毎日一万歩を目標に、那珂川沿いをウォーキングしていると、藤に似た房状の白い花を咲かせている木があった。
調べてみると、ハリエンジュ、別名ニセアカシアという木だった。
ハリエンジュは北アメリカ原産の外来種で、ヤナギやマツなどの既存の生態系を壊していくことから、侵略的外来生物ワースト100に指定されている。
各地の河川敷で猛烈な勢いで野生化し、天竜川、千曲川などで伐採作業が行われたようである。
また、別名ニセアカシアとあるように、本物のアカシアと間違えられている事例が数多くあるようだ。
明治時代に輸入された時点で既にアカシアと間違えられていたらしい。
例として挙げられているのは
札幌のアカシア並木、西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」、石原裕次郎「赤いハンカチ」のなかのアカシア、北原白秋「この道」に歌われる「あかしやの花」・・・
本物のアカシアの花は黄色とのこと。
堰の上流はいつも満々と水を湛えている。
この日は、14,258歩。