そもそもシーズン真っ盛りの北海道に出かけたのは、チビ1号のバースデー割引が4人分使えたからです。
しかも今回ジャンボの2階席がとれたので、彼らはハイテンション。出発前に何かとこの話題を出せば、背筋が伸びてシャキッとなりました。
雲の上ではアテンダントから、小さい飛行機をもらい上機嫌。結局往復で6機も揃え、狭いわが家はいま、空港のようです。
そもそもシーズン真っ盛りの北海道に出かけたのは、チビ1号のバースデー割引が4人分使えたからです。
しかも今回ジャンボの2階席がとれたので、彼らはハイテンション。出発前に何かとこの話題を出せば、背筋が伸びてシャキッとなりました。
雲の上ではアテンダントから、小さい飛行機をもらい上機嫌。結局往復で6機も揃え、狭いわが家はいま、空港のようです。
先週お休みして、北海道で「はなたび」してきました。
夏にお邪魔するのは5年ぶりで、いつものようにガイドブックは持たず適当に廻ったのですが、それでも期待以上に花や緑は輝き、どこまで駆けていっても終わらない大地は魅力的でした。
画像が900枚もあり、だいたい20回ほどのレポになると思いますので、気長に読んで下さい。なお冒頭の写真は、美瑛の丘です。
ネタが時間に追いつかないこの頃ですが、今回はお盆の墓参りで立ち寄った場所のレポートです。
我らが国見町神代(こうじろ)地区の1年後に、国(文部科学省)から伝建地区に指定された佐賀県鹿島市の、浜宿地区へ立ち寄りました。ちゃんとホームページもあり、パンフも揃っていて、1年前から狙っていたのです。
町作りセンター?兼案内書になっている、旧酒蔵の方にいろいろと教えてもらい、約300m程の通りに3軒もある醸造所などを眺めて歩きます。醤油屋さんもあり往時の繁栄ぶりを想像します。
お土産に頂いた、韓国キムチ。
僕が持ち帰っていた頃(20世紀後半)は、サランラップのお化けでグルグル巻にしてあったのですが、今はあっさりアルミのパック詰めになっています。
これなら臭いの問題も解決し、不必要にかさばることもないので、バッグの容量と相談して今までより沢山のキムチ(・・・・でなくてもいいけど)を買ってこられますね。
そういえば東京名物の”くさや”も、パックにすればお土産に出来るかも知れません(もうなっているかも知れないけど)。
かもめ食堂ですきっとした後、これまた評判の高いユナイテッド93を見に行きました(いわゆるハシゴ)。
映画館はいつも「ひとり」と決めているので、2軒でも3軒でも気楽に見られます。
舞台は言うまでもなく9.11で墜落(衝突)した4機のうち、唯一建物につっこまなかった1機のストーリーです。
個人的な見所は、実行犯とされる4人の異様な緊張感、更に使命感が痛いほど迫ってくるところ、それに命は助からないと悟った乗客達の表情と、実行犯に向かっていくまでのプロセスだと思います。
また、あの事件から5年も経っているのに、当時の管制側の対応が未だに不明瞭なことと、たった5年しか経っていないのに、「時代考証」的なCGを多用しないと映像が成り立たなかったことも、衝撃的でした。
そして最後に、この映画を見た翌日のフライトがとても不安でした。帰宅してから見るんだった・・・・。
「でべそ」、「食いしん坊」、それに「建築屋」がいま一番見に行くべき映画は?・・・・それはもちろん、長崎セントラル劇場で上映中の「かもめ食堂」だと思います(~9/8まで)。
そんな堅苦しく考えなくても、すでに前売り券が完売しているのは、あの「ケド戦記」とこの作品だけなので、皆さん気になっていたのでしょう。平日の夏休みに出かけたのですが、結構混んでいました。
北極圏に近い、フィンランド:ヘルシンキでのオールロケしている邦画であることや、そもそも何で現地に身よりもない女性が、ひとりで和食の店を開いたかなど、謎?や疑問?が山積するかもしれませんが、まあフィクションなので、この際どうでもいいようです。
僕もストーリーより、「転校生」以来ファンの小林聡美に加え、「片桐はいり」や「もたいまさこ」といった個性派揃いの面々に惹かれて見に行ったので、食堂が長崎だろうがヘルシンキだろうが余り関係無かったのですが、やっぱり画面でもヘルシンキの名所はほとんど出てきませんでした。
イッタラという世界的に有名なご当地メーカーの食器がやたら出てきて、料理までが美味しく見えるのはショウガナイにしても、頻繁に美味しいそうなコーヒーが出てくるので、昼食前の鑑賞はご用心。今回朝一番の上映だったので、終演後すぐにスタバに駆け込みました。
