庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

夏枯草生ず。

2014-12-25 22:18:43 | 日記・エッセイ・コラム
多くの草木が枯れてゆく、冬枯れの中で夏枯草のみが、みどりの芽を出し
始める。

夏枯草は、夏に一足先に枯れてしまう、うつぼ草の事で冬に周囲の草木が
枯れていく中、この草だけが若い緑を見せる姿は、自然が動いている証で
あり、本格的な寒さはまだこれからだが、次の季節が近づいている兆候で
もある。

庭の植物たちも今は冬枯れで一番寂しい季節だが、寒さの中でも日本水仙
やガーデンシクラメンなどが頑張って咲いている。

そんな中でもこぼれ種から芽を出したショッカサイや、秋に種を蒔いた
花菜は、今年も芽を出し着実に育ちつつあり、やがてくる花咲く春の訪れ
を静かに待っている。

ガーデンシクラメンの花。


ガーデンシクラメンは、耐寒性のあるミニシクラメンの系統を選抜し、
「ガーデンシクラメン」として売り出したのがこの種類のシクラメン
の始まりで、ガーデニングブームの波に乗り流行し、全国で生産が始
まり、瞬く間に普及したもの。
コメント
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