台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

南台電影城で長江七號を見て

2008年03月20日 | 台南

     
   ( 周星馳の最近の映画 ” 長江七號 ” のポスター )


ここんとこずっと
” 牛肉泡麺、カップ牛肉麺 ”
について書いてたんだけど、
今回、1回休んで、
とりとめもない話をする。



       ( 国華街の南台電影城 )

日本の人が、普通、
台南で映画を見に行くとしたら、
大概、
公園路のワーナーか、
新天地三越の新光影城に行くんじゃないかと思う。

でも、
1月に上映開始した周星馳の
” 長江七號 ”
はもう、
どっちでもやってなかったんで
オレは国華街の
” 南台電影城 ”
にでかけることにした。

南台電影城は、
れっきとした一番館だけど、
建物が古いし、座席も少ないから
入場料が安い。

友愛街や国華街で遊んでるような
あんまりお金のない台南の若者にとっては
映画館 っていうと、
ここのことになるんじゃないか。



( 南台電影城のちょびっとボロい映写機 )

台南に長いこと住んでる間、
” 国士やってるヤツがいそーも無い時のラス牌の西 ”
- みたいな、
年寄りで安全牌のオレは、

” 映画を見に行きたいけどお金がない ”
- みたいな、
若~いスナックの小姐に、
よく
「 映画に連れてってよ~! 」
って ねだられたもんだ。

そんな時、
いつも行ってたのがこの、
ちょっとうらぶれた様子がほど良い感じの
” 南台電影城 ”
サ。




周星馳( チョウシンツー )の、
前作は、
3年も前に公開された
” 功夫 ”
だったけど、
こいつが、
オレの大・大・大のお気に入りの映画だった。

そして、
待ちに待ってやっと公開された
今回の作品で、
中心キャラクターになったのが、
上の写真左側に写っている
可愛らしい異星人の
” 長江七號 ”
だ。

余談だけど、
昔から、中国の映画とかテレビで、
スパイのコードネームってことになると、
どーいうわけかいつも
” 長江七號 ”
っていう名前が使われてきた。

日本で言えば、
忍者の名前はいつでも - ” 猿飛 ” 。
みたいな感じかナ。




映画を見終わったオレの感じは、
前作の
” 功夫 ”
と今回の
” 長江七號 ”
を比べてみると、
ストーリーも類型的だし、
周星馳のハチャメチャぶりも、ナリをひそめていて
” ちょっと食いたりねー ”
っていう感じがするな
っていうもんだった。

だが、
ローカルの友達なんかにゃ、
すげー評判の良い映画だ。

今回、
周星馳は今までと違って、
全然目だたねーシブい脇役に徹していた。

唯一の 見せ場 っていえば、
映画の後半の展開に重要な伏線になってくる、
高層ビルの屋上で弁当を食う
( スタントはなし )
短いカットだけだった。

でも、
子役の ” 徐嬌 ”
( 男の子の役だけど、実際に演じてたのは女の子だった )
も可愛いし、

ヒロインの
張雨綺も、十分きれいだった。




映画を見終わったときの後味は

” おもしろうて、やがて悲しき ”

みたいな - 

昔の日本の
” 藤山寛美 ” や ” 大宮伝助 ”
の喜劇にも通じる 気持ちよいもんだった。

周星馳の映画だと、
それ以外にも、
なんかちょっとしたさわやかも感じられるから
本当に良いネ。

オレは、
昼はもう暑いけど、夕方になればまだまだ涼しい
国華街を
ミニショッピングモール
” 浅草 ”
の方に、
ゆるい風に吹かれながら歩いていった。


      

” 浅草 ” で時計を見たら
もう9時をとうにまわっていて、
晩飯をくってなかったオレは、
急に、
すげーハラがへってるのに気がついた。

そんで、
近くの
” 阿瑞意麺 ”
に行こうかナとも思ったけど、
麺じゃあ足りねーなぁって感じもして、
結局、
オートンで
” 花園夜市 ”まで行った。




結局、花園夜市では、
” 牛排、台湾ステーキ ”
を食っちまった。

こいつを最初に食ったときは、
ルックスから想像される味と、
実際に口の中のあるもんとの違いに
本当にびっくりしたけど、
慣れた今じゃあ、
いつも、
うめーなぁと思いながら食っている。

ふつーなら
” 小統一 ”
のを食ってるんだけど、
この日はとんでもなく人が多くて
” 全壘打 ”
の方で食った。

小姐にせがまれて
南台電影城で映画を見たあと、
いつも、そっこーで、
バイバイされてたオレは、

「 全壘打かヨ・・・
  フフン、あんまりかんけーねーゼ・・・ 」

とか思いながらサ♪



そんじゃあね!




