庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

経時観察~酔芙蓉の花色変化

2022-09-14 09:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

毎年開花を楽しみにしている庭の酔芙蓉の花、今年は開花が遅れ
ていたが漸く咲き出した。

この花の魅力は何と言っても朝純白で咲いた花が、時間の経過と
ともにだんだんお酒に酔ったように薄紅色から紅色へと変わって
いく花色の変化です。

そこで、時間の経過とともに変化する花色変化を観察して見た。

昨日朝7時、咲き始めはまだ汚れを知らない素面で純白ですね。

 

午前11時、ほろ酔い状態ほんのりと薄紅色に色づき始めた。

ほんのり薄紅色に色付いた頃が、純真な乙女の恥じらいを
見るようで一番好きです。

午後2時、酔いが回ってちょうど良い感じ。

 

午後5時、もうすっかり出来上がって酔いつぶれ?状態。
紅に染まって萎みかけています。

 

今朝7時、梅干し婆さんのように萎んじゃってます。

酔芙蓉の花色変化が何故?おきるのかといえば、花の細胞内にある
アントシアニンという色素の量が時間によって増えるためですが・・

花色の変化する時間帯はその日の温度によって異なり、花開いてから
気温が25度以上になると順調に進みますが、気温が低いと・・

それだけ紅くなるのが遅れてなかなか色付きません。

昨日は昼の気温が30度以上と暑かったので順調に色づいたようです。

つまり、気温の高さはお酒のアルコール度数と同じ!?で高いほど
早く酔っ払って花色の変化も早く進むようです。(笑) 

お酒もほろ酔い加減で止められたら一番なんですがネ (^_^;)。。


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