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台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

膨湖島旅遊記録

2006年05月03日 | イベント





この前の週末は3連休だったから
   ” 膨湖島 ” に遊びに行ってきた ♪



オレが仕事をしている新竹とか台南は、
ちょっと海が汚すぎて、
沿岸で魚を釣ったって怖くて食えやしないから、
この機会に、
前から行きたかった膨湖島に釣りに行くことにしたのサ。





膨湖は台湾の西にある群島で、
夏以外のシーズンは台北と高雄から、
飛行機や船で行くことができる。
そして夏季には、
台南の安平からも2時間位で着く船が出ている。

今回の旅行プランとしては、
台北←→膨湖島の往復には、航空券 ( 4千元位 ) を買い、
それ以外の膨湖島内での宿泊、移動費、食費については、
全部コミコミの現地観光会社の一式パックツァー
( 5千元位、イカ・小物釣り含む )
を利用することにして、
オレはのほほ~んとお気楽に家を出た。


1日目



膨湖島の馬公飛行場に着くと、
観光会社の車が迎えに来ていて、
車で事務所まで連れて行かれた。

事務所では、
これから3日間の予定についてざっとした説明があったが、
よくよく聞いてみると、
その日の午後のスケジュールだけは大体決まっているが、
2日目以後の予定や泊まるホテルについては、
あまりはっきり決まってないみたいだった。

しかも予定表とか、行く先とかの印刷物も全然もらえ無くて、
口頭での行動説明しかしてくれない。
こういうのが膨湖島流なのかもしれないが、
オレみたいな
北京語の説明が半分も判らない外国人にとっては、
かなりスリリングな観光旅行の幕開けだった。

上左の写真は、
事務所で説明を聞いたあと連れて行かれた
吉貝島の漁港の様子。

上右の写真は、
吉貝島でみたイカ釣り舟。
これを見てオレは
「 こーいうので釣りに行くんだなぁ。 」
なんて思ってちょっと盛り上がってきた。




しかし現実には、もっとでかい船に乗って、
左上の写真に写っている3階建ての海上施設に行ったのであった。
杖をついたおばあさんや、小さな子供でも参加できる
すげー安全な釣りだったが、
釣果も大したことはなかった。
( 施設上に40人いて釣れたのは8ハイだけ - トホホ )

釣りのあと、
右上の写真みたいに施設から網を打ってイカをとったが、
それでも結局、
山ほどのダツと、小さなバケツに一杯分のイカが採れただけだったネ。

左下は、
ちっこいイカを持ってちょっと悲しいオレ。
右下は、
少ないながらも、刺身にして振舞われたイカ。
新鮮でうま~い !
量が少ないから、ありがたみもまたひとしおだったゾ。







ほんと、
これだけのことだったら、ガックリ来ちゃう所だが、
この海上施設には他にもサービスがあって、
採れたてのカキを、好きなだけ炭で焼きガキにして食わせてくれるし、
もっとでかいイカで作ったイカソーメンも振舞ってくれる。
こーいうのがあって、
しかも7月位のバリバリにイカがかかる時期だったら
これもすごく楽しい遊びになるかもしれないナ
- と最後には思ってしまったりした。


2日目



2日目には、
膨湖島の色々な島巡りと、
東側の浅瀬の海での干潟遊びに行った。

上の写真は島巡りでみた変った形の島。

膨湖島のまわりには、
初日オレが泊まった吉貝島とか、
員貝島、鳥島みたいな小さな島が沢山あるが、
どの島にも下の写真みたいな立派なお寺が必ずある。

ちょっと気安くなった同じツァーのおっさんが
「 島どうしではりあってんじゃないのー。
  昔の人は自分がメシ食わなくても、お寺にはお金だしてたからネー。 」
なんて言っていた。








左上は、
東海での干潟遊びで採ったカサゴ。

干潟で、
前もって手ごろな石を数個山積みにしておいた場所に行き、
石の周りを小さな網で囲ってしまってから、
石を一つずつ網の外側へ拾い出してしまうと、
こそっと隠れていたカサゴが網の中に残る
- という仕掛けで採った。

