山に登って、星を見る

山登りは、やっぱりきつい
でも、また登ってしまう
星空観察は、夜更かししてしまい寝不足になりがち

身の危険を感じながら、御鉢を渡る

2014-04-05 04:25:00 | 登山
高千穂の峰を登る途中
たまにこのような赤茶色の軽石のようなものがある
これはなんだろう?
新燃岳の方から跳んできたのであれば
色がこれだけ違っていて
不自然である

もともと
高千穂の峰の山肌は
全面
このような赤茶色であった

ところが!
3年前の新燃岳の噴火によって
山の色が随分変わってしまったのである

新燃岳の噴火により降り積もった火山礫の上に
そのあと
もともとの高千穂の峰にあった岩が崩れ落ちて表面に落ちている
と考える方が自然であろう

実際
風によって表面の火山礫が飛ばされてもともとの赤茶色が出ている所があったここにも


さて
現在、御鉢の縁をまわっている途中であるが
先ほどまでの快晴だったのに
残念ながらガスが出てきた

しかも強風であるこの写真でいうと
左から右へ
かなり強い風が吹き始めた先ほど述べたが
右手は御鉢の火口があって150メートルくらい窪んでいる
落ちると途中で止まりそうにない

しかも
御鉢の縁はますます
馬の瀬のように細く尖ってきた横風が時々
強烈にザックを引っ張り
よろめく
けっこうキツイ

先ほど子供連れの親子を追い越したが
このあと
ここを通過するはず
大丈夫かな?

あまり右の縁近くは寄らないようにして進んでいく
正面に
左から右へ流れるガスの隙間に
本峰が見え隠れしているとにかくすごい風の中
身の危険を感じながら
進んでいった

「ん?これはなんだろう」もうすぐ
御鉢の縁から脱出鞍部に入った
「ふーっ。」何とか
強烈な風の中、御鉢の縁を無事に通過

後は標高差160メートルの最後の登りを残すのみとなった

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