金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
紅ズワイガニとズワイガニ、高岡市末広町『魚人』で考える。
北陸以西ではズワイガニの解禁日は11月6日なので、この時期、多くの飲食店で「カニ」が出され始めます。でよくわからんのが、「紅ズワイガニとズワイガニはどう違う?」です。親戚ではあるけど別のカニみたいですね。
11月6日に解禁になるのはズワイガニ、紅ズワイガニは夏場の6月~8月の禁漁期間以外は通年捕獲されます。一番わかりやすい違いは、ズワイガニは茹でると赤くなるけど、ベニズワイガニは茹でる前からもともと赤いということでしょうか
この時期に金沢の街のおでん屋でよく出されるのがズワイガニの雌である「香箱かに」です。内子(卵巣)、外子(卵)も喜ばれます。雄のズワイガニ(香箱蟹よりサイズもでっかい)は、高級店や専門店で供されます。当然値段も張ります。街の普通の居酒屋で出される大きな手足の長いかには「紅ズワイガニ」ですね。仮にズワイガニの雄が2万円とするなら、ベニズワイガニは4千円くらいでしょうか。値段に差があります。香箱蟹はベニズワイよりもう少し安価です。
問題は、だからと言って紅ズワイガニがまずいのか?です。決してそんなことはありません。ゆでたてホカホカをほうばれば、「カニってこんなに甘かったんだ」と実感します。カニ酢など不要です。塩水で茹でただけで、この上なくおいしいです。
解説は以上で、ここからが本題。
昨年に続き、高岡の『魚人』にカニを食べに行きました。店頭には、この時期に「新湊浜直送 ほっか、ほっかのカニ」と朱書きの大看板がお目見えします。これ見るともうすぐ冬やな~と思います。
「カニ」としか書いていないところが、正直者です。だって、ニュースでさんざんズワイガニ解禁と聞かされた直後なので、出てくるカニはズワイガニだと普通、思い込みますよね。
今年も先日行ってきました。二人でカニを2杯、刺身を数種類、ビールと酒をたらふく飲んで19300円でした。納得の価格です。ズワイガニの雄なら、こんな値段では決して食べられません。
今シーズン、あと2回は高岡遠征したいなあ。
食べるのに夢中で、写真撮り忘れたんで、昨年のものを載せます
« 泉が丘2丁目... | 富山県水墨美... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |