山に登って、星を見る

山登りは、やっぱりきつい
でも、また登ってしまう
星空観察は、夜更かししてしまい寝不足になりがち

噴火によって遮断された登山道

2014-10-07 06:10:00 | 登山
もう一つ説明看板があった平成新山に埋まる前の普賢神社と屏風岩噴火した当時
新聞の第一面に、これと似たような写真を見たことがある
普賢神社のすぐ近くで噴き上がっている
実に迫力のある写真ださて
我々は『立岩の峰溶岩ドーム』を過ぎて
『普賢岳溶岩ドーム』に達した説明看板によると
6000年前に出来た溶岩ドームの上を歩いているため
地図で見て想像していたよりも起伏が大きい時より左側に『平成新山の溶岩ドーム』が見えるこちらの溶岩ドームは新しいので植物遷移が進んでいない

これから向かう所は『霧氷沢』
ルートから少し離れていて若干寄り道する必要があるが
地図で見る限り
『平成新山溶岩ドーム』に再接近する地点だ次第に近くなってきた
あの
モッコリした岩が目印であるS教授、元気である


以前、S教授と話したことがある

『今度、山登りするならどこがいいですか?』

『霧島連山の中岳がいいなぁ』
とS教授は答えた

霧島の新燃岳は
3年前の2011年1月に大噴火を起こしている
噴煙は上空7500メートル達して
50km離れた我が家からも、その噴煙の様子は良く分かった

その時
噴火警戒レベル3まで引き上げられ
それ以降しばらく
霧島の韓国岳から新燃岳を通り中岳までの縦走が入山規制により出来なくなったのだ

それが一昨年の7月にレベル2まで引き下げられた
レベル2になると火口周辺規制である
新燃岳火口から半径が2kmから1kmへと小さくなった

その新燃岳を一番間近に見ることができるのが中岳である

ただし
その中岳は途中までしかまだ行けないのだ!

確かに中岳山頂は新燃岳火口から距離は1km以上離れている
ところが
高千穂河原登山口から登るのだが、中岳山頂のかなり手前で今でも立入禁止になっているのだ

まあ
いま御嶽山噴火で多数の登山客の尊い命が犠牲になったばかりである
それを考えると仕方ないかなぁ

そこで
中岳の次に近くの山、と言うことで
今度は高千穂峰が候補に上がったのだが
いまだに実行されていない

そしてある時
私がS教授に

『もし火山を見るならば、雲仙普賢岳はどうですか?』

S教授ものって来た

そして
今回の山登りに至ったのである

もうすぐ着くかな?S教授は更にペースを上げた好奇心の塊のようなS教授
私が終点に着いた時には、高い所にのぼってすでに写真を撮っていたまるで
我々の進行を阻むかのように説明看板が立っていたここは『霧氷沢』
名前のとおり、霧氷がよく見られるらしい

霧氷は過冷却された霧や雲が、風にのって木の枝などに吹き付けられ、その衝撃で一瞬のうちに凍りついたもの更にこの看板
興味深いものが書かれてあった
『×』マークが平成新山に埋もれた旧登山道であるここに到着する前の疑問があった

『普賢神社は、どこにあったのでしょうか?』

『おそらく普賢岳溶岩ドームに埋もれてしまっている所だろう』
と言うような答しか戻って来なかったのである

地図を見ると
『地獄跡火口』とか
当時の新聞で何となく聞き覚えのある地名が出てきた

『普賢池』と言うのもあったようだ

その説明看板の先にはこれ警戒区域による立入禁止の柵がある
火山ガスや崩落等の危険があるため立ち入りを固く禁止されている

ぎりぎりの所まで行って
『普賢神社』があった方向を撮影してみた

さて
『霧氷沢』をあとにして、今回の登山の最高地点『普賢岳』へ向かう

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