続去年のツバメ

若い夫婦なのでしょうか、
その後来たツバメは何回も家作りをしましたが、
途中で壊れてしまいます。
やっとの事で出来上がり住み着きました。

子供が大きくなるに連れ、
家が重さに耐え切れず壊れてしまいました。
子供は4羽いましたが、
2羽は壊れた家にへばりついていました。
他の2羽は、
僕が壊れた家の雛を入れるためにザルで巣を作り移動しました。

人間の匂いが付かないよう、薄いゴムの手袋をして運びます。
強く握ると死んでしまうかもしれませんので、
壊れ物を持つ手付きで持ちます。

持ち方が緩いので、逃げ様と暴れますから苦労します。
少しずつですが、毎年の事で手馴れてきています。

不慣れの夫婦は他にもいました。
最初からザルに住み着いたのです。

ザルは豆腐が入っていたザルで、
子供の細くて華奢な爪が、
網の目に入らないようにマスキングテープで目張りしてあります。

夫婦で代わる代わる卵を温めますが、雛は1羽だけでした。

代わる代わる、夫婦で餌を運んで食べさせますので、
超肥満になり死んでしまいました。

鳥の世界でも過保護って有るんですね～！
夫婦が飛び立った後、ザルの中には、
孵化しなかった卵が二つ残っていて、兄弟一緒に葬りました。


昨日と同じ、
つばめのマンション