八月のお盆ですね。
お盆には、先祖の霊が子孫の元に帰ってくると言われますが・・
昔からショウリョウバッタはいつもお盆の頃になると姿を現すので、
先祖が姿を変えたものと考えられていた。
そのためショウリョウバッタは、「精霊ばった」と呼ばれるようになり、
精霊流しの精霊船に似ることからこの名がついたと言われています。。
ナスの枝に止まるショウリョウバッタ、まだ子供?。
ショウリョウバッタは、おもに背の低いイネ科植物が生えた明るい
草原に生息するが、都市部の公園や芝生、河川敷などにも適応し、
日本のバッタ類の中でも比較的よく見られ、食性は主にイネ科の
植物の葉を食べる。
頭部が円錐形で斜め上に尖り、その尖った先端に細い
紡錘形の触角が2本つく。
♀は、体が大きく♂の倍くらいあり、日本でも最大のバッタ。
他のバッタに比べると前後に細長いスマートな体型をして、体色は
周囲の環境に擬態した緑色が多いが、茶褐色の個体も見られる。
あなた様は、帰ってきたご先祖さまでしょうか??
秋海棠の葉陰から、こちらをジッと見つめるショウリョウバッタ。
お盆で帰ってきたご先祖さまから見られても・・
恥ずかしくないような生き方をしなくては。。(^_^;)
すごい雷が鳴っています。
ショウリョウバッタ=精霊バッタだったんですね。
小さい頃、お墓参りに行くと
母が「帰りに虫を採ったり殺生をしてはいけない」
と言っていたわけが分かりました。
バッタに限らず、虫や動物たちがもしかすると
ご先祖様の生まれ変わりかも知れないからですね。
日本人のそういう優しい思想はすごく胸に沁みますね。
日本人以上に日本のそのような情緒を理解していたのが、
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)だと思います。
彼から教わることはたくさんあります。
西洋人は虫の音も雑音にしか聴こえないらしく、虫を見たら殺すらしい・・
世界でも、日本ほど虫を愛でる国は無いと言われていますね!
小泉八雲もきっと、前世は日本人だったのでは?