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台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

情人夜市-台南夜市7

2007年01月04日 | 夜市




元旦の晩、去年の秋にできた
  ” 情人夜市 ” に行ってきたゾ♪



去年の秋にできた - って書いたけど、
実はこの夜市は前にあった
大台南活力夜市
が無くなって、
その代わりに同じ場所で始まった夜市だ。
だから、台南の大規模夜市は以前どおり
6個のままで変わりない。
( 一番下に台南夜市一覧表を載せておく )




場所は、
” 花園夜市 ”
の直近で、海安路と民徳路の交差点のところにある。
開催日は、花園夜市が
” 木、土、日 ”
なんで、バッティングしないように、
” 月、水、金 ”
にしているみたいだ。

実際に夜市に行って見た感じとしては、
” 花園 ”、
” 小北成功 ”、
” 武聖 ”、
” 大東 ”に次いで
台南の6個の大型夜市の中で、
5番目の規模になるんじゃないかナ。

” 大統一 ” は、
ちょっと前までは、結構大きな夜市だったが
” 花園 ” が、
最大の夜市になって復活した後は
開催日が同じで場所も近いので、
客をとられて寂れてしまっているからネ。

” 情人夜市 ”
の屋台の傾向としては、
” 花園 ”
と同じで、食い物のミセが多いゾ。




情人夜市で最初にオレは、
今年最初のテーマにする予定の
” 台湾牛排 ( ステーキ ) ”
を食った。

台北はともかく、台南の夜市にくれば、
必ずどこでもこの台湾牛排の屋台がある。

上の写真は、中でも一番メジャーな
” 小統一牛排 ” だ。

夜市の屋台で売る食い物は大概立ち食いで、
椅子やテーブルは無いが、
牛排や火鍋はさすがに、右上の写真みたいに
簡易のテーブルや椅子が用意されている。




左上がオレの食った
” 無骨牛排 - 150元 ”
で、夜市の食い物としては最高の価格のものだ。
タレを、
黒胡椒と磨から選べるが、
オレは両方ともかけてもらった。
( 味も刺激もあまりなくてのろ~んとしたタレだから、
  混ざったって大したことはない )

夜市の牛排のお約束どおり、
目玉焼きがとなりにあり、
肉の下にきしめんみたいな麺がしいてある。
( 決してスパゲティではない! )

オレは最初にこれを食ったとき、
外見から想像される味と、
自分の口の中にある物の間の
あんまりにもでかいギャップに
しばらく唖然としちまったもんだ。

ステーキとはいいながら、
肉は内臓肉を結着剤で集めたもんだし、
タレはまっ黒でいかにも香辛料辛そうなのに
実際は赤ん坊の鼻水みたいなパンチの効かないもんだし、
スパゲッティのような麺は、
陽春麺に使うのと同じ粉っぽい外省麺だ!!
こんなもんが食えるかーーー!


・・・・ だけど、不思議だ ・・・・・
台湾に来て4年以上経った今、
オレはこいつを心底
「 うめーなぁ・・・ 」
と思いながら食っている。

そいつはけっして
大量にかけたサンバル
( 右上の写真でカゴメケチャップの左に並んでるタイの調味料 )
のおかげだけじゃぁないようだ。

ここら辺のびミョーな加減が、
オレに今年初のテーマを
” 台湾牛排 ”
( それはみんなが考えるステーキとはかけ離れたもんだ )
に決めさせたってわけサ。




ついでにオレは臭豆腐も食った。
こいつにもお約束の甘酸っぱい泡菜 ( キムチ ) が添えてある。

この日食ったヤツはあまり臭くなくて、
まぁ有難いんだが、ちょっと張り合いもないもんだった。
( やっぱ、ちょっとは臭くないとねぇ )
この量で30元は、まぁ標準的な値段だ。




さてそれからオレは、初めて見る
” 麻辣串串 ”
の屋台に行った。
( ここからしばらくは、あまり見たことがない屋台を中心に紹介する )

串にさしたなかなか新鮮そうな具財を色々ならべ、
適当に選ぶと、
辛いスープの中でゆがいてから、
されにタレをさっと塗ってだしてくれる。
魯味 ( ルーウェイ ) の辛いバージョンみたいなもんだ。




左上が食材の串で、
右上が食材をゆがく辛いスープだ。
見ただけで胃が痛くなってくる位、
唐辛子がいやっちゅうほど入っている。
一串10元。




辛いもんで口が痛くなった後は、
正月らしく、焼き餅の屋台に行った。

この屋台では、笑顔の可愛い奥さんが
本当の炭で餅を焼いて、
磯部まきみたいにしたり、カレーのたれをつけたりして
食わせてくれる。
日本語も少ししゃべれるし、
餅の方も日本のと同じ味がして、
サトーの保存切り餅よりよっぽどうまい。

ところで餅のことは、
北京語では年糕 ( ニィエンカオ ) なんて言うが、
台湾では ” 米ヘンに麻+米ヘンに署 ” と書いて
そのまま ” モチ ” と発音することも多い。
この屋台の看板にもそういう風に書いてあるゾ。




焼いた餅を、オレは旦那さんが作ってるほうの
紅豆湯に入れてもらってお汁粉にして食った。

もう、ずっと何年も食べていなかった
本当の香ばしい焼き餅がはいったお汁粉。
甘さもほどよく、
アズキの柔らかい味わいがなんとも言えない。

台南の夜市の屋台でこんなもんを食わせてもらって、
オレは心底感激しちまったヨ・・・
1碗30元。




もう腹は一杯だったが、更に珍しい屋台を探すと、
はじめて見る
豚排 ( トンカツ ) を挟む割包 ( 台湾風蒸しパンのハンバーガー )
のミセがあった。

面白いから、土産に1個買うことにしたら、
トンカツ以外に
色んなタレやらトッピングやらを選んで挟めるらしい。
とりあえずオレは全部挟んでもらった。




割包の写真を撮ろうとしたら
「 はいどうぞ! 」
って撮り易いように差し出してくれたおねーさんは、
思いがけず、
えらいきれーな人だった。

それで、
ドキドキしながら撮った割包も、
タレがとろりんと絡んですごい美味そうだった。
なんて幸せ!

後で食ったらタレがめっさ辛かったけど、
トンカツが柔らかくて
やっぱりうまかったネ。
1個30元




夜市の隅の方にも見た事ない屋台があった。
回転焼きのようなものの中に
大量のイカとエビが入っている。

” 蝦錦章 ”
という名前の食いもんだが、
” 錦 ” は ” 色々 ” の意味で
” 章 ” は ” バッジ ” とか ” ワッペン ” の意味だろう。
丸いバッジのような形と合って
なかなか気の利いたネーミングだナ。

1個買って無理やり食ったが、
外はパリッと焼けて、中はほんわり、
イカも蝦もぷりっとして、
ムムム、
なかなかあなどれない美味さがあるノぉ。
1個30元。




お次は
” 鱔魚意麺、サンユイイィメン ”
で、台湾北部ではあまり見ないが、
台南では別に珍しい食い物じゃあない。
但し、これを夜市でみることはあまりない。

鱔魚とは、タウナギと呼ぶこともあるが、
オレはカワヘビと考えている。
魚とは言いながらヒレもエラもなく、
鼻から呼吸をしていて、
うなぎの様に裂いてみると、
中の肉は真っ赤で、無数の小骨が不規則に並んでいる。

