庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

立春~東風解凍、風待草って何?

2021-02-03 09:15:38 | 日記・エッセイ・コラム

今日2月3日は、二十四節気のスタート「立春」ですね。

七十二候、立春の初候(2.3~2.7)は
東風解凍(はるかぜこおりをとく)」です。

東から吹いてくる風が厚い氷を解かしていく時期という意味。

「東風」とは「こち」とも呼ばれて春風のことで、
春のそよ風というにはまだまだ冷たい風ですが・・

この風が吹くと寒さも緩んできます。 

でも春風というのは南から吹く暖かい風のはずなのに、
なぜ東風というのでしょうか?

それはもともと、七十二候が中国から渡ってきた暦である
ことの名残と言われています。

中国の陰陽五行の思想で、春は東を司る事から東風と呼ぶ
そうです。

春告草(はるつげぐさ)と言われていますが・・

東風を待って咲くので風待草(かぜまちくさ)とも呼ばれ、
昔から春は東からやってくると信じられていました。

春告草や風待草って、いずれも春の到来を待ちわびる人々の
気持ちが伝わってくるような風情のある言葉ですね!。。

公園の丘の陽だまりで、東風を待って馥郁たる香りを漂わ
せながら咲き香る風待草にメジロが来ていました。

紅梅とメジロ。

春告鳥のウグイスだったらベストの組み合わせですけど・・

梅とメジロも良い組み合わせですね!。

 

白梅とメジロ。

メジロは花から花へチョコチョコと動きまわって、
一時もジッとしていてくれないので撮るのが難しい・・


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