迎接寺(こうしょうじ)
護念山と号する。浄土宗知恩院派。天文年間(1532~55)縁誉称念の開創と伝わる。称念は永正10年(1513)江戸の生まれ、芝の増上寺親誉上人のもとで出家し、のちに京都東山知恩院に一心院を建立した。また嵯峨正定院をはじめ京都近郊に7ケ寺を建立し、天文23年(1554)一心院にて入寂したとつたえる。本堂には本尊阿弥陀如来立像を安置し、傍らの厨子内に木造聖観音菩薩形座像(平安時代)を安置する。高さ77㎝、平安時代初期の作風。久御山町の最古の仏像とみられる。もと室城神社の神宮寺にあったが、明治初年の神仏分離に際し、当寺にうつしたと伝わる。
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