庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

蟷螂生ず~カマキリの赤ちゃん

2024-06-06 09:58:35 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候の芒種の初候(6/5~6/9)は「蟷螂生ず」です。

去年の秋のうちに草木等に産み付けられた卵嚢から、小さなカマキリ
の赤ちゃんが次々に生まれてくる頃です。

庭先の葉の上に、生まれて間もない小さなカマキリの赤ちゃんがいた。

はて?、農作業の目安とされている七十二候にカマキリが登場するのは
何故なのでしょう?。

それは、カマキリは稲や野菜には手を付けずに害虫を捕らえてくれる
最強の害虫ハンター、ありがたい益虫だからかも知れません。

まだ小さなカマキリの赤ちゃん。

 ♪害虫退治に 使命をかけて~ 

   帰って来たぞ 帰って来たぞ カマキリマン~ 

小さくてももう立派にカマキリの姿をしており、これから一匹で
餌を獲って厳しい自然界を生き延びていかなくてはならない...。

 蟷螂や 生まれてすぐに ちりじりに  <軽部烏頭子>

カマキリさん、今年も拙庭の害虫駆除よろしくネ! 。

 

ユズの葉っぱの上で葉っぱをモグモグ食べる何やら怪獣モスラ?
のようなイモムシがいた。

オッと、これはアゲハチョウの幼虫(中齢)ではないか。

アゲハの幼虫は外敵の野鳥などから食べられないために、
わざとこんな鳥の糞?(笑)のような擬態をしている。

アリさんと対決!?。

 

こちらはハエだけど、青緑色の綺麗なメタリックカラーの
マダラホソアシナガバエ。


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