台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

府城魯味

2004年07月06日 | うまいもの


今日は、東寧路と勝利路の交差点の 近くにある
” 府城魯味 ” で晩飯を食った。 
一緒に行ったのは、獣医Xと 黒シャツ隊親分のM君だ。

この店は、オレ達の お気に入りの店の一つだ。
 
ミセの名前について、説明しておくと、
” 府城 ” というのは 台南の古い呼び名だ。 
なぜそういうのかというと、むかし台湾の首都が
台南にあったから、そう呼ぶわけだ。 

そして ” 魯味 ”といえば、台南の名物
- っていうことになっているんだな、台湾では。

 

” 魯味 ” と書いてある店では、
ふつうは、まず客が 店先にある食材を 適当に選んで、
ザルに入れて ミセの人に渡す。 
すると、店の人は 材料を全部細切れにしてから、
出汁の中で煮て、それを皿に盛って 出してくれるんだ。 
( 上の左の写真が食材で、右が出来上がりだな。 )

” 府城魯味 ” の食材は、
モツ類、イカ、野菜なんかで 他のミセに較べて すごく種類が多い。 
栄養バランスを考えながら 好きなネタを選んで、
ビール小ジョッキ2杯位 飲みながら 出来立てを食べる。 
これで 一人200円は 安いんじゃないかい?

みんなも、アヒルの舌、豚の耳、小マルイカ ( オレが付けたナマエ )
なんていう、普段食べないような食材に
ここで 挑戦してみたらどうかな?
きっと、思ったより、食べやすくて、おいしくて
びっくりするゾ。

 

左上の写真の中で、オレがハシでもっているのは ”鴨舌”。 
読んで字の通り アヒルのベロである。 おいしいよ!

そして、右上がこのミセで出す
” 肉燥飯 ( ローザオハン、そぼろ肉かけご飯 ) ”
ここにきたら、必ず食わなくちゃあいけないゼ!
オレが、数食ってきた中でも、相当上位に入る ウマイものだ。

ちなみに 府城魯味は、台南に3店舗をもっていて、
他に近くの勝利路店とあと、北門路に北門店がある。 
北門店には、あの ”五月天 ( 台湾の人気バンド ) ”  も
きたことがあるらしい。 
でも、ネタの種類が多くて、作っている人達の活気がある
東寧店が 一番イイね!

一言忠告すると、” 辛醤 ” は本当に辛いから、
魯味に直接まぜないで、別の皿に 分けてもらうほうが いいゼ。
( 「 ラージャンヤオプヤオ? 」 って訊かれるから
  「 フンカイ、フンカイ 」 って言って 手で 別々にする 動作をすれば
   言いたいことは 必ず伝わるゾ。 )


今日は、朝60分JOGしました。