右上の写真では、
中央部、イカの左にまとめて置いてあるが
普通はひっくり返した竹ザルの上に、
開いた身を上にして放射状に並べて売っている。
注文があると、ぶつ切りにして甘い餡かけに調理し、
広東風意麺 ( 揚げ麺 ) を湯で戻したものにかけて
客にだすことになっている。

何だって大概のものは食えるオレだが、
こいつだけは、醜悪なルックスといい、
食ったときにプチッと表皮が割れて中が出てくる
ゴキブリみたいな ( ゴキブリを食ったコトはないが )テクスチュアといい、
絶対に口にしたくない食い物だ。
一杯60元。




さてここからは、
夜市でおなじみのものばかりになるが、
上の写真はトウモロコシだが、
粒が全部黄色のより、
紫が混じった大陸伝来の品種の方が
固いというか、モチモチしていてうまい。
一本15元。




台湾の夜市では非常に多い寿司の屋台。
軍艦巻きか、太巻き、それに稲荷寿司の形で、
米といくらとか、かにかまぼことかを巻いている。
日本人が寿司と思って食うとやばい。

「 なんかなこれは~? ふんふん。 」
とか思って食ったらいいんじゃないか。
1個10元。




左上は、台南ではお馴染みの
” 蚵仔煎、オアツェン-カキのオムレツ ”
で、
右上も、台南名物と言われている
” 魯味、ルーウェイ-だしでサッと煮る食材 ”
だ。
今更解説もいらないだろう。
どちらもうまいヨ!




左上は、小口に切ったフルーツを売る屋台で、
台南では有名な
” 阿美芭楽、アメイバァラァ ”
というミセだ。
ここで芭楽とはグァバーのことで、
こういうフルーツ屋台では、
梅子粉という甘酸っぱい粉をかけたものを売っている。
阿美芭楽はグァバーもうまいが、
梅子粉も独特のおいしさがあると評判のミセだ。

右上は、苺飴の屋台。
オレはこれの山査子バージョンが好きだナ。




左上は夜市ではお馴染みの
色とりどりの飲料を売るミセで、
右上は各種の味のアイスクリームに
色々なトッピングをのせてうるミセだ。

台南とはいえこの季節では、
アイスの方はさすがにそれほど人気がない。




左上は麻雀牌を使ったビンゴゲームのミセで、
麻雀牌をかき混ぜて適当にぬいてから、
台紙に書いた絵に合わせてならべ、
ビンゴが出来た列が多いほど
でかい賞品がもらえることになっている。

ただ、
この情人夜市には食い物以外の屋台が少ないし、
客もあまり興味が無い様子で、
ちょっとヒマな感じだった。

右上は、
情人夜市が出来たときにシンボルとして作った
人工の滝だ。
夜になって冷えてきたから、
誰も水のまわりには来てなかった。

ただ一人いたのは、
久しぶりに夜市に来て、一人で幸せに興奮している
デジカメをもったおかしなオヤヂだけだったのサ。




 < → 2007年開元夜市はなくなりました >

さてそれで最後に上に、
現在の台南の有力夜市を一覧表にしてみた。

台南には本当にでっかい夜市が多い。
毎日どっかこっかで夜市がある。

そして、
新竹に移動してから気づいたんだが、
それまで、
台湾の夜市っていうのはみんな日本の縁日みたいに、
広っぱに屋台が並ぶもんだと思っていたが、
新竹とか台北とか北の方では、
固定の商店街がただ夜遅くまで開いているのを
夜市と呼ぶことも多いみたいだ。

もちろんオレは、
日本の縁日みたいな台南の夜市の方が断然好きだ。

士林夜市しか行ったことがない
台北中心に旅行している日本人の観光客の人には、
是非台南のこういう夜市を
夜中までハシゴして遊んでもらいたいもんだナぁ
 - なんて思ったりする。




 まぁ、こんなとこかな!


それではみなさん、 (^0^)/~~ また次回!



    
12月27日のアクセス数 - 334
12月28日のアクセス数 - 233
12月29日のアクセス数 - 237
12月30日のアクセス数 - 279
12月31日のアクセス数 - 719
01月01日のアクセス数 - 295
01月02日のアクセス数 - 200
01月03日のアクセス数 - 369


12月27日の練習 - ウェイト(ジム)
12月28日の練習 - 10km with 900mインターバル X 6(清華大学)
12月29日の練習 - 休み
12月30日の練習 - トラック(清華大学)10km
12月31日の練習 - 休み
01月01日の練習 - トラック(成功大学)11.8km
01月02日の練習 - ウェイト少々(自宅)
01月03日の練習 - トレッドミル8.5km with 950mインターバル X 4
            & ウェイト(ジム)




大台南活力夜市-台南夜市6

2006年04月03日 | 夜市




今回は最近できた大型の夜市
  ” 大台南活力夜市 ” の報告をするゾ♪


オレが新竹に転勤になったすぐ後、
台南の大型夜市の中では一番新しい、
” 大台南夜市 ”
が始まった。
” 台湾最大の夜市! ”
なんてインターネットとかで宣伝してたんで、
行こう行こうと思っていながら、
今までなかなか行く機会がなかったが、
この週末に頑張って出かけてみた。



場所は、
” 花園夜市 ”
の直近で、海安路と民徳路の交差点のところにある。
開催日は、花園夜市が
” 木、土、日 ”
なんで、バッティングしないように、
” 月、火、金 ”
にしているみたいだ。

宣伝はともかく、
実際に夜市に行って見た感じとしては、
” 花園 ”、
” 小北成功 ”、
” 武聖 ”、
” 大東 ”に次いで
台南の6個の大型夜市の中で、
5番目の規模になるんじゃないかナ。

” 大統一 ” は、
ちょっと前までは、結構大きな夜市だったが
” 花園 ” が、
最大の夜市になって復活した後は
開催日が同じで場所も近いので、
客をとられて寂れてしまっているからネ。

” 大台南活力夜市 ”
の屋台の傾向としては、
” 大東 ”、
” 大統一 ”と似て、
若者向けの洋服、小物や、新しい種類の食い物のミセが多いゾ。




それでは早速、ミセのレポートから始める。
まずは、
食い物以外の地味なところから行くことにして、
左上の写真が、メガネ屋で、
右上の写真が、時計屋だ。

メガネは、バリだらけのプラスチックサングラスなんかもあるが、
ちゃーんと度が入った老眼鏡もある。
ま、デザイン的にはちょっと買い難いもんが多いけどネ。

時計屋は、じっくり見る価値がある。
例えば、
オレがランニングの練習の時に使ってるのは
開元夜市で買ったアディダスのパチもの ( 100元 ) だが、
時間も正確だし、防水機能もOK、
3年経っても電池の交換無しで動いているゾ。
気合を入れて探せば、
デザインが可愛らしかったり、機能がちゃんとしていたり、
結構面白いモンが手に入る。




引き続き食い物以外の屋台だが、
左上がVCD屋で、右上はアクセサリー屋だ。
VCD屋は、見た事も聞いた事もない様な映画が多いし、
洋画なんかは、タイトルが勝手な中国語に変えてあって、
何の映画のVCDか見当がつかなかったりして、
素人だとなかなか欲しいものが買えない。
まぁコアな分野のミセだナ。