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台湾牛肉泡麺第12口 ” 満漢大餐葱焼牛肉非油炸麺 ”

2008年03月10日 | うまいもの


   

今日は
台湾牛肉泡麺 ( カップ牛肉麺 ) シリーズの
12食目。

でも、
今回はそんなにチカラを入れずに、
軽く流していく予定だ。

- ってぇのは、
今回食うのは、
先回と基本的には同じ
” 満漢大餐葱焼牛肉麺 ”
だからネ。

唯一の違いは、
今回のは、前回と違う、
台湾のカップラーメンとしては
最近、売り始めたばかりの

” 非油炸麺、油で揚げてない麺 ”

- だってぇことだ。










上3枚の写真は、
基本的には、
前回と同じ様なもんだ。

違うのは、
麺が油で揚げてあるかどうか ってことだけで、
これは見るんじゃなくて
食ってみなきゃあ判らない。

そういうことで、
パッケージの説明とか、
牛肉の ウマイ/マズイ を書いて
写真の説明をするのはとばしてしまい、
麺についてだけ、
食ってみた感想を簡単に書くゾ。

食ってみた感じを一言で言うと
「 こりゃー、確かにちょっと良いネ。 」
- だ。

麺は確かに全般に、
QQ ( モチモチの食感ってこと )になってて、
今までの台湾カップ麺の
やらかくて離乳食みてーな麺より全然マシだ。

でも、
ちょっと問題もあるナ。

QQに仕上げるために、
全体が伸びちまわない位の時間でゆでて
食い始めると、
なんと、部分によってはガチになっちまって
まだゆだってないところが
何箇所もあるんだ。

でも、そういったって
他の油揚げヘロヘロ麺よりは
まだ、全然良いゾ♪




- ってぇことで
まとめとして、
いつもやってる点数表に評価を書いてみた。

ま、当然だけど、
麺以外の点は前回と同じだ。

麺は、全体がうまく均一にQQになれば、
2~3点はアップして
ギリギリで60点以上に
なったかもしれないけど、
ガチがいっぱいできたせいで、
ちょいと及ばなかった。

過去最高59点の
” 満漢大餐珍味牛肉麺 ”
” 一度賛牛肉麺 ”
には、若干足りなかったナ。

でも、
前回も書いたけど、この
” 満漢大餐葱焼牛肉麺 ”
は、台湾ローカルの口コミじゃあ、
一番評判が良いカップ麺なんだ。

オレの、牛肉麺特有の味にこだわる
点数のつけ方は気にせずに、
みんなは、
どんどん買って食ったら良いゾ♪


- と、今回はこんな感じで、最後に、
最近いつもやってる見たいに
オレの好きな台湾の食いもんのことを
一個書くヨ。




台北の南の方に
” 木冊、ムーザー ”
っていう町があって ( MRTの駅名も木冊だ )、
ここには、
天母にゃあ住めない様な
ちょっとボンビーな日本人駐在員が、
結構沢山住んでいる。

ここに、
オレが大好きな、何十年も昔からある
” 木冊朝市 ”
っていう、朝市があって、
その入り口のところに
いつ行っても人がいっぱいの
” 木冊水煎包 ”
が売られている。




” 水煎包、スィゼンパオ ”
って言うのは、
” 生煎包 ”
と言うときもあるけど、
まぁ、
肉まんを、蒸さずに油焼きにしたようなもんだ。

上海の名物だってことなんだけど、
台湾でも、
新竹より北の部分では、よく売られている、
スナック/朝ごはん だ。
( 台中より南の方じゃあ、あんまり見かけないけどネ )

オレとしちゃあ、
蒸した肉まんが大好きなんだが、

 ( 前には、
  台湾中の有名な肉まんを全部紹介する
  - っていう趣旨で
  ” 台南包子研究中心シリーズ ”
  をやって

  ” 台北潮州包子 ”
  ” 新竹貓包 ”
  ” 台東東河包子 ”
  ” 鹿港振味陳 ”
  ” 台南包子禄 ”

  - みたいな、
  台湾中の有名ご当地肉まんを、
  軒並み全部分析したこともあるゾ。 )

でも肉まんは、
皮のつくりがなかなか難しいから、
モサクサしたような
できの悪いヤツを食うのに比べたら、

ちょいと油っこくなるけど、
” 水煎包 ”
の方が、
あたりはずれがなくて、よっぽどうめーゼ。


ということで今回はここらで!



