異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

9/16横浜地方公聴会で「安保法案」に反対する市民らが、身を挺して議員らの車を止めたのは抵抗権の発露だ。

2015-09-16 21:43:11 | 憲法

地方公聴会 ”やつらを通すな!No PASARAN!" 新横浜

<!-- 地方公聴会 ”やつらを通すな!No PASARAN!" 新横浜  -->

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http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/d0d4a5c157fc0a7eb937ad3cf15d145b

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横浜地方公聴会で「安保法案」に反対する市民らが、身を挺して議員らの車を止めたのは抵抗権の発露だ。

2015年09月16日 

 

 2015年9月16日、国会は「安全保障関連法案」を巡り、与野党の攻防が大詰めを迎えています。

 こうしたなか、同日午後、横浜で行われた地方公聴会では、会場のホテル周辺が大混乱となりました。

 地方公聴会が行われた横浜のホテルの前には、16日午後1時前から法案に反対する市民らが集まりました。


 公聴会が終わると、「採決反対」や「法案反対」などの声とともに、鴻池委員長らが東京に戻るのを阻止するように集まった人が道路に寝転んで抗議するなど、周辺は大混乱となりました。

 国会議員に徹底抗戦するように書いた私も全然思いつかなかったのですが、参議院の安保法制特別委員会の議員たちはみなこの地方公聴会に出ているので、彼らが国会に帰るのを遅らせれば、国会議員が牛歩戦術をとるのと同じく、戦争法案の採決を遅らせられるということなんですね。

 それで、道路に寝そべって、議員たちの車が通れないようにしたと。

 「シットイン」という行動だそうなんですが、凄いこと考えつくなあ。


 

 

 このブログを読んでおられる読者の中には、

「自分も安保法案には反対だけれども、これは少しやり過ぎではないか」

と正直感じられた方もいらっしゃると思います。

 しかし、近代憲法ができたときから、憲法に制定されていてもされていなくても、市民に当然認められる権利として、

「抵抗権」

という概念があります。

 これは、ウィキペディアでは

「抵抗権(ていこうけん、英: Right of Resistance)とは、人民により信託された政府による権力の不当な行使に対して人民が抵抗する権利。 革命権(英: Right of Revolution)、反抗権(英: Right of Rebellion)とも言われる。」

と説明されている権利です。


 生まれながらにして最高の価値を持つ市民は、社会契約を結んで政府を作ります。

 その際、市民たちは納税の義務を引き受けて政府に徴税権を持たせるなど、自分の権利を制限して政府に権力を委ねるのですが、そんな政府が当初の約束に反して、市民らに牙をむいてきたら、市民は当然これに抵抗する権利があるという考え方が抵抗権です。

 今回、安倍政権が明文の憲法に反して、明らかに違憲な集団的自衛権の行使などを閣議決定で容認してしまい、さらにそれを法案化して、本日強行採決しようとしているのです。

 これはもう、抵抗権を発動してよい条件がそろっていると言っていいでしょう。

 

 もちろん、抵抗権の行使が認められる条件はありますし、その行使の方法も形式的に完全に政府が作った法律通りでなければいけないというわけではないものの、何でもやっていいというものでもありません。

 そこで、今回の横浜での市民の方々の行動を、刑法の違法性判断要素である

1 緊急性

2 必要性

3 相当性

に当てはめてみると、本日強行採決がされようとしている緊急性があり、明白な憲法違反の法律でしかも戦争の危険を増しかねない法案の成立を阻止するという必要性があり、道路に寝転ぶだけですから手段の相当性もあります。

 

 というわけで、テレビや新聞がどう伝えるかはわかりませんが、横浜の地方公聴会周辺で行われた今回の抗議行動は、許される市民の権利に基づく行動だと言えます。

 この記事を書いている9月16日午後8時、参議院安保特別委では総括質疑が予定の時刻から2時間過ぎてもまだ始まっていません。

 国会内では野党議員が抵抗し、国会周辺では今も集会とデモが行われています。

 このように違憲の戦争法案に反対するのは、国会議員にとっては憲法尊重擁護義務の履行であり、市民にとっては権利であり義務であることを忘れてはなりません。

日本国憲法

第12条

 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

第99条

 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

 

完訳 統治二論 (岩波文庫)
ジョン・ロック 著
岩波書店

イギリス社会が新興の中産階層の力で近代社会へと脱皮した時,その政治思想を代表したのがロック(1632-1704)であった.王権神授説を否定し,政治権力の起源を人びとの合意=社会契約によるとした本書『統治二論』は,アメリカ独立宣言の原理的核心となり,フランス革命にも影響を与えた.近年のテキスト考証に基づく,全篇の画期的新訳.