アクセサリーは、一般的に
色使いもデザインもきれいなものが多いから、
細工がちゃんとしたものを選べば
結構使える 
- と、オレの会社の女子社員が言っていた。




左上は、装身具としての
” 玉 ( ユイ/メノウとか翡翠とかの石 ) ”
を売っているミセだ。
” 玉 ” は、
アクセサリーとしての意味ももちろんあるけれど、
台湾の人は、
” 厄除け ” とか、
” 金運向上 ” みたいな、
おまじないの意味で着けている人が多い。
そういうのは、
他人が触れたりすると効果がなくなっちゃうらしいから、
友達でも
「 あーら、その腕輪かわいいわねー! 」
なんて気軽にさわっちゃあダメだヨ。

右上は、玉みたいなアクセサリーだが
ちょっと新しい意匠のものを扱っているミセだ。




夜市では、洋服も多く売られている。
左上は女性向けの服で、右上が子供の服だ。
値段は安いけれど、ちょっと
” もっさり ”
したものとか、
異様に
” ハデハデ ”
なもんが多いかナ。




洋服が出たんで、いきおいで下着屋の写真を撮ってきたが、
( もちろん、ミセに断ってから写したんだゾ )
左上は胸当ての専門店で、右上は手作り品主体のミセだ。
大体、
台湾は日本より暑いから、
下着も日本のものに較べると布が少なくて、
” 保温性 ”
よりも
” 見た目 ”
を重視したものが多いような気がするナ。




最近どこの夜市でも、
動物を扱うミセは少なくなってきているが、
大台南夜市には、まだ1件動物屋が残っていた。
そしてそのミセには、
右上の写真みたいな、思わずひっさらって帰りたくなるような
可愛い子犬もいるのであった。




さて、ここから食い物の屋台の紹介に入るが、
最初は昔からある一般的な屋台で、
左上の写真が果物屋で、右上の写真が臭豆腐屋だ。

果物屋の果物は、食いやすい大きさに切って、
” 梅子粉 ” なんていう、
適当に塩味と甘い味を混ぜて風味が付けてあるような粉をかけ、
ビニール袋に入れて売ってくれる。
( グアバーとかの硬い果物だと、
 団子三兄弟 みたいに串刺しにしてくれることもある。 )

臭豆腐を、
口に入れてからその後、飲み込めるかどうかは、
( 口に入れるとこまでなら、誰だってできる。 )
ミセの周囲に漂う匂いのキツさで大体判断がつく。
周囲10m以上離れても鼻を突き刺すようなにおいがするような
化学兵器並みのヤツは、
日本人はまぁ、
口に入れたって、どうせ飲みこめやしないんだから、
買わない方が無難だ。
( 大体、そんなのを食った日にゃあ吐く息だって、
  どえらく臭くなっちゃうからネ。 )




左上は、たこ焼き屋の写真。
中国語では、
たこ = 彰魚 ( ザンユイ )
なので、
たこ焼きの屋台には
” 彰魚小丸子 ”
と書いてある。
粉の配合とか、焼きの技術が日本の方が本家みたいで、
台湾の屋台ではあんまりうまいのには当たったことがない。

右上は、
” 烤家鴨挟餅、カオヤーチャオピン ” 。
これは日本にはない食い物で、
家鴨の皮とか肉、きゅうり、薄いパリパリの揚げ皮なんかに
甜麺醤をつけて、蒸した小麦の生地に巻いて食うものだ。
北京ダックとよく似ていて、
なかなかうまいもんだ。




上の写真は、
” 香酥鶏 ( シャンスーチー、鹹酥鶏 = シェンスーチー とも言う ) ” 。
鶏のから揚げ、インゲン豆、百頁豆腐、しいたけ、ソーセージ 
みたいな食材を好きなだけ選ぶと、
その場でサッと揚げて、香辛料と塩をまぶして食わせてくれるミセだ。
ビールのあてには最適の食い物だが、
外帯 ( ワイタイ ) = テイクアウト
するのが一般的なんで、
日本の串かつ屋みたいに、
ミセで揚げたてを食いながらビールを飲む
- ってことはできないネ。

右上の写真に、このときオレが選んだ食材が写っている。



さて、上は引き続き同じ
” 香酥鶏 ” 屋を
横から見ている写真で、
右上に揚げなべが写っているが、
注目すべきは左下に写っている青い機械だ。
実はこれは高速で回転する脱水機のようなもので、
揚げたあとの食材をこの機械に入れて、
余分の油を完全にきってしまう為のものだ。
これが有るミセの揚げ物は、
出来立てもカラっとしているし、
時間が経って冷えても、油がべっとりしてこなくて
都合が良いゾ。

右上の写真は、同じような
” 香酥鶏 ”のミセなんだが、
こういう
” 大上海 ” とか
” 小上海 ” とかいう屋号のミセは、
普通、鶏のから揚げだけを売っているミセで、
他の食材は扱っていないヨ。




上の写真は、大陸から輸入してきた
” 玉米 ( ユイミー、トウモロコシ ) ”
を売っている屋台だ。
色がところどころ赤くなっているもので、
とてもQQ ( モチモチ ) していておいしいゾ。




左上は、冷たい飲み物のミセ。
看板に書いてある
” 西米露、シーミールー ”
は、キャッサバ芋のでんぷんから作るタピオカのことで、
わりと小さい粒が入っている飲料のことが多い。
( でかい粒だと ” 珍珠、チンズー ” なんて言う。)

右上の写真は、わりと最近夜市で見かけるようになった
” 甜玉米、ティエンユイミー ”
のミセ。
トウモロコシの外側を、
チョコレートとか海苔とかの風味の
甘いアイシングでコートしてあるものだ。
オレはまだ食ったことがないが、
人に聞くと結構おいしいものらしいネ。




上の写真は、
” 日式煎餅 ( ズースーゼンピン、お好み焼き ) ”
のミセ。
ここのは、広島なんかの美味しい本物には決して及ばないが、
それでも生地が軽くて結構食べられる。
それにタレが、
カレー味、ワサビ味、醤油味とか選ぶことができるから
色々食い較べられて楽しいヨ。
これも比較的最近夜市に出てくるようになった食い物だナ。




上の写真も夜市としては新傾向の食い物で、
” 無骨鳳爪 ( ウーグーフォンツォン、骨なしの鶏の脚 ) ”

” 麻辣燙 ( マーラータン、魯味でダシを辛くしているもの ) ”
のミセだ。
” 無骨鳳爪 ”
の方は、食いやすくて便利なようだが、
オレはやっぱ骨をしゃぶる様に食うほうが好きだ。
骨がないと、あっという間に食えちまって
なんか淋しいんだよナ。




最後は、アイスクリーム屋の屋台で、
左上がアイスクリームを春巻の皮で包んで揚げたものを
売っているミセで、
( 揚げてないミセもある )
右上がアイスクリームをクレープに包んだものを
売っている屋台だ。




最後に上は、
現在の台南の有力夜市を一覧表にしてみたものだ。

去年、
”前の花園夜市 ”が、
土地の契約期限の問題から、無くなっちまった時は、
台南の夜市もずいぶん淋しくなったもんだが、
そのあと、
”大統一夜市 ”
ができて、そのあと
”新しい花園夜市 ”
が復活したし、
今度はこの大台南活力夜市もできた。
遊びに行くオレ達にとっては、
色々選択できてうれしいが、
夜市の間の競争は、結構激しくなってきているゾ。


 まぁ、こんなとこかな!



