今年3月31日に運航を終了する(4月1日に廃止)三江線
広島県三次市の三次(みよし)駅から島根県江津市の江津(ごうつ)駅までの108.1km。
本州で、100km越えの全路線廃止はJRになってから、初めてだそうです。
三江線は江の川に沿って運航されるから「江の川鉄道」と、
愛称で呼ばれていました。
山裾を江の川に沿って走る列車に、以前から乗ってみたいと思っていましたが、
昨年は都合がつかず、冬には豪雪で運休になり、やっと運航されたけど、
廃線を名残り惜しむ乗客が多くて、3月中旬に増便されても、
1日5往復しかなく、座れないほどの多さだと聞いて、諦めていました。
乗れなくてもいい、沿線と駅を訪ねて記憶に残しておこうと、
主人と朝8時前に自宅を出発しました。
三次から粟屋駅までは、訪れたことがあるので、
最初の駅は長谷駅
午前中は2便午後は3便で、他は通過します。
秘境の駅と呼ばれている所以だとか
一級河川の江の川
各駅に付けられている神楽の名称
周囲には民家が殆ど見当たりません。 駅はこの上にあります。
狭い道路を離合待ちしながら、山裾と川の間を通過します。
船佐(ふなさ)駅
地元の住民が「ありがとう 三江線」の小旗を持って、集まっていました。
通過時刻は下り9:00上り10:22で、現在9時40分だから、上り下りの列車に旗を振られたのかな。
次の駅、所木(ところぎ)駅に行こうとしたら、長谷駅で撮り鉄していた車の人が「通行止めです」
と引き返してこられた。
で、踏切を通過してすぐの狭い橋を渡ることに、両端がすれすれに・・・コワイ。
渡って、ナビで見ると、次の駅の所木駅は、今渡ってきた橋の向こう側にあった!
また、恐々渡って引き返すことなりました。
所木駅は道路の上から見て、信木(のぶき)駅に
信木駅は、江の川の傍にある小さな駅
式敷(しきじき)駅 以前は2本線路があったのでしょうか。
式敷駅は駅前も広く、商店もあり駅らしい雰囲気でした。
のんびりしていたら、天空の駅宇都井(うづい)駅に列車が通過する時間に間に合いそうも
無くなりました。ここでの時刻は10時10分です。
宇都井駅を列車が通過する時刻は、11時09分、まだ途中の5駅は行っていない、
宇都井駅は、必見の駅!
全部は無理だ!!と香淀(こうよど)駅の前をカメラに納めて急ぎました。
おしゃれな香淀駅
作木口(さくぎぐち)駅、江平(ごうびら)駅、口羽(くちば)駅、伊賀和志(いかわし)駅は
通過、一路宇都井駅に11時に着くように走って貰いました。
(2)に続きます~