変身ネコをパスした後は、雲仙の観光名所 「地獄巡り」をしました。遠くからでもイオウの臭いがして、蒸気がモウモウと立ちこめ、これから冬にかけて 貴重なホットするスポットです。
地獄巡りをすると、なぜか食べたくなるのが、地熱で蒸した「温泉たまご」。こちらには「雲仙地獄たまご」と紹介されていて、半熟卵や 箱根の黒たまごと区別されています。
作り方は至って簡単(高温蒸気が吹き上がる場所に、生玉子を置くだけ)ですが、地獄エリアは環境省の管理下にあるので、自炊は?出来ず 許可されたヒトしかタマゴが出来ません。だいたい おばあさんが売っているので、今回も8個500円で購入しました。眺めの良い展望台で、最近雲仙にも増えてきた 中国韓国系のおしゃべりをBGMに、全部ぺろりといただきました。
とはいえ 日本人観光客が減っているので、たまご以外に 「地獄鶏(鶏の蒸し焼き)」や「地獄鯛(鯛焼き)」、「地獄炊き込み御飯」などの野趣溢れるメニューも考えられそうですが、何せイオウの臭いがきついので、商品化までは至っていません。今後に期待したいものです。
さて元々雲仙まで登ってきたのは、久しぶりに温泉に入りたいから。唯一白濁しているお湯に浸かれる「小地獄温泉」へ移動し、男女別に分かれました。
「小地獄」は いわゆる公衆浴場ですが、建物が立派で、場所も町から離れているためか、地元以外の客が多くなっています。また源泉が90度もあるので、そう長くは浸かれません。そんなハンデを増幅するように、6歳と4歳のチビ2人を同伴して 男湯にはいると、リラックスとはほど遠い状況でしたが、なぜか長々と入浴できてしまいました。
ほかほか暖まった後は、もちろん牛乳(僕はコーヒー牛乳)に決まっていて、シースルーの自販機で買い その場で飲み干しました。
来月は紅葉が始まるので、また遊びに来ようと思います。