それではみなさん、 (^0^)/~~ また次回!



    
3月29日のアクセス数 - 339
3月30日のアクセス数 - 554
3月31日のアクセス数 - 544
4月01日のアクセス数 - 407
4月02日のアクセス数 - 643

3月30日の練習 - 休み
3月31日の練習 - 休み
4月01日の練習 - ウェイト(ジム)&トラック(成功大学)10km
4月02日の練習 - 休み
今日の練習    - トラック(清華大学)10km




新・花園夜市2-台南夜市5

2005年10月26日 | 夜市




 今回は、半年ぶりで復活した ” 花園夜市 ” のレポートの後編だ。 



( 花園夜市が再開した場所 )

新しい花園夜市の前編については、
 ” 新・花園夜市-台南夜市5 ”

以前の花園夜市については、
 ” 花園夜市-台南夜市1 ”

を、それぞれ見てみてくれ。




前回も
「 花園夜市は、他に較べて食い物の屋台の割合が、メチャ多い夜市だ。 」
って書いてた通り、今回も食い物屋台の話をガンガン書いていくゾ。

まずは、上の写真の2店。
台南の中規模以上の夜市には必ずある、
” 牛排屋 ( ニョウパイウー、ステーキ屋 ) ” だ。

一般的に台湾の牛排屋のステーキは、
焼いた鉄板の上に麺を乗せ、その上にステーキを乗せてから、
だらりとした濃い茶色のタレをかけてある。
日本人はその外見から、
” スパゲティの上に肉がのっけてあって、
  デミグラスソースのようなものがかけてあるんだろう。 ”
- と勝手に想像するんだが、これは大違いだ。

麺は、コシが無くて味も薄い、うどんみたいな白い麺だし、
ステーキはおそらく接着肉 ( 違ったらごめんよ ) で、
タレは、色は濃いけれど味は殆ど無い ( 薄い ) という代物で
パンチがないことおびただしい。

事前情報なしで食ったら、みんなびっくりすると思うネ。
( だが、食いなれてくると、こういう刺激のない屋台の牛排も、
  「 なんかウマイな- 」 と感じる様になってきてしまうのが
  台湾の不思議な所サ 。)




左上の大きなソフトクリームがあるミセは、
” 霜淇淋 ” 屋だ。
イチゴ、チョコ、メロンとそのミックス等色々な味がある。

ちなみに、
” 霜淇淋、シュワンチーリン ” といえば
空気で泡立てたアイスが、巻き巻きになっているソフトクリームのことで
” 氷淇淋、ピンチーリン ” というのが、
空気で泡立ててなくて、巻いてもいない、
サーティワンにあるみたいなアイスクリームのことだ。

余り知られていないが、
台湾のアイスクリームは、自然な味がしてなかなかウマイ。
今でも自転車の荷台に、自家製の
花生 ( ピーナッツ ) とか芋頭 ( タロイモ ) の
アイスクリームを乗せたおっさんが、色々な所で商売をしている。

特に台南には、” 太陽牌 ” とか、
昔からの美味しいアイスクリーム屋が沢山あるので
そのうち紹介していくつもりだ。




さて、上の写真が、
多分、日本人が苦手な食い物のNo.1の
” 臭豆腐 ” だ。

オレも初期の頃はどうにもあの
” う○こ ” みたいな匂いがカンベンできなかったが、
このごろは、揚げたものならまぁ美味しく食えるようになってきた。
( 一般的に匂いは、揚げ→煮→蒸し できつくなるような気がする。 )

ただ、この食材には個体差があるから、
ミセの周囲50mから匂いがするようなチャンピオン級のヤツは
やはり敬遠した方が無難だろう。
( 臭豆腐は、豆腐自体に匂いがあるのではなく、
  豆腐を納豆菌とかが入ったくさい液に漬けて作るので、
  液の強烈さと、漬ける時間が、匂いの強さを左右するようだ。
  悪いミセは、液を発酵させる代わりに、直接アンモニアを
  ぶち込んだりしているので、
  食べるときには、ちゃんとミセを見分けなくちゃならない。 )


 

煎餃は、いわゆる焼き餃子のことだが、一般に、
” 鍋貼、コーティエ ” と言えば、
日本の餃子みたいな長いヤツ、
” 煎餃、ツェンチャオ ” と言えば、
上の写真みたいな丸っこいヤツになる。

写真に写っている
” 迷你 ( メイニー、あなたに夢中 ) ” は、
台南夜市界では、
” 林媽々 ” と、人気を二分する煎餃屋で、
オレは林媽々の方が好きだが、この迷你もとても人気がある。




さて上の写真は、
前回も取り上げた魯味の別のミセ。

前書いた
” 小上海 ” にたまたま、
” 鶏脚 ” が無かったので、
こちらで買い足したんだ。

” 鶏脚 ” は、爪とか指の形も露わな鶏の脚のことで、
骨にへばりついた皮とコラーゲンをしゃぶり取る食い物だ。
香港飲茶の定番だが、
形のせいで日本人には抵抗がある人も多い。

なかなかウマイものなので、
日曜の夕方、テレビを見ながら、鶏脚をアテにビールを飲むのは、
( オレは今は酒をやめているが )
結構なパスタイムだ。

普通1支 ( 1本 ) 2元か、2.5元だが、
何をトチ狂ったか、
「 1支10元。 」 とか言いいやがるミセもあるから注意が必要だ。
良いミセだと、食いやすいように
足のツメを全部を切ってからゆでなおしてくれる所もある。




ずーっと、食い物の話だと少し飽きるから、
ここで、花園夜市が再開したとき、屋外ステージの方に来た
台湾の芸人さんを見てみよう。

さすがに、” 蔡依林 ” とか ” 王力宏 ” なんてのは来てなかったが、
アイドルでは、KONEや、蔡詩とかの中堅どころが来てたし、
オレが、黒シャツT君から教わったカラオケ曲
” 屋頂 ” を歌っている ” 温嵐 ”、
マドンナの ” Material Girl ” のカバーをやっている
若い娘さん4人組みの ” 七染花 ”、
周杰倫がプロデュースするバンド
” 南拳媽々 ” なんかの結構な豪華メンバーが出ていた。

右上は、
” 南拳媽々 ” のステージの様子。




さて、また食い物の屋台にもどるが、
上の写真は、去年の
 ” 花園夜市-台南夜市1 ” の時にも取り上げた
” 沙茶螃蟹、焼酒螺 ”
なので、その時の記述をそのまま下に挙げる。

--------------------------

次に行ったのは、カワイコチャン二人がやっている
” 沙茶螃蟹、焼酒螺 ” だ。
海鮮の揚げ物と、焼酒螺 っていう小さな巻貝を
酒蒸しにしたもの を売っている。
この ” 焼酒螺 ” は、夜市とか、海沿いの屋台では定番の小吃だ。
端っこを加えて、ズッて吸い込むと、中の肉が出てくる。
普通、大辣、中辣、小辣、といって、辛さの グレードを分けて 売っている。
日本人なら、よほど辛いのが好きな人じゃなければ、
とりあえず 小辣 にしておいた方がいいぞ。