結構うまくカサゴが採れるし、
網を持っている手に、
カサゴがかかったときの動きがダイレクトに伝わるので
なかなか面白い遊びだネ。
( イカ釣りよりはるかに効率が良いゾ )

右上は島巡りで行った鳥島の一番高いところから見た風景。


3日目



3日目には膨湖島の中をバスで色々な場所に行った。

左上は、
膨湖島の島と島をつなぐでっかい
” 跨海大橋 ”
とチョキを出している変な中年男 。

右上は、
” 榕樹 ( ガジュマル ) ” の樹ですっぽり囲まれたお寺。
もとは1株の根から伸びていったものが、
今は90箇所以上で根付いているそうだ。

下の写真は、
榕樹のお寺で売られていた
” 仙人掌 ( サボテン ) ”
の実のアイスクリーム。
右側は加工する前のサボテンの実だ。
膨湖島の名物で、
同じバスに乗っていた客がみんな食ってたから、
写真を撮らせてもらってから、オレも1個買ってみた。
食べてみるとラズベリーっぽい風味があってうまいヨ。








それからオレを乗せたバスは、
何百年もの歴史があるらしい
” 大義宮 ”
という大きな寺に向かった。

まぁ、お寺は余り興味がなかったんだが、
寺の門前の市場が面白かった。
採れ立てのでっかいブダイやイサキがすごい安値で売られているし、
( こんなんだってちゃ~んと居るんだ ! )
右下の写真は
” 洋梅 ”
っていう、台湾本土では見かけたことがない果物だ。
1個わけてもらって食ったら、
味は殆どないが水分がどえらい多くて、
冷やして食えばすごく爽やかなものだナ。
( なんか糖尿病に効くらしい )








上の写真は、
大義宮の近くにある
120年くらい前膨湖島にイギリス軍が駐留していた時の
” 二崁古厝 ”
という要塞の跡だ。
レンガで半地下のような要塞が造られていて
夏でもひんやりして気持ち良い。
( その分外は照り返しで暑いけどネ )




バスツァーの最後には、
膨湖島の水族館に行った。
日本の巨大水族館と比べて、それほど大きな規模じゃあないが、
この島の周りに生息する生物を主体に構成されていて、
魚釣りや、干潟遊びのあとに来ると
何となく、
解説を追加してもらってるみたいで
結構楽しくみることができる。

水族館の裏には、
見晴らしの良い展望台もあるし、
今回の一番上の写真はその展望台から撮ったものだゾ。







そして本当の最後の最後、
飛行機を待っている間、
市内の
” 四眼井 ”
という井戸を見に行った。
川が無い膨湖島では、
水道がない時代、生活用水は井戸に頼っていた。
そんな井戸を
沢山の人が争わず使えるようにと、
一つの井戸に四つのくみ出し口をつけたものだってことで、
400年の歴史があるそうだ。
( 今でも立派に日常生活に使われてるゾ )

井戸を見た後は、
” 全てのスケジュールを直前に口頭で説明する ”
- という荒業で、3日間オレを色々な場所に連れて行った
( しかし不思議と迷子にもならなかった )
膨湖島の観光会社の車に乗って飛行場へ向かった。





こうやって3日間があっという間に終わって
帰りの飛行機に乗ってみれば
久しぶりに行った旅行だったもんで、
( それに、
  「 もう集合時間を聞きのがさないように緊張しなくても良いヤ 」
  - という安心感もあったし )
どっと疲れが出てきちまった。


もし、
今度来る機会があったら、
もう膨湖島の名所は大体回った感じがするから、
観光はやめちゃおう。
それで、
「 どこかの小島の民宿に長逗留して、
  釣竿1本とクーラーもって
  レンタルバイクであっちこっち移動しながら  
  毎日釣りをするのも良いかもナ。 」


- なんて、
  しょーも無いことを考えていたらいつの間にか、
  オレは台北まですっかり、
  ヨダレをたらし気味に眠りこけてしまっていたのサ。





 それでは今回はここまで!



   最後まで読んでくれてありがとネー  (* ^^)/  バイバイ!






