秋の野でよく見かける蓼(タデ)の花ですが・・
花が小さくて目立たないので、どんな花が咲いているのか?
普段はあまり気にもせず良く観たことがなかったけど、
近づいてマクロで拡大して覗いてみると・・
とっても優しいピンクの綺麗な花です!
蓼(タデ)の花。
蓼(タデ)は茎や葉に辛味があり蓼虫(タデムシ)と呼ばれる
虫だけしか食わない事から蓼(タデ)食う虫も好きずき、など
と言われ世間ではあまり良いイメージの無いタデですが・・
辛くて苦い蓼を好んで食べる虫がいるように、人の好みも
多様性に富んでいるということ。
蓼(タデ)食う虫も好きずきとは、人の好みはそれぞれで
違いがあるということのたとえです。
一般に他人の悪趣味について言うことが多い言葉ですが・・
人の好みは様々なのだから、自分の趣味から推し計って他人の好み
について、いちいちとやかく言うことはできないのだろうと思う。
蓼食う虫も好きずきというので蓼虫しか食べないのかと思えば・・
見ているとこの蓼の花にハリカメムシが扱蜜に来ていた。
上が成虫で下が幼虫、どうやらこのカメムシ親子
には好かれてるようです、
ホソハリカメムシの幼虫。
こちらは子供?
じーさんは食べたことはありませんが、実は人間も
刺し身のつまや蓼酢として食べているらしい・・
やはり、蓼食う虫も好き好きなんですね!(笑)