きままなドライブと写真、そして映画

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ハードディスクな日々

2018-07-24 22:41:10 | Weblog




今回、外付けHDDがこわれたが、データは100%復元されて戻ってきた。

これを機にバックアップ体制を考えた。
RAID2が万全ではあるものの、とりあえずHDD2台で済むRAID1でやることにした。
RAID1は、2台のHDDにまったく同じ内容を自動的に書き込むことで、1台がこわれても、同じ内容の1台が残るというもの。
ただ、2台のHDDを同時に使い始め、同じ稼働時間で同じように消耗していけば、同時に寿命がくる可能性がある。
それで、例えば2年経ったところで、1台を交換し、残りの1台と時間差を設けて同時寿命のリスクを回避しようと思う。
2年ごとに必ず1台交換するようにすれば、大丈夫のような気がする。

さて、RAID1の設定である。
そもそもHDDのフォーマットで、MBR形式NTFSとGPT形式NTFSがあるなんて、素人が知るわけがない。
GPTでやるべきところ、MBRでRAID1まで設定を終え、データ移行の途中で気がついた。
4TBになってないといけないのが2TBにしかなってない。
やり直しの処理を素人判断で安直にやったのがまずかったのかもしれない。

「ディスク構造が壊れているため、読みとることができません」とのショッキングなエラーメッセージが突然現れた!!!
買ったばかりのHDDなのにディスク構造が壊れた???!!!
がっくり落胆しながらも、ネットでこのメッセージの対応を書いている記事を探しまくる。
コマンドプロンプトcmdを起動し、cskdskというコマンドで修復するということでなんとか解決。
「ああ、よかった」と安堵しながら、移行途中で残ったデータをいったん削除しようとしたら、今度はアクセス権限がないと拒否された。
紆余曲折しながらも最終的にはなんとか無事RAID1スタート。

RAW以外のデータを収めている外付けHDDからRAID1へのデータ移行が14時間。
RAW専用の外付けHDDからRAID1へのデータ移行が16時間。
USB接続が3.0でなく2.0のせいか、とにかく長い!
毎日、一日中データ移行しているような気がする。

この際だからと、前のこわれたPCから取り出したHDDのデータ復元にもチャレンジ。
以前使っていたHDDとPCをつなぐ機器がこわれていたため、買い直し。
いざ使おうとすると、SATA専用で、復元しようとするHDDはIDEだった。
せっかくその気になっているので、IDE用の接続機器を購入した。
ジャンパーピンをマスターにするとか知らないことが出てきたりしながらも、とにかくHDDの中身が見れるようにはなった。
フォルダというフォルダを次々に開いて見ていったが、期待していた初期のRAWデータなど、結局ほしいものは何もなかった。
かつて、大事なデータは日々夜遅くまで煩雑な作業をして取り出していたのを思い出した。
廃棄していいことがわかっただけでもよしとしよう。

RAID1に集約したデータを今度は外付けHDDでバックアップする。
ここで再び、RAWデータは16時間、RAW以外のデータは14時間で移行。
フォーマット形式をNTFSでなく、FAT32でやってしまって、フォーマットをやり直すなどの余計な時間もかかった。
この数日間、延々とHDDとの日々が続いている。

なお、エクセル、ワードなどの、写真以外のデータは、NTTのクラウド「フレッツ・あずけ~る」でバックアップすることに。
日々動きのあるデータは、週2回自動バックアップする設定にした。
5GBまで無料だが、現状使用3GBなので十分余裕だ。

写真で一番ボリュームの大きなRAWデータについては、従来通り、昔のものはPCにつながず、箱に入れて保管することにした。
必要な時だけつなげる。
実際、2009年4月~2015年12月のRAWデータを収めた2TBの外付けHDDは、箱に入れて保管してきた。
そのHDDは2016年1月以降箱入り状態になっており、今回PCにつないで内容確認したが、問題はなかった。
今回チェックすると過去のHDDのクラッシュで消失したJPEGもけっこうあり、奈良、京都などもう行けないところばかりなので、このRAWデータでJPEG復元作業をしようと思う。
その前に新しい外付けHDDを買って、データを移行しといた方がいいかもしれない。

初めて奈良の長谷寺の桜を撮りに行って大感激の写真がHDDがこわれて消失したが、その後毎年訪れているので、消失のショックは今は全然ない。
写真は基本的には自己満足の世界であり、自分が死んだあとに見る人はいないので、一部消失しようと自分以外ではどうでもいい世界ではあるかなー。


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