フォトグラファー 亀山ののこ が、写真を通して問いかける、
憲法9条 〜戦争をしない約束〜
改憲の足音が聞こえる今、この『9』を全国へはばたかせたい!!
応援どうぞよろしくお願いします。
なぜ、今「9」なのか
安保関連法案が可決された2015年9月。
そうなることに強い懸念を持った人たちが、国会前で、全国で、大きく反対を唱えデモンストレーションを繰り返しました。
憲法学者、弁護士、あらゆる専門家の反対も
こんなにも大きくなった国民の声も まるきり無視されたかのようでした。
『積極的平和』の提唱者・ガルトゥンング博士は
「日本には平和のための運動(Movement)がない。あるのは反応(Reaction)だけだ。
憲法9条を安眠枕に寝続けている。 起きて未来に向けてクリエイティブに何ができるのか
右派左派を超えて考えねばならない」
と仰ったそうです。
気づかぬうちに、私たちが意図せぬ方向へ進むことのないように。
積極的に、平和に向かっていけるように。
今、だからこそ、憲法9条〜戦争をしない約束〜 を、そしてその周囲で何かおこっているかを、
見極めるために。
福岡、糸島の海。つながる海から平和を願う。彼らは新しい時代を生きてる。
「9」がしたいこと
フォトグラファー・亀山ののこです。
今新しい写真集をつくっています。 タイトルは「9」
子どもたちが自然の中を、駆け回り、笑い転げる。
誰かが誰かを抱きしめる。
新しく命が生まれて来る。 風が吹く。水面が光る。
日々日々、私たちが味わう感動。
あたりまえのように享受してるこの幸せは、本当にあたりまえなのか。
ずっと続いていくものなのか。
2015年9月、安保関連法案可決、終わらない沖縄の問題。激しさを増す世界情勢。
これから、日本は世界はどうなっていくのか。
すべての戦争は自衛の名の下に始まるといいます。
戦争をしない約束、憲法9条と、 今こそ向き合いたい。
守りたいものがあるから、声をあげます。
日々のあらゆる場面から平和を見出していく。
シャッターをきりつづけ、表現し、 皆さんと一緒に、何ができるか考えていきたい。
街中の母娘。いつだって思いを伝えることができる。
11歳の空。空が今を生きてるところを撮りたいんだ!と伝えると、じゃあ走る!と、海へ飛び込んだ。
亀山ののこ
東京生まれ。18歳から写真を撮り始め、人物写真を撮ることに夢中になる。
雑誌や広告などで活動をつづけるが、2011年3月11日の大震災、原発事故により写真のあり方、仕事のあり方を問い直す。
原発のない世界を望む母たちのポートレイト集「100人の母たち」を出版。
「100人の母たち」展が全国に広がる。
3児の母。
「9」という媒体
前作、原発のない未来を望む母たちのポートレイト集「100人の母たち」は、 全国120カ所以上で写真展が開催され、出版と同時に新聞各紙、雑誌、テレビ、ラジオなど、 多くのメディアに取り上げて頂きました。
原発の問題は当初タブーであるかのようでしたが、思いを同じくする多くの人たちの手によって、 「100人の母たち」は全国に飛び立たせて貰いました。
2013年七夕には、「100万人の母たち 七夕プロジェクト」として、全国から声を集め安倍首相に届けようというプロジェクトが起こりました。短冊という形で寄せられた声は18000筆以上。 首相官邸前には800人が集まりました。
1冊の写真集が問いかける力、そしてムーブメントを起こす力を強く感じた瞬間でした。
「9」もまた、人と人が対話し手を取り合う、そんなツールになってくれればと願っています。
「100人の母たち」出版や写真展開催にあたり、全国多数の新聞に取り上げられた。
「9」の制作にあたり
今回、 クラウドファンディング を活用させて貰ったのは、制作費の捻出と同時に、皆さんに、今ここから、『9』を広げていくことに参加して貰いたい、という思いからです。
『9』は、一人でも多くの人たちに 日々、あたり前にある幸せ、その尊さを思い
それらは『守っていかなければいけない』時代にまた、私たちはいること。
だから、平和を積極的につくっていこう! というメッセージを深く受け取ってもらうことを目的としています。
写真集を母親に渡したことで、新しい会話をすることができたー
写真展を開いて、多くの人に共感して貰えたー
「100人の母たち」に参加して下さった多くの人が、そんな体験をシェアして下さいました。
平和をより確かなものにしていくのは、私たち一人一人です。
決してあきらめてはいけない。
今またここから、より深い、確かな、つながりを広げて行きたいです。
「100人の母たち」を世に送り出してくれたパートナー
完成した本は、チーム『9』と別途、鹿児島の出版社・南方新社のご協力を得て、書店に並ぶ予定です。南方新社の社長・向原さんは、自然をこよなく愛し、自ら合鴨製法で無農薬米を栽培されています。川内原発近くの、生物・生態系の観察をされ続け、反原発はもちろん、原発が生態系に与える影響についても訴え続けてこられた、頼もしいお父さん。
『100人の母たち』を何も聞かずに、世に送り出してくれたのも南方新社さんでした。
2013年、「100人の母たち」七夕プロジェクトにて首相官邸前でスピーチをする亀山ののこ。多数の報道陣が取材に訪れ、全国から集まった、脱原発、脱被ばくを願う母たちの声に耳を傾けた。
想定されるリスクとチャレンジ
写真集の出版は、2016年3月11日を目標として設定していますが、 遅れる可能性があります。
万が一、目標金額に達しないことがあっても、1日でも早く、必ず出版します。
目標金額の内訳
印刷・製本 120万円
グラフィックデザイン・編集・入稿データ制作費 30万円
展示用パネル製作料 15万円
スタッフ諸経費 5万円
プロジェクトに関心を持っていただきありがとうございます。
〜 人として生まれ、人としてまっとうな生き方をあゆむため、 世界の平和を心から求める。
世界で起こるもめごとを解決させるためにと、国の権力が戦争を起こすことも、
武力を使うことも、武力によるおどしも、永久に、永遠にしない。
そのために、軍隊を持たない。 国が戦争をする権利も、認めない。〜
非暴力をとなえる憲法9条。
世界中どの子も、そしてどんな大人も、踏みにじられることなく生きるためには、私はこの戦争をしない約束を貫き、広げていく道しかないと思います。
非暴力とは何なのか。
今までおざなりにしていたこの大切な問題に、向き合う時だと思います。
世界の平和を本気で求める。
そのために、自分の近いものから平和を感じ、実践していく。
私はかけがえのない、今、目の前に広がるものを撮り続け、そしてみなさんと一緒に感じ、学び続けていきたい。
改憲の足音が聞こえて来る今、この「9」を全国へはばたかせていきたいと思っています。
応援して下さる方のお名前、全てを写真集に掲載することは難しいですが、 リターンの中に、”お名前の掲載” という項目をつくっています。 また、写真展開催のためのセットも設定しています。
写真集が出てからが始まりだと思っています。皆さん、どうぞよろしくお願いします!
海を渡り、世界へ広がれ憲法9条。そう願いを込め撮影。
ただいま。
おかえり。
今日もまた、そう言えることを噛みしめて。