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4月28日の練習 - クロカンマシーン&ウェイト少々(ジム)
4月29日の練習 - 旅行中
4月30日の練習 - 旅行中
5月01日の練習 - 旅行中
5月02日の練習 - トラック(清華大学)12km
今日の練習    - ウェイト少々(家)



2006年台南燈会

2006年03月14日 | イベント




ちょっと前の話になって申し訳ないが、
  今年の ” 台南燈会 ” に行った報告をする。


” 燈会 ” はランタン祭りだから、
当然、元宵節 ( 小正月 ) のころのイベントだったんだが、
そのころまとめる時間がなかったんで、
今回、簡単に記録しておくことにした。
( 去年も書いたので、すっ飛ばすのにしのびなかったんだよネ )

今年の ” 燈会 ” も、
小・中学生や一般参加のランタンの出品が多く、
なかなかにぎやかなものだった。




上左は、小学生参加の部の優秀作品だ。
大体、” 花燈、ランタン ” というのは、
農暦1月15日の ” 元宵節、ユェンショウジェ ” に、
子供が作って 遊んでいたものが 発祥だそうなので、
お金をかけた レーザーショーや、大掛かりなライティング設備より
小学生や中学生が作ったものこそ、本来の姿 のような気がする。

右上は、今回の燈会の目玉の一つで巨大な女神像だ。
1990年の、第一回 台北燈会 から始まった ランタン祭りだが、
こんなに大きなものを作ったりして、盛大にやるようになったのは、
民進党の 陳水扁が 大統領になった年からだ。
去年まで、各都市回り持ちで やっていたんだが、
今年になって、台北、高雄、台南などの大都市で
一斉に実施されるようになった。



上は、一般参加の部の最優秀作品で、
ミノカサゴをモチーフにしたランタンだ。
造形もしっかりしているし、
口やひれが動き、内部のランプが点滅する
なかなか見事なものだった。



最後にちょっと、おさらいしておくと、
花燈を飾る農暦1月15日の ” 元宵節 ” っていうのは、
一昨年の ” 農暦中元節 ” の回に説明した通り、
道教では、竜王の3人の孫の内、
” 天官 = 上元公 ” の誕生日のことだ。

この日行う花燈以外のメジャーな習慣としては、
昔は、道教のお寺にカメを置いて、
夜の間に、各家から
” 元宵団子 ” をカメの中に 奉納する習わしがあった。
それぞれ、別々の時に奉納するので、他家に見られることは無く、
裕福な家は、沢山入れればよいし、
逆に、貧しい家はカメから 団子を取ってきても、構わなかった。
但し、翌年には一生懸命働いて、
取った数より 多い団子を奉納するのが 約束ごとだった。

だが 今では、
そんな カメを置く寺もなくなったし、
各家庭でも、てまひまかけて 元宵団子をつくることも無くなった。
普通は、冷凍の
” 湯圓、タンユェン ” を買ってきて
簡単に湯で戻して、食べているみたいだ。


そして、
子供の素朴な細工だった
” 花燈 ” も
現代的な ライティングショー に変わった。
( 大体、元宵節の日のあともずっとやってるしね。 )

今では ”台湾燈会”は
見に来る人の数が、百万人単位になるビッグイベントだし、
開催場所の誘致には、政治的な意向が絡んでいる、という話も聞く。


- でも、今年も出かけてしまって、
  それはそれなりに面白かったのであった。
  来年も行こうっと。




と、いうようなところで
今日のところはおしまいにしておくことにしよう。

それではみなさん、 (^0^)/~~ また次回!



    
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3月11日の練習 - ウェイトとトラック(成大)  7.2km
3月12日の練習 - ウェイトとトレッドミル(ジム)6.2km
3月13日の練習 - 休み
3月14日の練習 - 休み



------ P.S.映画の話 ------


アメリカでは1月に公開されていて、
ほんと、待ちに待った
” UNDER WORLD 2 EVOLUTION ”
を台南の華納電影院で見てきたゼ!



