで届く上に、FMに比べて電波の回り込みが大きいので、別の所から送信しています。
ISO感度を上げると、画像の粒子が粗くなります。写真の状態だと、大きく引き伸ばさない限り気になりませんが、絵画調にすると、粒子の粗さが増幅された感じになります。
(ある意味、絵画調の弱点になっています。逆に、この粒子の荒れた感じを利用することも考えられます。)
(絵画調)
少し離れてみると、ダイヤモンドベールの虹色ライトアップが、良く分かるようになります。
赤羽橋に行く途中で撮影した写真です。この時間になると、北の空に雲が出てきました。
都会の夜は明るいので、空に浮かぶ雲に反射して、目に見える明るさになっていしまいます。
絵画調にすると、暗い部分が明るく表現される為、夜空にある雲が白くなってしまいました。
(夜景らしくないので、これも絵画調の問題点かもしれません。逆に、この表現を生かすことも考えられます。)
【東京タワーの常識・非常識(3)】
「東京タワーは、1958年(昭和33年)に高さが日本一のタワーとして完成し、スカイツリー(2012年(平成24年)開業)に抜かれて、現在は日本で2番目に高い建造物です。」
このように書くと、東京タワーは、長らく高さが日本一であったと思いがちですが、
1968年(昭和43年)に、小笠原諸島が日本に返還されるに伴い、南鳥島ロランタワー(411.48m)ーと硫黄島ロランタワー(411.5m)に抜かれてしまいました。 さらに、1975年(昭和55年)に、対馬(つしま)オメガタワー(長崎県、454.83m)ができます。
このロランタワーやオメガタワーとは、海上船舶が安全に航行する為に電波を発信する塔のことです。
いずれも、GPS(全地球測位システム)の普及にともない役目を終えており、2010年(平成22年)に南鳥島ロランタワーが解体されてからは、東京タワーが再び、日本で1番高い建物に2年間だけ返り咲いています。
ただし、ロランタワーやオメガタワーは、支線式鉄塔(電波塔)でしたので、自立式鉄塔としては東京スカイツリーに抜かれるまでの約51年以上の間、東京タワーは高さが日本一でした。
増上寺の南にある「台徳院霊廟惣門」(たいとくいんれいびょうそうもん、重要文化財)を入れて撮影しました。
この門は、「ザ・プリンスパークタワー東京」の敷地内なので、明るく撮影できます。(三脚必要)
すぐ右側にある増上寺は真っ暗です。お寺なのでライトアップしていません。
(増上寺は、お坊さんが勉強する所なので、夜は静かに寝ることが当然です。)
GWの5/3~5/6の間、このダイヤモンドベール(特殊ライトアップ)が予定されています。
ダイヤモンドベールの点灯時間は、通常は20:00~22:00の2時間です。
GWが過ぎても、東京タワーのダイヤモンドベールはあります。
下の写真は、GW過ぎの5月のダイヤモンドベールです。写真では分かり難いのですが、全体が緑色です。
今年2013年は、5月10日(金)以降の金・土に予定されています。
東京タワー定番の撮影地である赤羽橋の交差点からの撮影です。
それ以外にも、今年の5月15日(水)は、「Jリーグ開幕20周年」記念して特別ダイヤモンドベールが点灯の予定です。
今年の5月分の予定は、東京タワーのライトアップスケジュールからの情報です。
今回の最後の写真は、昨年の6月に点灯されたダイヤモンドベールです。
今年の6月分のライトアップスケジュールは、5/1現在においては未定みたいです。
中央区の晴海埠頭からの撮影です。
東京タワーの上からの風景は、また別の時期にさせていただきます。
今回はこれで終了です。ありがとうございました。
次回は、別の話になりますが、できれば、GW中にもう一景を頑張ってを作りたいと思います。
皆様には、GW中は事故などには、お気をつけて、残りのGWも楽しくお過ごしください。
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