斜面を農地にした場所が多い 長崎では、アチコチで棚田が見られます。中でも 先日出かけた長崎市郊外の棚田の他に、”美しい=観光資源になりそうな”田んぼが、県内に計6ヶ所あるようです(案内板によれば・・・)。
地獄タマゴの雲仙へ行くのに、時間短縮をねらって 裏道を突っ走ったのですが、丁度 千々石(ちじわ)の棚田が見下ろせる展望台を見つけたので、休憩しました。
標高1000mを越す雲仙の中腹から、海に面するところまで ずらりと並んでいる田んぼ。もう半分は稲刈りが終わっていました。
こういう場所で作られる棚田米ですが、「農地の近くに人家が少なく、生活排水が流れ込まないこと」や「寒暖の差が激しい斜面の方が美味しくなる」ということで、ブランド化しつつあります。 これに「無農薬」だとか「カルガモ農法」が加わると、向かうところ敵なしで、すでにそういう米が高値で取引されているようです。
この棚田で収穫した米を、地元の直売所で売り出すのももうすぐらしいので、アンテナを張って待っておこうと思います。