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台湾牛肉泡麺第11口 ” 満漢大餐葱焼牛肉麺 ”

2008年03月04日 | うまいもの


   

今日は
台湾牛肉泡麺 ( カップ牛肉麺 ) シリーズの
11食目。

実は、今回食う
” 満漢大餐葱焼牛肉麺 ”
は、事前に調べた
うちの会社のローカル社員の評判が一番良くて、
あの、
” インリン・オブ・ジョイトイ ”
も大好き。

日本に来るときは
大量に、台湾から持参して来る
- っていうシロモノだ




台湾でも日本の
” 愛のエプロン ”
っちゅうテレビ番組を放映してるが、

これとか、
” ハッスル ”
とかをローカルの人と見ながら
出演しているインリンのことを、

「 この娘、台湾人だよ。 」
っていうと、大抵
「 エー!、ウソー、ヤダー! 」
っていう、
いやそーな反応になる。

こんなにカワイイのにネぇ。




” 満漢大餐 ”
は、定価48元でレトルト牛肉が入ったタイプの
牛肉泡麺だ。

開けてみると中には、
このタイプとしては一般的な搭載内容で、
揚げ麺、乾燥スープ、調味油に加え
レトルト牛肉のパックが入っている。

( へへ、ここら辺毎回同じ文章だよネ )




上の写真は、
そのレトルトの牛肉パックの中身を
皿にあけてみたもんだ。

ばらばらの肉だけど、
スジも結構混じってるし、
大体この
” 満漢大餐 ” シリーズは
レトルトパックに入ってる
汁がウマイ!

この汁を入れると
劇的に麺が美味くなるから、
こぼさないように
牛肉と一緒に全部、
カップに入れないとダメだぜ。




お湯を入れて3分間、
蓋を開いて中身をぐるぐる混ぜ、
レトルトの牛肉を上にのせてみた。
( ここら辺も、毎度同じ文章だ・・・ )

ばらばら肉しか乗ってないけど
量もまぁあるから、
ルックスがサマになってる。

そんでスープを一口飲んでみた。

するってぇとぉ、
「 いやー、牛のダシが効いてうまいのぉー!
  ファンが多いのもわかる。
   
   ・・・・でもこいつは
    ” 台湾の牛肉麺 ” とは言いにくいなァ! 」

何でかってぇと、
豆板醤特有の発酵した味が
全然無いんだ。

う~ん、
何とも評価がむつかしいのぉ。

そんで、
麺の方をずずずーっと
食ってみると、
これは
他の台湾カップ麺と同じで
コシがないヘロヘロ麺だが、
まぁ
大抵こんなもんだろう。

牛肉はすげー柔らかく調理されていて
なかなか良いヨ。
もっといっぱいはいってたらナぁ。




- ってぇことで
まとめとして、
いつもやってる点数表に評価を書いてみた。

こんだけ前フリが多くて、
みんなの評判も良かったのに
点数の方は
割と低くなっちまった。

同じ、満漢大餐の
珍味牛肉麺より2点も低い。

そーいう理由の全ては、
オレが
「 牛肉麺ってこーいうもんだろー! 」
って
もっている思い込みと、
この麺がちがってるから
- っていう部分が多い。

だから、
このBLOGを読んでいるみんなは
オレの思い入れのことは気にしないで、
この、

インリンも大好き、
うちの会社のローカル社員の
評価も高い

” 満漢大餐葱焼牛肉麺 ”
を食ったらエエ。

でも、
オレはこれじゃぁ納得がいかねー!
もっと
ホントの牛肉麺の味がして
それでウマイやつを探すゾー!
そんで60点越えぢゃー!!

ってことで、
オレのこの
” 台湾牛肉泡麺 ” シリーズは、
明日も、続いていくのであった。




ちょっと言って置くけど
” 満漢大餐葱焼牛肉麺 ”
には、
間違いやすい
” 満漢大餐葱焼猪肉麺 ”
があるってことを
注意しておこう。

こいつもなかなかウマイ麺だが、
やっぱ牛のダシと
牛肉入りの麺の方が良い。

まちがわないで、
牛肉麺
の方を買えよナ!