------------------------------

上に挙げた当時の説明は、食い物には全くそのまま通用するが、
ミセのカワイコちゃんだけは、
なぜか1年で10才以上も年取ってしまっていた。




上の写真は、” 麻油○○屋 ” のミセだ。
○○の所には、鶏/鶏心/猪心/猪肝 なんてものが入る。

” 麻油 ”ってのはゴマ油のことだが、
この料理は一般に、○○の所に入る材料を、
ごま油と生姜で炒めて醤油味をつけたものだ。
白いご飯に乗っけて食ったり、
スープにして、麺線を入れて食ったりする。

香りが良くて暖たまるので、
冬場、寒くなると女の人がよく食べているネ。




上は、台南の夜市じゃあおなじみの
” 蚵仔煎 ( オアツェン、カキオムレツ ) ” 屋だ。
新しい花園夜市みたいなデカイ夜市だと、
一つの夜市に6軒も7軒もあるゾ。

蚵仔煎っていうのは、もう説明も要らないと思うが、
カキとモヤシとタマゴを焼いて薄い小麦粉の生地に挟み、
とろみをつけたタレをかけた、広島焼きみたいなものだ。

蚵仔煎を食う前には、一応ミセを一通り見回る方が良い。
ミセによって、ネタの新鮮さ、大きさ、つくりの丁寧さに
すごく差があるから、良さそうな所を選ばないと、
食ったあとで他のミセを見て、
「 ありゃー、しまったー! 」
なんて後悔するゾ。
( オレの経験だヨ )




上は、石頭玉米のミセだが、
こいつは、台湾のものではなく大陸から輸入したトウモロコシだ。
普通のトウモロコシよりずっとQQ感があって ( モチモチして )、
すごくウマイ。

右上の写真みたいに、ゆでたヤツが並んでいるから、
自分が好きなのを選んで、
ゆでたものをそのまま食っても良いし、
更にタレをつけて焼いてもらっても良い。

もっと小さくて形が悪いのは、1本10元くらいだが、
このミセのは立派で粒ぞろいなんで、
もうちょっと高いゾ。




今回のミセの紹介の最後は、
” 烤肉屋 ( カオローウー、焼き物屋 ) ”だ。
この写真のミセは、ネタが新しくてきれいだし、
一つ一つの材料の値段がクリアにしてあって気持ちが良い。

オレは、焼き鳥とかマル天をちょっと辛くして焼いてもらったが、
甘い目のタレが香ばしくてなかなかうまかったゾ。

また食いたい!




さて、いよいよ一番最後になるが、
台南の大型夜市も、花園夜市が復活したので、全部で5つになり、
どの夜市に行ったらいいのか、迷うこともあるだろうから、
上に台南市の有力夜市の一覧表を挙げておく。
参考にしてくれ。

( それで、小さな注意だが、タクシーで夜市に行くときは、
  大統一夜市と 新しい花園夜市は、まだ運ちゃんも良く間違うので、
  夜市の名前で説明するより、道路の名前を言って/書いて
  連れてってもらった方が良いゾ。
  結構多くの人が、花園と信じて
  大統一の方に行ってしまっているみたいだからナ。 )




それでは、
今回はここらへんで、ご無礼!





一昨昨日のアクセス数 - 443
一昨日のアクセス数 -  465
昨日のアクセス数 -  3924
( 昨日のアクセス数はちょっと異様だ。4000近くもある。
  同一IPアドレスからのアクセスが多いので、
  一人で何回もアクセスした人がいるか、
  同じIPアドレスのLAN上にいる人が、沢山アクセスしたかだろう。 )
 

一昨日は、練習は休みでした。
昨日は、練習は休みでした。
今日は、朝、ジムでウェイトをやりました。  
    夜、成功大学のトラックで13kmJOGをやりました。


ING安泰の国際レースまで、あと55日。

新・花園夜市-台南夜市5

2005年10月23日 | 夜市




 半年ぶりで、
どえらい大規模になって ” 花園夜市 ” が復活した。 


あんまりでかくなったもんだから
いまや、小北夜市を抜いて台南最大の夜市になっちまった。

今回は、重新開幕の花園夜市を、前後2回で紹介するゾ。



( 上の写真の ” 新・花園夜市 ” を見てみろヨ。
 まるで戦国時代の合戦みたいに、屋台の ” のぼり ” が立ち並んでるゾ! )

今年の春に、花園夜市が休止になったのは、
土地の賃借契約が切れて更改ができなかったせいだが、
何と、契約更改に応じなかった地主は、
( 前の花園夜市があった場所のそばで )
自分が ” 大統一夜市 ” を始めちまったもんで、
花園夜市のファンはブーブー・ブーブー 文句を言ってた。

そーいうことで、この半年、
沢山の台南の人が、再開をずっと待っていたんだ。



( 再開した場所は、和緯路と海安路の交差点で、
  モーテルが集中している地帯のど真ん中だ。)

前の花園夜市がどうだったかについては、以前に書いた
 ” 花園夜市-台南夜市1 ”
を見たら良いゾ。
オレが一番最初に夜市について書いた記事だ。




さて、レポートを始めるにあたって、
花園夜市は、前にも
「他に較べて、食い物の屋台の割合がメチャ多い夜市だ。」
って書いてたんだが、取りあえずは、
数が少ない、食い物以外のミセから紹介してしまおう。


左上は、夜市ではよくある
麻雀パイを使ったビンゴゲーム屋だが、
何と、新しい花園夜市にはこのミセが6こも並んでいる。
スゲー!

右上は、日本の縁日にもよくある金魚すくいだが、
オレは金魚すくいが苦手だし、
万一捕れたとしても、一人暮らしで出張も有るんじゃ、
飼うことができないから、やめておいた。




左上は、手長エビつりの屋台だが、
こいつは釣れれば、そのまま焼いて食わせてくれるんで
やってみた
・・・・・・・・ら、5本もサオ買ったのに一匹も釣れなかった。
糸がすぐきれちゃうんだよナ。

右上は、夜市ではオレが割と好きな小物屋だ。
買うものは無いけど、
色がきれいで、夜市の灯りに映えるんだよネ。




左上は、はじめて見たんだが、
全部手作りの布製ネコ小物屋だ。
平置きの物以外に、うしろにカバンとかも沢山あるゾ。

右上は、中国茶の急須屋さんだが、
1個100元で、結構安い。
ガンダムのフィギュアと並んでるのが、
なんか良い雰囲気の安っぽさをかもし出していて、
屋台らしくて、おもろいナ。


食い物以外については、サクッとここまでだ。
ここから後は、食い物のミセの話をするゾ。


 

左上は、台南夜市界ではすごく有名な
” 阿美芭楽 ” だ。
芭楽 ( バーラー ) っていうのはグァバーのことだが、
このミセでは、うまい芭楽もそろえているが、
上にかける ” 梅子粉 ” っていう調味料がおいしいのがよく知られている。

右上は氷屋さんだが、
日本みたいな、シロップだけの氷はなくて、
小豆、プリン、愛玉 - どれも練乳つき
なんていう、かなりボりゅームのあるもののなかから、
トッピングを選ぶことになっている。