理由は言えません(ネタバレするので)が、背筋が”すきっ”となるよい映画でした。
6日間よそに出かけて、遊んでいました。
久しぶりに訪れた場所や、お会いする人がいて楽しく充電できましたので、少しづつアップしたいと思います。
ちなみに写真の牛にも会いたくて出かけました(どこの牛でしょうか?)。
8月も下旬になると、そろそろやって来ます。そう、果物の季節が・・・。
となるとわが家は、ほぼ毎週「お気に入りの場所」に通い始めることになり、今年も早速第1回目の探索をしてきました。
お気に入りの場所=それは大村のハズレ、福重地区です。ここには今が旬の「なし」「ぶどう」「メロン」、それに「りんご」「みかん」「いちご」など、とにかくフルーツだらけで、地元では”フルーツの里”と呼ばれています。
で、今回は出始めたばかりの「幸水」という梨を目指してドライブ。3年間通って?いる果樹園さんへお邪魔し、知り合いへのプレゼント発送と、自分たちの分も購入しました。9月にはいると更にみずみずしい「豊水」も出回るので、楽しみ楽しみ。
そんな買い物を終え、すぐそばにある直売所へ出かけると、今度は生メロンジュース(限定50杯)を発見。おねえさんに聞いてみると、「あと2杯で終わりです」とのことで、チビ2人、ケンカせずにジュースにありつけました。更に名物のアイス(今回はイチジクをゲット)まで味わい、みんな満足するドライブでした。
先週は全国的にお盆だったので、わが家もこの時期の大イベント=墓参りを挙行しました。墓参りのあまりの珍しさに、諫早を出発したとたん土砂降りの大歓迎。クルマの高速ワイパーが役立たない状況でしたが、次第に天気も回復して、無事「累代の」地:佐賀へ出発。
せっかくドライブなので、初めて国道444号などを経由しましたがそのレポは後にして、昼過ぎに約1年ぶりのお墓へ到着。身近にない「熊手」や「ひしゃく」を持たされたチビ2人が、大喜びで掃除を始めてくれました(そしてすぐ飽き、セミとりを始めました)。
さて本来の目的を果たしたら、これまた年1度の昼食を楽しむためだけにお邪魔するホテルへ。途中、道草を食いすぎて普段(といっても年1回)のランチバイキングは終了、かわりにランチコースを頂きました(こちらも充分美味しいです)。
その後、親戚の家にご挨拶に行き、帰りはETC通勤割引利用で、高速道路を突っ走りました。途中のサービスエリアでは、なぜだか安いガソリンを求めて、スタンドに長ーい列が出来ていて、この時期の帰省ドライバーに同情するのでした。
昼休み、水の都:島原の夜の歓楽街=昼は無人街を歩いていると、ヘンテコな井戸を発見しました。「百聞は一見に如かず」で、元々井戸のポンプがあったのを、邪魔だから?取り外して水道栓に取り替えているのでした。あははは。
この場所は地域の氏神様が奉られている建物の目の前で、恐らく神さまも「最近のわけーもんは・・・・」といわれているのだと思います。
昼食時にあてにしている弁当屋さんが「夏休み」なので、普段はメニューすら知らなかった近くの中華屋さんに出前をお願いしました。4日間のメニューをただ並べただけですので、あしからず。
1日目(トップの写真)は精光園の「スープビーフン=漢字表記は湯米粉」。以前熱狂的なファンが事務所内にいたということで、リクエスト。想像したよりあっさりスープで、ボリュームも満足満足。
このお店、以前こんな風に記事にしていましたが、まさか出前を取ることになるとは・・・・。
2日目は紅龍のえびチャーハン。これまた事務所の前任者がよく食べていたらしいので注文しました。噂よりも油が引いていて、美味しく食べられました(当たり前か)。
さて3日目は、また精光園に逆戻りして、「五目そば」を注文。すると店の人から何度も「チャンポンの間違いでは?」と繰り返されましたが、メニューに載ってますよ!と押し返して相手も納得。無事12時にありつけました。僕の貧困な想像力では、どうしてもチャンポンに見えてしまいましたが、麺はうどんのように太く、不思議な感じ。何事も経験です。
最後の4日目は、別に義理立てするわけではなりませんが2度目の紅龍。昨日のこともあったので「五目そば」を諦め、ワンコインで食べられる「チャンポン」にしました。いきなりトッピングに胡椒があってちょっとビックリでしたが、味はスタンダードで美味しく、何度でも頂けるものでした。
来週からはなじみの弁当屋さんが営業再開するので、中華巡りは暫くお預けです。次は正月にもレポします。
