台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

和緯市場-台南黄昏市場②

2008年04月17日 | 買い物


   
            
ここんとこずっと、
” 台湾カップ牛肉麺 ”
のシリーズを書いてきたんだけど、
今回は1回休んで、

2005年11月6日に、
”吉時市場 ”
で ① を書いてから、ずっと後が続かなかった
” 台南黄昏市場 ”
の2回目の話をすることにした。




今回書く
” 和緯黄昏市場 ”
は名前の通り、
和緯路と中華北路の交差点にある。

ところで、台湾にある、
" ○○市 "
- って呼ばれるものについては、

朝市 -は、
朝6時前位から正午までやってる生鮮食料品中心の市場、

夜市 -は、
夕方5時過ぎ位から深夜までの縁日の屋台群みたいな市場、

そして、
黄昏市 -っていうのは、
午後4時前位から7時位までの生鮮食料品中心の市場、

のことを一般に言うみたいだ。

今回書く
和緯市場に行ったのは
元宵節 ( 農暦の小正月 ) の日に、
湯圓 ( タンユェン、スープにお団子が入った元宵節の食べ物 )
を作る材料を買いに行った時のことで、
ちょっと前の話になるんだけど、

まぁそこら辺は、
あんま気にしないで、読んでくれ!
     



和緯市場は、
台南でも最大級の黄昏市だ。

オレは、
ゆっくりぶらぶらと買い物をするため
まずは、
腹ごしらえをすることにした。

上の写真は、
このBLOGを読んでいる人が、
もしか和緯市場で、何か食うんだったら、

オレとしては、
いっとうすすめたい、

金瓜米粉 ( かぼちゃビーフン )と、
蝦仁飯 ( えび載せ混ぜご飯 )
のミセだ。




左上が、このミセの売りの
蝦仁飯 でなっかなかうめー。
いまさらヒキョーかもしんねーが、
前に書いた夏林路の
”吉成蝦仁飯 ”
より、
メシの水分コントロールが良くて
かなりうめー。

真ん中が、
かぼちゃビーフンだが、
やさしい甘さのかぼちゃが、
ほどよくビーフンにからんで
こいつもなかなかよろしい!

そんで一番オレが好きなのは、
右の写真の
什錦湯 だ。

いろんな野菜のうまみや
肉のダシもきいて、
ここに来たら絶対食った方が良い。

こんなモンが、
それぞれ30元かそこらで食えるってのは、
やっぱ台湾のエエとこだよナー!



     
この日、オレが買おうと思っていた
湯圓 に入れるお団子は、
ひき肉の餡が入っているヤツだったが、

さすがに元宵節の当日、
夕方6時なのに、すでに売り切れ間際だった。

オレは、
作り方を見せてもらいながら、
最後手前の一パックを買ったゾ。



  
湯圓に入れる団子には、
上の写真みたいに、
中に餡が入ってるんじゃあなくて
色が鮮やかな、
粉だけのヤツもある。

湯圓の出来上がりを、きれーにするために
オレはこの手の団子も少し買うことにしたゼ。




湯圓のダシは鶏がらでとることにして、
いつも台湾ビールを飲みながら
楽しく商売をしてる鶏肉屋で、
鶏ガラを2つ買った。

でも、
台湾政府の政策で、
こーいう市場の鶏肉屋も、
ここ一年内には、
市場内では、
鶏をシメることができなくなるらしい。

もしかすると、
市場のこんな風景も
その内には
なくなっていくのかもしれないナぁ。

湯圓に入れる菜っ葉として、
オレは右上の写真の
ダンオウっていう野菜を買った。
( 日本にない漢字だから読みにくいだろう )

こいつは日本の春菊と似た野菜で、
柔らかくて、くせが少ないから
鍋物なんかには最適だネ。



                  
それから、
湯圓だけじゃあ寂しいから、
愛想がよくて、すごくおまけしてくれる
うまい豚脚屋で、
豚脚を沢山買った。

ところで
全然かんけーないが、
台湾で豚脚と呼んでいる、
この食いモンは
大陸中国では 豚足っていうみたいだナ。




それから、
買いはしなかったが、
呉郭魚、ウーグオユイ の専門店を見た。

この魚は実は
エジプト原産淡水魚のティラピアを
台湾で養殖に成功させたものだ。
( 日本じゃ失敗したみたいだけどネ )

呉さん と 郭さん っていう
二人の台湾人が
長年頑張って養殖技術を開発したんで
呉郭魚
- っていう名前がついてるのサ。




左上の写真は、
生の蜆のにんにく醤油漬け、
” きゃむらあ ” だ。
身もぷっくりしてハリもあるし、
においも良いから、
こいつも買って帰った。

ビールのあてにばっちりだゼ。

右上は、
オレの大の苦手の
鱔魚、サンユイだ。
タウナギと呼ぶこともあるが、
オレはカワヘビと考えている。

魚とは言いながらヒレもエラもなく、
鼻から呼吸をしていて、
うなぎの様に裂いてみると、
中の肉は真っ赤で、無数の小骨が不規則に並んでいる。

臭豆腐だって美味しく食べるオレなんだが
台湾で唯一食えない食材だ。
オエ~!