今回も1作目と同じモチーフで、
暗い画面の中、
ヴァンパイヤ、狼男らゴシックっぽい登場人物が
” 紫外線放射性弾丸 ” なんていう魅力的な小道具
を使って大活躍する、
まぁ日本で言ったら伝奇小説の
” 神州天馬侠 ”
みたいな映画だった。

映画の画面や設定もオレ好みなんだが、
なんといっても一番の魅力は、
” パール・ハーバー ” や ” アビエイター ”
でも、きれいなところを見せた
ケイト・ベッキンセール が演じる
主役の女ヴァンパイヤ
” セリーン ”
だろう。
精緻なマスクとすっきりしたスタイルが
黒い皮の衣装にぴったり合っている。



最近女性が活躍するアクション映画が多いが、
この主人公に比べたら、
” トゥームレイダー ” の
アンジェリーナ・ジョリーンは
大味で品がないし、
” バイオハザード ” の
ミラ・ジョヴォビッチなんかは、
噛んだあとのガムみたいなもんだ。
それに今回は、
結構なサービスシーンもバッチリあるゾ。

途中、
幽閉されたヴァンパイヤとの会話だけで
ストーリーが説明される部分があって、
そこは冗長で惜しいけれど、
その他は、十分見ごたえがある。

オレが今回つけた点数は ” 85点 ” だった。
( ぜひ見に行くべきだ! )


------ P.S.映画の話おしまい ------

民国九十五年春節初一之温泉旅遊

2006年02月16日 | イベント



( 關子嶺温泉露天風呂の様子 )

 ( ^o^)ノ フフフ、春節初一(旧暦元旦)の日、
 オレは ” 關子嶺温泉 ” に行ったゼ。



今回は、
” ちょっと前のこと書留め ” シリーズの第2回として、
春節初一の日に台南県白川鎮にある、世界3大泥温泉の一つ
” 關子嶺、クヮンツーリン ”
に行った話を書くゾ。




出かけたのは、
” 蕾 ” のお客さんや娘さん達で、
貸切バスを仕立て、身内の
” 舞ちゃん ”
にバスガイドをやってもらったりして、
( 右上の写真で、
  正月の飾りカボチャを持ってるのが舞ちゃんだ。
  もともと、バスガイドがこの娘の本業なんだ。 )
自分じゃ何も計画しなくて良い気楽な旅行だった。

「 自分の子供より若い娘さん達と温泉に行ったりして、
 バチが当たるんじゃなかろうか? 」
というような杞憂は、大空振りに終わり、
みんな除夕 ( 大晦日 ) の遊びつかれの所為で、
オレのような老人の相手をしてくれる余裕も無く、
行きのバスの中は一大仮眠所と化していたのであった。
( 左上の写真 )




オレ達が利用した温泉は、
” 統一( 台湾の大きな食品系企業集団 ) ”
の経営しているホテルの中にあるもので、
なかなかきれいな設備だった。
( 左上写真はロビーで入館手続きしているところ )

屋内のサウナとかもあったけれど、
なんといっても、
この時期以降山間部で満開になる
” 台湾桜 ( 寒緋桜 ) ” の
濃いピンク色の花を眺めながらゆっくり浸かる
露天風呂の趣が格別だ。
( 右上の写真 )

温泉に入る前に石灰質の泥を体に塗りたくって、
それがピーカンに乾いたら、
洗い流してから湯に浸かるんだが、
泥が乾く間、ちょっと肌寒いのを我慢して
( でも空気が良いから気持ちが良い ) いるので、
温泉に入った時には、ふわーっと血行が良くなって非常にリラックスできる。
女性は肌もすべすべになって良いゾ。

ちなみに、
この關子嶺温泉は日本統治時代1898年に日本人が発見したので、
オレ達が行った様な新しいホテル風の所もあるが、
昔の日本のお風呂屋さんみたいな、内湯だけの温泉宿も多い。
ミネラルも多く含まれてリウマチ等の病気に良く効くそうだ。
少人数で行くなら、
台鉄の嘉義か新営の駅前からバスが出ているから
それに乗れば1時間強くらいで關子嶺に着くゾ。




温泉に浸かった後で、貸切バスは
” 善化糖廠、サンホアタンチャン ”
に向かった。
ここは、昔、台湾製糖のサトウキビ畑と工場だった跡地を
観光地にした所だ。

善化糖廠では、
台湾製糖が日本の国営企業だった頃に、
サトウキビ畑の中を縦横に走っていた
” 五分車、ウーフンツァー ”
という、レール幅が普通の鉄道の半分ほどの
ミニ列車 ( 左上の写真 ) に乗った。