プチ桃狩りのあと、場所をかえ、生まれて初めての蕎麦打ちをすることになりました。しかし、チビ2人もやる気満々だったので、わが家のメインシェフを加えればすでにスタッフ3名。・・・・ということで僕は手を出すこともなく、記録係になってばかりでした。
すでに計量を終えた素材が揃えてあり、コーチの元で8割蕎麦の作成?調理?開始です。そば粉を混ぜるのはチビ達の独壇場で、暫くママゴトしてもらい、「へそ出し」などを無事クリアして、麺棒で延ばす前の段階まで来ました。
要所要所で、素人が失敗しそうなところをコーチが実例で解説してくれながら割とスムーズに進んでいく蕎麦打ち。
やっと規定?の大きさまで伸びたので、おとぎ話の鬼婆が使いそうな「蕎麦包丁」で切り分けます。ハッキリ言って僕が参加したのはここだけ。でも、この蕎麦切りが一番神経を集中するらしく、参加者全員、一番時間が掛かっていました。わが家の場合、チビのお手伝い付なので、一番最後まで切っていました。ちなみに全行程はこんな感じです。
そうやって出来上がった不格好な蕎麦、でも予想通り、とてもコシがあって美味しいざるそばに生まれ変わり、あっという間に胃袋へ。
今回は手取り足取りの蕎麦打ちでしたが、蕎麦打ちにはまる男厨の気持ちが少し理解できました。
下界は毎日快晴続きですが、標高が1482m(平成新山まで測ると)もある普賢岳は、雲やガスがかかって、よく見えない日もあります。
そんなある日、山頂まですっきり晴れ上がった普賢さんを眺めながら、半島を1周する機会が(仕事で)あったのでカメラに納めてきました。
行き先が南串山方面だったので、帰り道、国民休暇村のある諏訪の池を通っていると←こんな風に見えます。それにしても梅雨の間に水量が増している気がしました。
更に島原へ近づくと、西有家付近からはこんな眺め。ちょうどクルマが島鉄の線路をまたぐ瞬間でした。山のボリュームが周囲を圧倒しています。
最後は災害のとき何度もアナウンスされた「水無川」付近からパチリ(トップの写真)。心ならずも、災害で人家が消滅したお陰で、ここからの普賢岳が一番美しく見えてしまいます。
ここまですっきり晴れていたのですが、夕方にはさっさと雲に覆われてしまう、恥ずかしがり屋の夏山の紹介でした。
■ごあいさつ■
どうでもいいことを、日記風に記録する便利ツール=ブログを始めて2周年(旧館含む)になりました。
これも、つたない記録におつきあい頂いている皆様のおかげです、ありがとうございました。
ブログのお陰で、年中「ネタ」を探して歩く・・・・という習慣が身に付き、また物事をストレートには発信しないという癖もつき、更に他人が発信するのニュースも少し掘り下げてみられるようになった気がいたします。
というわけで、今後もしばらくは、この調子で続けてみたいと思う駆け出しブロガーでした。
ある記事かブログかに「凄い本に紹介してある参考図書は、必ず読む」と、「ほとんどハズレがない」と書いてありました。これはある意味正鵠のようです。
そういうわけで読み始めたのではないのですが、ピンカーの「人間の本性を考える」やドーキンスの「利己的な遺伝子」「盲目の時計職人」などで参照されていた、ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」は、中学か高校くらいに読んでればなー(といっても、そのころは発行されていませんでしたが)と思う「凄い」本でした。
著者は「なぜインカ帝国がスペインから滅ぼされ、その逆ではなかったか?」や「4大文明発祥地の中国が、今ではヨーロッパの後塵を拝しているのはどうしてなのか?」などという、「夏休み子ども電話相談室」的な疑問を丁寧に解いていきます。素朴な疑問は、いつまでも大事に保管しておく必要があるのですね。
特にインカ帝国の皇帝:アタワルパが、白昼堂々あっという間に捕らえられ、その後わずか数百人のスペイン人が数百万の国を征服出来たというくだりは、当時の記録が正確に残っていることもあり生々しく再現されるなど、本論以外のエピソードも盛りだくさん。ちなみにこの本、ピュリッツアー賞受賞作でした。
また同じ時期に読んでいた長崎出身の作家:カズオイシグロ「わたしを離さないで」では、遠いどこかの国の出来事と思っていたら、最後は現実に引き戻されるという不思議な浮遊感覚を味わうことが出来ました。
史上最高の財務長官と称されている人の書いた「ルービン回顧録」は、意志決定時に「リスクを伴う」方を選んでいき、7時間以上睡眠がとれないとダメで、大統領からの電話を「釣りの途中だから」断ろうとしたことも書いてある本です。かなり正直で具体的な記載が多く、大統領回想録よりは面白いと思いました。