この市場には魚屋も多く、
スーパーとは比べ物にならない、
新鮮な魚を売っている。

右上の写真みたいな、
カレイ、イシモチ、マナガツオ、テンス
みたいな、
日本でも良く知られている魚が多い。




和緯黄昏市場の隣には、
大きな果物の連鎖店 ( チェーン店 )で、
タヌキの看板がかわいい
果子狸がある。

オレが日本人だって判ると
おばさんが、
ちょびっと日本語をしゃべりながら、
空中で手際よくパイナップルの皮をむいて
一切れオレにくれた。

これで、
ただ帰っちゃあ申し訳がねー。
オレは
ちゃんとパイナップルを
まるっと1個買って、

それから、
オートンを呼んで
和緯市場から、
両手一杯の買い物を持って

ホヨヨヨ ヨヨ~ンと
帰っていったのサ。



- それじゃ今回はこんなところでご無礼しますヨ -



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P.S.

そんで結局、
肝心の湯圓の方は、どうなったかっていうと

あんまりにも、
ウマくできすぎてしまったせいで、



出来上がったその途端、
食いにきてたおニーさん/おネーさん達に
” あっ ” という間に
全部食われちまって、

写真といえば、
ほんの作りはじめの、
上の写真が一枚、
あるだけなのサ!

イヤ、
ホントの話♪




台湾牛肉泡麺第13口 ” 一度賛川味牛肉麺 ”

2008年04月06日 | うまいもの


   

今日は
台湾牛肉泡麺 ( カップ牛肉麺 ) シリーズの
13食目。

台南でラーメン作って
” 一日ラーメン屋 ”
の回で、フジテレビにも出たあの
” ラーメンマン ”
が推薦する
” 一度賛川味牛肉麺 ” だ。

毎回説明してるけど、
” 一度賛、イットツァン ”
っていうのは、台湾語 ( 北京語じゃないヨ ) で、
” 一番良い ”
の意味だゾ。




” 一度賛川味牛肉麺 ”
は、定価48元
( 上の写真じゃ45元って写ってるけど、これは古いヤツだからだ )
でレトルト牛肉が入ったタイプの
牛肉泡麺だ。

開けてみると中には、
このタイプとしては一般的な搭載内容の、
揚げ麺、乾燥スープ、調味油、レトルト牛肉のパック
に加えて、

一度賛シリーズ特有の
辛いにんにく味噌
” 香蒜金椒 ”
が入っている。




上の写真は、
そのレトルトの牛肉パックの中身を
皿にあけてみたもんだ。

結構大きめの肉片に混じって、
スジも結構入っているし、
大体この
” 一度賛 ” シリーズは
他の牛肉泡麺に比べると
肉の量が多い!




お湯を入れて3分間、
蓋を開いて中身をぐるぐる混ぜ、
レトルトの牛肉を上にのせてみた。

肉が多いから、いかにも
” 牛肉麺 ”
っていう感じで、

ただでさえ、
他の牛肉泡麺より、辛~い 一度賛シリーズ なのに
こいつはスープの色も
真っ赤っかで、
本当に迫力あるルックスだ。

そんでスープを一口飲んでみた。

するってぇとぉ、
「 辛ぇー!!
  でもこいつは、今まで食ったなかじゃあいっとう、
   ”台湾のミセで食う牛肉麺”らしい味がするゼ!」
と思った。

牛のダシから言えば、
満漢大餐の方が濃厚だが、
この台湾牛肉麺っぽい味わいは、何にも変えがたい。

肉は、スジも結構入ってるし、
麺はヘロヘロだけど、
オレには結構、
ドスンと来たカップ麺だったねぇ。




- ってぇことで
まとめとして、
いつもやってる点数表に評価を書いてみた。

評価的には、
過去最高点の
” 満漢大餐珍味牛肉麺 ”
( 最近、こいつには
  ” 濃 ” っていうバージョンがでているが、
  塩っ辛いから、オリジナルの方が良いゾ )
と、
” 一度賛牛肉麺 ”
と同じ点数になった。

どれも、
食って後悔しないと思うから、
まぁ、試してみると良いゾ!

ところでこの、
” 台湾牛肉泡麺 ” シリーズだが、
大体有名どころは食っちまったんで、
次回が、
最終回になる予定だ。

それで、その次には、
過去のまとめをやるつもりなんで、
まぁ、
ヒマだったら見てくれよナ!




さて、
ここんとこずっと書いてるみたいに、
最後に、
台湾の食いもんを一つ紹介しよう。

上の写真は、
台中の近辺の名産品で、
” 肉圓、バーワン ”
っていうモンだ。

葛みたいな、
ぷるんぷるんした皮の中に
えらいにんにくが効いたひき肉の餡が包まれている。

低音の油の中で
半透明のこいつが調理されている様子は、
何か、クラゲみたいにも見えるナ。

売られるときは、
一つずつ、カップに入れられて、
食いやすいようになのか、
はさみで皮を十文字に切られた上に
甘辛いタレをかけてくれる。

これはこれで、
まぁうまいと思うときもあるもんだが、

- でもオレは
” 肉圓 ” なら、どっちかと言えば
台南より南の地域の、
” 蒸し肉圓 ”
の方が好きなんだナ。

- ってな感じで
今日はここまで!


じゃあネ!



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