 

抵抗権論とロック、ホッブズ
菅野喜八郎 著
信山社出版

「抵抗権論とロック、ホッブズ」「J.ロックの抵抗権概念」「ジョン・ロックの広義のプロパティ概念について」「ホッブズの抵抗権?」など、ロックとホッブズに係る研究の集大成とも言える論文を収める。



運命の一夜が今始まる。


安保法案“最終局面” これから始まる「自公落選デモ」の破壊力

2015-09-16 04:40:19 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

                                                      2015.9.15 国会前集会にて撮影

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163917

安保法案“最終局面” これから始まる「自公落選デモ」の破壊力

2015年9月15日

自公議員は無党派層を敵に回した(C)日刊ゲンダイ

自公議員は無党派層を敵に回した(C)日刊ゲンダイ

 

 最終局面を迎えて俄然、緊迫してきた「安保法案」をめぐる与野党の攻防。参院特別委は15日の中央公聴会に続き、翌16日に横浜市で急きょ、地方公聴会を開くことを決めた。鴻池委員長が野党側の要求を受け入れたのだが、これで安倍官邸がもくろんでいた「16日採決」は絶望的だ。それでも、政府・与党は「法案成立は既定路線」と、そのまま一気に本会議採決に持ち込む考えだ。「連休に入れば国民の怒りも収まる」とナメているのだろうが、てんで分かっていない。

 鴻池委員長が野党側に配慮せざるを得ないのもムリはない。特別委が中央公聴会で意見表明する「公述人」を公募したところ、過去10年で最多の応募者95人中、全員が「反対」だったからだ。

 中央公聴会の開催が決まったのは先週初めだ。それから数日間で100人近い応募者が反対意見を言いたくて「公述人」に殺到したのだ。この状況自体が異例だし、それだけ国民の怒りが頂点に達している証左と言っていい。慌てた与党は、例によって法案賛成の御用学者を国会に招致する予定だが、おそらく地方公聴会も同じ状況になる。もはや「安保法案」に対する国民の意思はハッキリしているのだ。
 それなのに自民の谷垣幹事長は「金曜夜には仕事帰りのデモ参加者が多い。採決は平日の明るい時間に」なんて言っている。法案さえ通せばオシマイのような口っぷりだが、冗談じゃない。「安保反対デモ」は、これから本格的な「自公落選デモ」に変わるのだ。

「安保反対デモには、学生やお年寄り、女性、学者、芸能人……など多くの人が参加しています。イデオロギーも党派も全く関係ない純粋な気持ちで集まったフツーの人たちです。自公は『数の力がある』とカン違いしているようだが、国内でもっとも多いのは『無党派層』。つまり、こうしたフツーの人たちです。安倍政権は安保法案のゴリ押しによって、無党派層を完全に敵に回したのです」(霞が関事情通)

 主権者である国民の意向を無視した暴政に対する“反撃”の手段は「落選運動」しかない。公選法でも、単に特定の候補者の落選のみを図る行為であれば選挙運動に当たらない、とされている。ネット、集会、デモなどさまざまな活動を通じて自公議員の「落選」を呼びかければ拡大するのは間違いない。九大名誉教授の斎藤文男氏(憲法)はこう言う。
 
「憲法の制定権は主権者である国民にあります。それを無視して何が何でも違憲の安保法案を通そうとする安倍政権は独裁政治そのもの。仮に法案が成立しても、好き勝手に運用できないよう政府、与党議員を追い詰めることはできるのです」

 自公が国民の怒りを身に染みて感じるのはこれからだ。
 
 
 

9/15「戦争法案反対!国会前」今夜もバリケード一部決壊!/動画「午後8時33分、公務執行妨害で逮捕」

2015-09-16 03:45:20 | 報道

※9月15日、国会南側でのもみ合いシーンのツィート

 

動画あり⇒ https://twitter.com/KjeldDuits/status/643749477304504320

 

※午後8時33分、公務執行妨害で逮捕!

 

動画あり⇒ https://twitter.com/KjeldDuits/status/643750199580491776

 

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9/15「戦争法案反対集会」 国会前
    目の前で、今夜もバリケード一部決壊!逮捕者も!!

バリケード一部決壊!車道に一時、人があふれる。
怒号が飛び交う。押し合う警察と参加者!!

逮捕者数人!~引きづり出され、すぐに車で連行された模様!!

 

もめている、また別の逮捕者か!

逮捕者は、すぐに車で連行

 

 

 


<写真> 9/15 戦争法案反対!!国会前、不安そうな中高年の方々、シールズ奥田愛基さんのコールで盛りあがる

2015-09-16 03:13:50 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

<写真>戦争法案反対!! 9/15国会前、不安そうな中高年の方々、シールズの奥田愛基さんのコールが盛り上げる

9/15 国会前「戦争法案反対集会」
行ってびっくり!、昨日よりは少ないが、国会正門前の南北、東西の歩道すべてにびっしりの人々。
写真には不安そうな中高年の方々が映る。シールズの奥田愛基さんのコールでさらに盛り上がる。
途中、車道に人があふれる。一部バリケード決壊、その後逮捕者が数人出た模様。

帰りに山谷の炊き出し「カレー」をいただく。うまい!!
元気が出た。さあ、明日は地方公聴会とのこと、横浜へ行くぞ!!

 

シールズの奥田愛基さんのコール、迫力あるな~

 

昨夜に続き、一時、車道に人があふれ、バリケード一部決壊!! ~その後、逮捕者数人出た模様!!

 

戦い疲れた参加者へ無料炊き出しの勧め! ・・・ありがたい、カレーをいただきながら、しばし山谷の方と談笑

カレーいただいて元気でた!~さあ、明日は地方公聴会とのこと、横浜に行くぞ!!