今ではもうサトウキビなんかどこにも無くて、
行けども行けども田んぼとトウモロコシ畑の中を
( 右上の写真 )
腰の関節がバラバラにされるような振動を我慢しながら
15分ほども乗っていると、
やっと、なんだか駅のようなものについた。




そしてそこは、サトウキビとは何も関係がない
ミニ牧場 ( 左上の写真 ) なのであった。

餌を買って、子牛にやることができるんだが、
オレは金を出して買わず、落ちているのを拾って食わせるという
ビンボーなまねをした。
しかし子牛はあくまで人なつっこく、
落ちていた餌でも機嫌よく食べてくれたゾ。
この可愛いつぶらなひとみを見よ!
( 右上の写真 )




そうこうしている内に、暗くなってきて、
オレ達のバスはドライブインのような所に晩メシを食いに向かった。
そして、そこは外観的に、
あんまりウマイものが期待できないような感じのミセだった。
( 左上の写真 )

しかし、
意外とオレの予想に反して、
ここの晩メシはちゃんと特色を出したまともなものだ。
つまり、この地方の名産のハスを使った料理が主体の
結構面白いものだったんだナ。

右上の写真は、ハスの葉に包んで蒸したリブ肉の料理だ。




左上の写真は、
菖蒲のような葉にハスの実と芋頭( ユィートウ、タロイモ )
を包んだ料理で、
右上は、
ハスの葉の上で蒸しあげたご飯だ。
どれも、パンチにはかけるが、
自然な感じが好感持てる料理だった。



そんなこんなで
正月そうそう大遊びをこいたオレだったが、
なんと翌日の初二の日から、
また仕事が始まってしまうという、
非常に苛酷な運命が待ち受けている
戌年の始まりであった。


そしてまもなく書く次回は、この
” ちょっと前のこと ”
シリーズの最後で、
つい最近の元宵節の話を書くので、
ちゃんとこまめにこのBLOGをチェックすることを
推奨しつつ・・・

・・・・・ 今回はこのあたりでご無礼!




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昨日は、夜、清華大学のトラックで13.6km位流して走りました。
今日は、ジムでウェイトをやりました。
    

2006年元旦之食事会

2006年01月03日 | イベント




2006年は、
BLOGで知り合いになった人達との食事で始まった。


前回、
” SIESTA さんとご飯食べるから他の人もどうですか? ”
という呼びかけをした所、
急な誘いだったにもかかわらず、10人以上の人が集まってくれて
以前このBLOGで紹介した
”帝一嘉 ( ティーイージャー )海鮮楼 ”
で、元旦の夜、みんな一緒に食事をした。




上は、帝一嘉での注文の様子。
水族館のような水槽の前で、
ああじゃねぇ、こうじゃねぇ言いながら、
片言の中国語で食いたいもんを説明するのが
なかなか楽しい。

ここは毎日、
膨湖島からネタを取り寄せているんで
時によってあるものの種類が違うから
めずらしいもんが来てないか、
時々行ってチェックしなくちゃあいけない。

今回は、
前よりエビとかカニの種類が減ったが、
替わりにサメとかシャコが増えていた。
シャコのでかさは半端じゃあないネ。




上は、オレの大好きな
” 錦エビ ” の変わり行く姿だ。
最初は水槽にいるが、
まず、良い部分を刺身で食ったあと、
カラや足は粥に炊いてくれる。

こいつは、
伊勢エビよりでかくて味も良いヤツなんで
刺身が最高だし、粥にするとダシがよく出る。
カラにたっぷりへばりついた肉を食うのが
またウマイ!