量もハンパじゃなく多いゾ。




上の写真は、

古いほうの三越の前にはよく屋台が出てるけど、
夜市ではちょっと珍しい
” 可楽餅 ( クーラーピン、コロッケ ) ” のミセだ。

カレー、野菜、黒胡椒 とか色々種類がある。
大きな錠剤みたいな形で、びっちり同じ外見にできている。
皮が厚くてもっちゃりしてるが、結構ウマイぞ。
ソースをだぼだぼつけてくれりゃ もっと良いのにナ。




おぉ、前に
 ” 大東夜市-台南夜市3 ”
の回でも紹介した、人気の屋台、
” 韓国仔、ハングオザイ ”
が、花園夜市に来ているゾ。
ここの烤肉巻は、キムチも巻き込んであってうまいんだよなー。

” 阿美芭楽 ” といい、
今の花園夜市には、
台南で人気のある食い物屋台が、殆んど来てしまっているゾ。




” 大上海 ” とか、” 小上海 ”
って言えば、鹹酥鶏 ( シェンスーチー、鶏から揚げ ) のミセと思っていたら、
上の写真は、魯味 ( ルーウェイ ) 屋だった。

右上の写真が、このミセのネタだが、
いかにも新鮮そうできれいだ。
野菜とか豆腐を食ってみたが、ウマイ!
沢山買って帰って、ご飯と一緒に食べたいゼ。




上の写真には、
” 四川魚蛋 ” って書いて有るけれど、
これは別に、魚の卵を売っているわけじゃあなくて、
” 魚丸 ( ユイワン、魚のすり身の団子 ) ”
の小さいヤツに色々な味をつけて売っている屋台だ。

他に
” 上海魚蛋 ” とか ” 香港魚蛋 ” とか
書いてあることも有るけれど、全部売っているものは同じだ。
まぁ、可愛らしいおでんと思って食えば、
だいたい、まちがいないネ。




上の写真は、夜市ではそんなに多くない
” 印度サイ餅 ”
のミセ。

グルテンの多い小麦の生地を、
振り回しながら延ばしていって薄くして、
色々な味のソースを挟んで焼いたものだ。

延ばし方が面白いから、下に作り方の写真を載せるゾ。



小さく丸めた生地を、
平たい板にたたきつけては、ヒラリと裏返し
たたきつけては、ヒラリと裏返すと、生地が段々薄い布みたいになる。
その上にソースを塗ってから、四隅を中央に折り返して、
油を引いた鉄板の上で焼いたら出来上がりだ。

なかなかウマイ!




最後になるが、
この花園夜市の再開には、
すごく多くの台湾スターが、野外ステージに出演していた。
どんな芸人さんが来ていたかは、次回に紹介するけど、
とりあえずステージの写真だけ、今回の最後にUPしておくゾ。



それでは、
今回はここらへんで、ご無礼!





五日前のアクセス数 - 499
四日前のアクセス数 - 822
一昨昨日のヒット数 - 542
一昨日のヒット数 -  455
昨日のヒット数 -   568

四日前は、事務所の帰りを歩きました。
一昨昨日は、事務所の帰りを歩きました。
一昨日は、成功大学のトラックで11kmJOGをやりました。
昨日は、練習は休みでした。
今日は、成功大学のトラックで12kmJOGをやりました。    


ING安泰の国際レースまで、あと58日。






---------- P.S.映画の話 ----------


どうしようもないグロ映画の
” シン・シティ ” を
紙一重で、ゴミ箱行きから救っていた美人女優、
ジェシカ・アルバ主演の映画、
” into the Blue ” を見てきた。




ともかくこの映画に関して言えることは、
ジェシカ・アルバがきれいだ - ってことだ。
ここまでビキニの泳ぎ姿がサマになる女優さんは、
今までのところ見たことがない。

ストーリーがしょーもなくて、すごく中だるみするし、
3分に1回つっこみたくなる、リアリティ完全無視の映画なんだが、
きれいな海と、きれいな女の人のおかげで、
最後まできっちり見ることができる。

すごい素もぐりをみせる、
( 本人じゃないとは思うが )
主演のポール・ウォーカーのガタイも、
極端なマッチョが多いアメリカ映画の中で、
実用的&健康的で、良い感じだゾ。

オレは、海関係の遊びが大好きで、
もっと若いときはボード・セイリングの競技やってたし、
今は、小型船舶免許取って、ボートつりが一番の趣味だ。
( まるでビンボーおやぢなんで、自分の船はないけどサ )
そんなわけで、こういうきれいな海の映画はすごい好きだナ。

全部綜合して、この映画に対してのオレの点数は
70点
だった。
( 見に行っても、ぜんぜん損しないゾ )


--------- P.S.映画の話おしまい ---------

大統一夜市-台南夜市之小吃4

2005年07月25日 | 夜市




今回は、
台南で一番新しく、今年の初夏から始まった夜市、
” 大統一夜市 ”
に行った報告をする。
( 西門路四段311號 )


ちょっと知らない人に説明しておくけど、
台南には元々大きな夜市が四つあったが、
( 小北、武聖、大東、花園 )

その中で、一番食い物屋台が多くて、
このBLOGでも前に紹介した
 ” 花園夜市 ” は、
今年の春で、土地契約期限が切れて営業をやめていた。

そういった時、この初夏から
元の ” 花園夜市 ” があった場所の近くの
西門路の大通りに面した土地に、
花園夜市の後を引き継ぐような感じで、
” 大統一夜市 ” が始まったんだ。





” 大統一夜市 ” は、自称
” 南部最大の夜市 ” で、実際の所、
全体としてのサイズは、小北よりはほんの少しだけ小さい位で、
規模はかなりのものだ。
( 台湾南部としての大きな夜市は、
  台南の4つの夜市とあと、高雄に ” 瑞豊 ” というのがある。
  高雄では ” 六合路 ” が有名だが、
  こいつは名前先行の夜市で、ごく小規模なものだ。)

” 大統一夜市 ” は、食い物屋台も多く、
遊戯や買い物の屋台との比率は、
ちょうど1対1位になっている。

地盤はきれいに舗装されていて、
大通りに面している所為か、人出もかなり多いゾ。





遊戯屋台の営業をやっているのは、
若い娘さんが多い。

左上の写真は、
ピン球をワンバウンドで点数穴に入れる遊びで、
右上は、
マージャン牌を使ったビンゴゲームだ。

ネが控えめな性格のオレは、こういう写真の撮り方をしたが、
実は、
左上の黒い服の小姐のは、背中がドバっとオープンのワンピで、
右上の赤い服の小姐は、胸がガバっと開いたブラウスだった。

・・・  ̄(= ̄¬ ̄=) ̄ ・・・ じゅるり






買い物の方の屋台で、
他の夜市ではあまり見かけないのは、
左上のキティちゃん携帯ケース屋と、
右上のワッペン屋さんだ。

言っておくが、オレはワッペンが大好きだ。
デニムのシャツに、
派手なのをべたべた貼り付けて着ている。
アイロンだけで付けられるのも便利だしネ。





左上は、屋台の小物屋さん。
夜市は、こういうカラフルな店がきれいで楽しくてイイ!

