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人物032 まとめ019 最澄 

2020年02月03日 11時18分59秒 | 人物数々

唐で仏教を学び、天台宗をつたえた平安時代の僧

空海(弘法大師)と並び称される平安初期の高僧で、天台宗の開祖。清和天皇の貞観8年(866)贈られた「伝教大師」の諡(おくりな)は、わが国最初の大師号である。767年、近江国滋賀郡の人で、俗称は三津首(みつのおびと)広野。ほくろがく首の左に1つ、左ひじの上に1つあったという。三津首家は、当時の村長クラスの家柄で祖先は中国からの帰化人とされる。

12歳で近江国分寺へ入り、19歳で東大寺で受戒、その直後比叡山に入る。12年間一人で修業した。延暦7年(788)比叡山根本中堂を建立し、30歳、宮中の仏事に奉仕する内供奉十禅師の一人に選ばれる。延暦23年勅を奉じて入唐、天台山に学んだ。空海も同年入唐して長安に学び、大同元年(806)帰国しているが、最澄は1年間の滞在で帰国し天台宗をひろめた。『守護国界章』『顕戒論』などの著があるが、弘仁13年(821)比叡山中の中道院で入寂したとき56歳であった。比叡山と切っても切れないので、比叡大師、根本大師などともいうが、その遺骸は弟子の円仁(慈覚大師)によって石棺に入れられ浄土院に納められた。

 伝教大師 関連  ➡  寺院東0362  金剛寺 八坂庚申堂

        寺院西0149  勝持寺・花の寺  表参道  

        寺院西0128   石の寺  正法寺 真言宗東寺派  

        寺院西0125  勝持寺・花の寺  天台宗  西行 

        松ヶ崎大黒天  日蓮宗  

        廬山寺  圓浄宗  紫式部邸宅址  

        寺院中0241 善想寺 浄土宗  泥足地蔵   石仏

        寺院右0221  念佛寺  1200年前、母がこの地で亡くなる

        寺院長0171 乙訓寺 真言宗 最澄と空海が初めて出会った寺 ぼたん寺

        曼殊院  



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