黙っていると、
刺身にとった残りを、味噌汁なんかにしてしまう海産店が多いが
オレは、絶対に粥にしてもらった方が良いと思うナ。
それと、粥に焦がしネギを入れてもらうのも、
忘れちゃだめだゼ。




上も、オレの大好きなワタリガニだ。
前にも書いたけど、太り方がすごい。
右の写真で、
ミソがバンバンに詰まった断面を注視せよ!
肉の味もどえらい濃厚だゾ。




左上は、
この日は良いヒラメが沢山いたので
揚げてからあんかけにしてもらったものだ。
しかし来てくれたみなさん、すみません。
オレの中国語が下手すぎて、
あんかけの味が甘酸っぱいのじゃなくて
普通の八宝菜みたいなのになっちゃってた・・・・・ぐすん

右上は、
イカのすり身に、ふかひれを練りこんだ団子のスープだ。
しかし、
このときオレはすでに腹がかなり膨れていたので
エビ粥に備えて少しだけしか食べなかった。
嗚呼、胃袋が二つあれば!!




左上は、オレにとっては定番の
” 家鴨舌 ( ヤースオ、あひるの舌 ) ”
を塩焼きにしたもの。
この日来た人達で、始めてこれを食べた人もいたけれど
みんな
「 ウマイウマイ。 」
って言っていた。
ビールのアテとして最適の食い物だと思う。

右上は、ミセがサービスで出してくれた
” 海鮮捲き ”
この時点で、
オレはもう全然余裕が無くて食べなかったんで、
中に何が入ってるか判らなかったが、
来た人の内には、
このでかい揚げ物を2個べろっと食った女性もいた。




さて左上の写真が、膨湖島の名物の
” 南瓜ビーフン ” だ。
普通はニンニクが結構はいっているが、
この日はオレの独断で、無しにしてもらった。
南瓜の甘い味が優しくて、なかなかおいしい。
( でも今思えば、ニンニクも入ってたほうが良かったかも知れない )

そして右上の写真は、
ちょっと判りにくいと思うけど、台湾の春菊
” 筒篙 ( 台湾語ではダンヨウ ) ” だ。
よく鍋に入れる、やわらかくてウマイ野菜で、
葉っぱの形は、丸いのと、日本の春菊みたいに
エッジがひらひらしているのとがある。
この日は珍しく、エッジひらひらの方があったので
サッと炒めてもらった。

他にも
” 米苔目 ( ミータイバー、米で作ったしこしこの饂飩 ) ”
とかも食ったけど、写真を撮るのをわすれちゃったヨ。
オレ達は普通の五目炒めで食ったけど、
みんなが行くときは、
” 南瓜米苔目 ”
にしてもらうと良いゾ。




帝一嘉で食事をしたあと、
お酒を飲まない SIESTA さん達は帰られたが、
駐在の男の人達はみんなで
” 蕾 ”
にお酒を飲みに行った。

元旦の日から結構お客さんが多かったが、
やっぱり、
単身赴任の駐在者にとって
家族と離れて一人で迎えるお正月は、
淋しすぎるのかもしれないナ。

この日みんなは、
かなり遅くまで飲んでいたそうだが、
オレは新竹に帰らなくちゃいけなかったので
11時くらいにお先に失礼させて頂いた。




” 蕾 ”を出ると、
民族路の向こうの方、
西門路との交差点のロータリーでは、
元日を祝う花火が盛大に上がっていた。
ゆっくり見ていたかったけれど、
バスの時間があるから、
オレはタクシーをひろって台南駅の方へ向かった。



こうして、オレの2006年が始まった。
   もう台南にいる時間は、前よりうんと少なくなるけれど
   このBLOGはずっと続けるつもりだから、
   みんなもヒマなときで良いから、
   ぜひ、また読みに来てくれよナ!


    

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一昨昨日は、ジムでウェイトとトレッドミルを6kmやりました。
一昨日は、練習しませんでした。
昨日も、練習しませんでした
今日は、清華大学で11km位流して走りました。
( 清華大学は新竹の事務所の近くにある大きな大学です。
  この前構内を歩いてみたら、なかなかのトラックがあることが判ったので、
  これから新竹では、ここを走らせてもらうことにしました。 )