右上は、子供達が熱中する
金魚&エビ&カメすくい。
今度じっくり、冷やかし/釣り に来たいゼ。





さて、ここから後半の食い物屋台だ。

左上は、オレの好物のな魯味屋。
鶏の手羽とか、豆干 ( 豆腐を干したヤツ ) を、
適当に買ってつまみながら、店を冷やかして歩く。

右上は、夜市ではよくある和風寿司屋さん。
” 吉野寿司 ” っていうミセだけど、
ネタはともかく、握る技術はなかなかだ。
ラオパンの格好も決まっているネ。





上の写真は、夜市では珍しいシューマイ屋台。
エビ、カニ以外に、カレー焼売とか芋焼売とか、
本当、色々あって楽しいヨ。
すぐ食っても良いし、色々買って持ち帰ってもOKだ。





ちょっと暑くなってきたので、
トルコアイスを食うことにした。

トルコアイスって、
食ったことないかも知れないけど、トルコでは
” ドンドルマ ” って呼ばれていて、
羊の乳を原料にして、ランの根からとった
” サレップ ” を入れて練って作るから、
びよ~んと伸びる、食感の面白いアイスだ。

あまり、甘くないのが良いけど、
暑い日は、さっぱりとした
” 八寶氷 ” みたいなものの方が、良いかも知れないネ。





左上は、果物屋台。
小口に切ったグァバーとかの果物に、さらに
” 梅子粉 ” なんていう、甘酸っぱい粉をかけて食う。

最初は、ちょっと抵抗あったオレも、
今では、この粉があったほうがうまく感じるようになったゾ。

右上は、
干した果物とか、コーヒーや色々なものに漬けた梅とかがある
” 蜜銭 ” の屋台。
台湾の女の人が大好きなお茶請けだ。





上の行列ができている屋台は、
大統一夜市でしか見たことが無い
” 鶏カツ ” のミセ。
衣がサクサクしているし、すごいボリュームで、
腹が減っている時は、GOODな選択だ。
ウマイ!





一人前火鍋屋はどこの夜市でもあって、
ネタを一個づつ選ぶ ア・ラ・カルト のミセと、
上の写真みたいな、
あらかじめ組み合わせが決まっている数種類のタイプから
選ぶミセがある。

ここは、右上の写真みたいに
サンプルが作って有るから、わかりやすいゾ。

でも、ホント台湾の人はナベが好きだよ。
7月の台南で、冷房も無いところで、火をつけてナベを食うのは
どんなにローカル化しても、オレには無理だナ。





左上の写真は、
” 豆花、トウファ ” にお好みのミツとかアンコをかけて
木桶に入れて食わせてくれるミセ。

” 豆花 ”っていうのは、
豆乳を固める方法がちょっと豆腐と違うだけで
豆腐と同じような味がするお菓子だ。
さっぱりしていて、オレは好きなものだ。

- っていうか、ここんとこ酒を飲まなくなったら
   なんかミョーに甘いものが好きになってきたんだよネ。


右上の写真は、大統一夜市に隣接している、
” 花園エビつり場 ” だ。

おぉ、ここでは夜市を冷やかしたり
エビつりで遊んだり、
長い台湾の夜をず~っと遊んですごせる楽しい場所だナ。

今度は来るときは、
つえを突いて、若い娘さんに手を引いてもらって
来ることにしよう。



” 大統一夜市 ” は、
木曜、土曜、日曜の夜にやっていて、ローカルの詳しい情報は

http://www.n-market.com.tw/index.html

へ、行ってみてくれ。


最後になるが、
今中止になっている
” 花園夜市 ” も、もうすぐ近くの
” 和緯路 ” の大きな空き地で
再開するらしい。

そうすると、台南の大型夜市は五つになるので、
” 夜市のハシゴ ” とかもできて
いよいよ週末の夜遊びが、もっともっと楽しくなるゾ。



五日前のヒット数 - 435
四日前のヒット数 - 454
一昨昨日のヒット数 - 443
一昨日のヒット数 - 398
昨日のヒット数 - 634

四日前は、夜、成功大学で、
     400m-800m-1600m-800m-400m のラダーインターバルをやりました。
一昨昨日は、夜、ウェイトを軽くやりました。
一昨日は、ウェイトと6kmJOGをやりました。
昨日は、夜、成功大学で、5km位走りました。
今日は、夜、ウェイトを軽くやりました。


台中の国際レースまで76日。

禁酒を始めて22日目。



大東夜市-台南夜市之小吃3

2005年03月21日 | 夜市


今日は、” 台南夜市シリーズ ” の第3回で、
林森路と東門路の路口の近くで
月曜、火曜、金曜にやっている
” 大東夜市 ” を紹介する。

この夜市は、近くにある ” 南寶ホテル ” に滞在する
旅行者/出張者 にとっては
歩いて5分の距離にある 行きやすい夜市だ。

規模としては、台南では4番目位だが、
前に紹介した ” 花園夜市 ” と同じで、食い物の屋台が多く
( 花園夜市と どっこいかな )
ちょっと変わったものがあるのと、
なんか理由はわからないが、少し小ぎれいな感じがするので
オレとしては 大好きな夜市だ。

  

左上は、他の夜市にも出ている ” 小統一牛排 ” 。
牛排 ( ステーキ ) と名前をつけてるが、
他の台湾の 牛排屋 と同じで、
まぁ、どろっとしてる割には あっさりした味の タレがかかった
” 鉄板焼肉 ” と思えば間違いない。
肉は、夜目にはスパゲティの様に見える 麺 の上にのっているが、
食ってみれば、この麺も 台湾一般の 薄味白うどんだ。
( はじめて食った人は、ルックスと味の落差に びっくりするかも知れない。 )

右上の写真は、” 曽記蜜銭 ” 。
” 蜜銭、ミーチェン ”とは、果物類を乾燥させたり、
コーヒーとか お茶につけたりして 加工したお菓子だ。
このミセでは、キャンディーなども扱っており
蜜銭と 色とりどりのお菓子が 並んでいる様子は
夜市の灯りに映えて、とてもキレイだ。

 

左上は、” 陳家沙威瑪 ”。
” 沙威瑪、サーウェイマー ”っていうのは、夜市ではよく見る食い物だが
もともと 中東とか東欧なんかの街頭で よく売られている
” シュワルマ ” とか ” ドネル・ケバブ ” と呼ばれるている物だ。
日本と同じく、台湾にも、20年前くらいから
中東の人が多く来るようになって、
それで持ち込まれた 外来の食い物だ。

スライスした羊肉を、回転する垂直の棒に突き刺して
上へ上へと、段々に重ねて行き、加熱する。
そして、下の方から焼けた肉を、順々に円錐形に削り落として
それを、パンにはさんで 食うっていうわけだ。

ヨーロッパなんかだと、
” ピタパン ” っていう袋状のパンに 肉を入れて食うんだが、
台湾のは、普通のロールパンを 切ったものにはさむ。
はさんだ後、もう一回パンの外側を火であぶって カリッとさせてくれるから
オレは 台湾の夜市 みたいなものの方が好きだナ。
ウマイ!