そんで最後に、
牛肉麺とは関係ねーけど、
先回と同様、
オレが台湾の食い物ん中じゃあ
「 うめーなぁ! 」
って思ってるもんをひとつ取り上げる。




そいつは上の写真の
” きゃむらぁ ( 台湾語 ) ”
っていう食いものだ。

こいつは単に
生の蜆をニンニク醤油に漬けたモンなんだが、
台湾の蜆は、日本のに比べて
でかいし、

泥地にいる真っ黒い日本の蜆なんかより
砂地にいる分
色もきれいで、身もぷりっとでっかく、
泥臭くもなくて
なっかなかうめー!

ビールのつまみにも良いけど、
紹興酒とか高梁とかの
ちょっときつくてクセのある酒
のアテにぴったりだナ♪

ビール屋の突き出しにも
よく出てくるけど、
上の写真みたいなイイやつがくいたきゃ、
朝市なんかで
ミセを選んで買うのが良いゾ!

台南じゃ、
前に紹介した
” 光復朝市 ”
なんかで、まっとうなのが買える。

休みの日には、いつまでも寝てないで、
すかっと朝市にもでかけてごらんヨ!


- ってな感じで
今日はここまで!


じゃあネ!



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台湾牛肉泡麺第10口 ” 康師伝紅焼牛肉麺 ”

2008年03月02日 | うまいもの


   

今回は
台湾牛肉泡麺 ( カップ牛肉麺 ) シリーズの
10食目。

ずいぶん間が空いたし、
途中でカップ麺全般の値上げとかもあったけど、
始めたことだから
一応ばちっとケリをつけなきゃあ

- と思って、

今回は、
” 康師傳紅焼牛肉麺 ”を食べる。

うちの会社のローカル社員には
実は全般的に
” 康師傳 ”
の泡麺 ( カップ麺 ) は人気がない。

だが、
前にも書いたけど、
この会社の乾麺 ( 汁なし麺 ) は
なかなか美味しいものが多い。

と、いうことで
少しは期待しながら
今回の麺を食うオレであった。




” 康師傳紅焼牛 ”
は、定価48元でレト康師傳ルト牛肉が入ったタイプの
牛肉泡麺だ。

開けてみると中には、
このタイプとしては一般的な搭載内容で、
揚げ麺、乾燥スープ、調味油に加え
レトルト牛肉のパックが入っている。

レトルト牛肉のパックに書いてある
” 私房 ”
っていうのは、我が家秘伝の
- 位の意味だろうか。




上の写真は、
そのレトルトの牛肉パックの中身を
皿にあけてみたもんだ。

「 なんだこりゃ! 」

あからさまな成型肉で、
8cmくらいの直径の丸くて薄い
ハムみたいな形の肉が1個
汁の中に入っている。

このレトルト肉にかんしては、
他の会社は
ずいぶんまじめに作りこんでいるのに
ちょっとがっくりだな。




お湯を入れて3分間、
蓋を開いて中身をぐるぐる混ぜ、
レトルトの牛肉を上にのせてみた。

牛肉がへんてこりんで
どうもルックスが貧相だ。

でも、
考えてみたら、
こーいう変な、
ハムかチャーシューみたいな牛肉を乗せた
牛肉麺を売っているミセがいっぱいある場所を
思い出した。

- 台北の国際空港だね。

実際に食ってみたら
スープの味とか臭いは
結構いける。

食いやすくて日本のカップ麺みたいだ。

麺も他の牛肉カップ麺より
ちょっとマシだ。

だが、
肉がなぁ。
これじゃあ牛肉麺とはいえねぇなぁ。




- ってぇことで
まとめとして、
いつもやってる点数表に評価を書いてみた。

肉さえまともなら、
58点とかになれるのに
残念だったのぉ。

ま、
「 二度とくうこたぁないだろう。 」

- ってレベルだナ。


最後になるが、
ちょっと宣言しておくと、
このカップ牛肉麺シリーズは、
あと4回で完成する予定だ。

今回第10回目なんで、
最終回の第14回には、
オレ個人が最高点をつけている
ヤツが出てくる予定なんで、
まぁ、途中はともかく
最終回だけは読んでみてくれよナ。




おまけとして、
全然関係ないけど、
お口直しにオレの大好きな
” 棗泥餅 ”
っていう
台湾のデザートの写真を載せておこう。

このお菓子は、
ナツメの実で作った餡を
小麦の皮で包んで
油焼きにしたもんだ。

ばくっとかぶりつくと
皮はぷーんと香ばしくていい感じで
その中の
ナツメの餡が
これまた程よく甘く
フルーティさも残っていて、
こいつぁー
なかなかウマイもんだゼ!



じゃあネ!



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