------ P.S.ちゃっかり帝一嘉 ------

今回帝一嘉に行ったら、
なんといつの間にか、
前にオレが書いた記事をプリントアウトしてカウンターに貼り、
ちゃっかり宣伝に使っていた。

商売っ気の薄いミセと思っていたが、
” 帝一嘉 ”
なかなかあなどれん。

------ P.S.ちゃっかり帝一嘉おしまい ------

2005年台湾燈会

2005年03月06日 | イベント


今日は、
毎年まわりもちで、台湾の各都市で開かれている
” ランタン祭り ” = ” 台湾燈会 ”
が 今年は台南の順番に当たっており、今日は最終日ということなので、
記録的な寒さの中を、なけなしの根性を奮い立たせて、見物に出かけた。

上は、
台湾の中学生による、花燈 ( ホワトン、ランタン ) コンテストの
出品作品を展示してあるゾーンの写真だ。
今日見たものの中では、オレは一番気に入った。
造形も、色使いもキレイだし、動く作品もあって
なかなか立派なものだ。

大体、” 花燈 ” というのは、
農暦1月15日の ” 元宵節、ユェンショウジェ ” に、
子供が作って 遊んでいたものが 発祥だそうなので、
お金をかけた レーザーショーや、大掛かりなライティング設備より
小学生や中学生が作ったものこそ、本来の姿 のような気がする。



上左と右下は、
諸外国の 観光宣伝のための 展示ゾーンの写真で、
左上がマレーシアでこれが一番きれいだった。
右下は日本のもので、ちょっと元気なかったかなぁ。

右上は、
日本のちょうちんのようなランタンが、無数に並んでいるゾーンで、
ランタンの下には、願いごとを書いたカードを、ぶら下げるようになっている。
ず~っと続いているモノトーンの感じが、すごく浪漫的で、
すずなりのランタンの下、そぞろ歩いているカップル達は、
冷たい風にも負けず、ほんわかした、いい雰囲気をだしていた。




左上の写真が、
今回の燈会の ” 主燈 ” の ” 鳳鳴玉山 ” だ。
( 実は、最初オレこれを 鳳凰 じゃなくて、
  今年の干支の 鶏 と思っていた。 ハハ。 )

高さは20メートル以上で、総重量は20トンある。
そして、こいつは30分ごとに ゆっくり1回転するんだが、
電気代や何やかにやで、
その1回転をするためには、毎度10万円位ずつかかるらしい。

1990年の、第一回 台北燈会 から始まった ランタン祭りだが、
こんなに大きなものを作ったりして、盛大にやるようになったのは、
民進党の 陳水扁が 大統領になった年からだ。
各都市回り持ちで やっているとは言うものの、
費用は、地方の支出ではなく、
国の 観光振興予算 から出ている。



最後にちょっと、おさらいしておくと、
農暦1月15日の ” 元宵節 ” っていうのは、
去年の ” 農暦中元節 ” の回に説明した通り、
道教では、竜王の3人の孫の内、
” 天官 = 上元公 ” の誕生日のことだ。

花燈以外の習慣としては、
昔は、道教のお寺にカメを置いて、
夜の間に、各家から
” 元宵団子 ” をカメの中に 奉納する習わしがあった。
それぞれ、別々の時に奉納するので、他家に見られることは無く、
裕福な家は、沢山入れればよいし、
逆に、貧しい家はカメから 団子を取ってきても、構わなかった。
但し、翌年には一生懸命働いて、
取った数より 多い団子を奉納するのが 約束ごとだった。

だが 今では、
そんな カメを置く寺もなくなったし、
各家庭でも、てまひまかけて 元宵団子をつくることも無くなった。
普通は、冷凍の
” 湯圓、タンユェン ” を買ってきて
簡単に湯で戻して、食べているみたいだ。


そして、
子供の素朴な細工だった
” 花燈 ” も
現代的な ライティングショー に変わった。

今では ”台湾燈会”は
見に来る人の数が、百万人単位になるビッグイベントだし、
開催場所の誘致には、政治的な意向が絡んでいる、という話も聞く。


- って、そういうことに なっているみたいサ。






一昨昨日のヒット数 - 410
一昨日のヒット数 - 396
昨日のヒット数 - 385

一昨日は、ウェイトと、ラダーインターバルを30分位やりました。
昨日は、練習は休みました。
今日は、ウェイトと、ラダーインターバルを30分やりました。

台北の NIKE 国道レース まで、あと21日。