右上の写真は、” 黄媽媽涼麺 ”。
これは、まるっきり 日本の ” 冷やし中華 ” と同じものだ。
ハム、きゅうりの薄切りと 錦糸卵が、
日本のラーメン みたいな麺の上にのっている。
タレだけが、ちょっと違っていて、
酸味の少ないゴマダレに おろしにんにくがたっぷり入っている。

 

上の2枚の写真は、” 好口味烤鴨夾餅 ”。
” 烤鴨夾餅、カオヤーチャオピン ”っていうのは、
” 庶民的北京ダック ” とでも言うべきものだ。
( まぁ、北京ダックは 台湾では、別に高級な食い物 ではないけどネ )
家鴨の肉、きゅうり、玉ねぎ、パリパリに揚げた麦せんべいを
薄手の蒸しパンにのせ、甘い味噌タレを塗ってから、
くるっとまいて食う。

パリパリの麦せんべい ( 右の写真の右下 ) が、
北京ダックみたいな感じ を演出しているが、
こっちは、肉もいっぱい入っているから、さらに
ウマイ!

大東夜市には、” 皇佳烤鴨夾餅 ” っていう
もう一つの 烤鴨夾餅屋 があるので、
沢山食べられる人は、
両方食べ較べて見るのも 面白いかもしれない。

 

上の2枚の写真は、” 韓国焼肉 ”。
( 申し訳ない。正確な名前は、忘れちゃった。 )
甘辛あじの鉄板焼肉と、キムチを一緒に
焼きたての小麦生地で 棒状に巻いて食べる。
( 白飯にたっぷりかけて食うこともできる )

右上の写真が、ちょうど作っているところだが、
フライパンで焼いた生地に、そのまま肉とキムチを乗せている。
生地も、肉も出来立てのアツアツで、こいつは、
ウマイ!





オオっと!
ちょいと気がつかなかったが、
撮った写真の中に 上の一枚があった。
よく見ると、
3月25日の今度の金曜日には、大東夜市で
” 黄乙玲 ” さんのコンサートがあるじゃないか!

- って 本当はそんな人知らないけど、
別に そんなことは問題じゃあない。
イベントがあれば、必ず人出もミセも増えて、夜市が活気付くからネ。
やっぱ夜市は、元気がなくっちゃぁ。

それと、黄乙玲小姐は、当日多分 ビキニスタイルで歌うだろうから
オッサンのオレとしては、
そいつもチョイとは楽しみだい!

今度の金曜日は、オヤヂはみんな 大東夜市に集合だナ!

・・・・・・  (´∇`)b  い ぇ ~ い  ・・・・・・・




一昨昨日のヒット数 - 382
一昨日のヒット数 - 427
昨日のヒット数 - 507

一昨日は、夜に成功大学のトラックを 13km位流して走りました。
昨日は、ウェイトだけやっておきました。
今日は、月曜なので練習は休みでした。
( NIKEの国道レースまで、あと6日 )

武聖夜市-台南夜市之小吃2

2005年02月12日 | 夜市


今日は、
” 台南夜市之小吃 ” シリーズの第2回で、
武聖路と 文賢路の近くで、水曜日と 土曜日にやっている
” 武聖夜市 ” について紹介する。

興味がある人は、シリーズ第1回の ” 花園夜市 ” の方も、見てみるといいゾ。



武聖夜市は、
夜市自体の規模としては、花園夜市より ほんの少しだけ大きいかナ。

屋台の種類は、花園夜市と較べると、
物売りとか ゲーム屋が多くて、食べ物屋は割りと少ない。
今日は、ゲーム屋と、食い物屋を 混ぜて紹介していくゾ。

左上の写真は、輪投げ屋だ。
見るとわかるが、
他の夜市の 輪投げ屋とは、賞品の量が 全然違う。
しかし、誰が、あんな軽い 輪投げの輪を、
一番奥の 賞品まで、正確に 投げられるんだろうか?

右上の写真は、弓で的を射る ゲーム屋だ。
弓、的、距離とも かなり本格的なもので、ちょっと子供では できないだろう。
今度 ” ラーメンマン ” をつれてきて、挑戦させたいなぁ - と思った。
( ラーメンマンは、ラ ーメン作り以外に、 弓道を 得意技にしていて
  段位も 3段を持っている。)



左上の写真は、台湾では よく見かける 射撃屋だ。
BB弾の ピストルや、ライフルで 風船を狙うものだ。

右上の写真は、ペット屋だ。
ウサギ、ハムスター、亀 なんかの 小動物を売っている。
おいてある動物は、みなかわいいが、
あまり近寄ると、飼いたくなってしまうので、なるべく見ないようにしている。
それと、実はオレは、
こういったペット屋が何軒あるか 
- を 大体の ” 夜市自体の規模 ” を表す目安にしている。

0軒 - 極小夜市 ( 成功夜市など )
1軒 - 小夜市 ( 開元夜市、永華夜市など )
2軒 - 大夜市 ( 武聖、花園、大東、など )
3軒 - 超大夜市 ( 小北夜市 )

- っていう感じかな。



左上の写真は、
お茶と 茶道具を売る ミセだ。
道具を 見る目があっても無くても 関係ないゾ。
もともと すごく安いんだから。

右上の写真は、
武聖夜市を 取り囲むミセの 写真。
武聖夜市本体は、花園夜市と さして変わりが無い 規模なんだが、
特筆すべきは、
ここは、夜市本体を 取り囲む広範囲のマチが、夜市みたいに なっていることだ。
そういう意味では、めちゃくちゃ大きな 夜市とも言える。




さて、いよいよ 食い物のミセの紹介だ。
左上は、ゆでトウモロコシ ( 玉米 ) のミセだが、
トウモロコシの 種類が違う、
赤や、紫色の 粒が混じった トウモロコシは、
大陸中国からの 輸入品で、ここ15年くらいに ポピュラーになったものだ。
食ってみると、黄色いトウモロコシと 味は 殆んど一緒だが、
噛み応えがあって もっちりした感じがして うまいゾ。
値段も安いから ( 1本10円 ) 、見つけたらトライだ。

右上は、団子のミセ。
注文すると、団子の外側に、アンコとか、ピーナツ粉とか
色々好みで、つけてくれて面白い。

ところで、
写真の中で、左側の女の子が 振り返って、怪訝な顔を しているが、
オレみたいな、おっさんが、断りも無しに、
自分の ( ホントはミセのなんだが ) 写真を撮ったら
気味が悪くなるのは 当たり前だ。
( こういう所に、みんなが知らない オレの苦労が 少しある。 )



左上の写真は、
鹹酥鶏 ( 台湾の鶏のから揚げ ) みたいに見えるが、
これは、夜市でも数が少ない
” 排骨酥 ( パイクースー、豚のリブ肉のから揚げ ) ” だ。
甘みがあって、絶品なので、見つけたら 是非食ってみてくれ。

右上の写真は、
排骨酥を 袋につめている 小姐。
一つ上の 団子屋の 写真じゃないが、
この ” 排骨酥屋 ” の小姐の 写真を撮るのは、
本当に大変だった。

以下、オレと小姐の会話。

「 このミセと 貴方の写真を撮ってもいいですか? 」
「 なんで、写真を撮るのよ? 」
「 何でって、オレのサイトに 載せるためですよ。 」
「 どうして アンタのサイトに あたしの写真を 載せなきゃいけないのよ。」
「 いやぁ、どうしてって、友達が 興味があるみたいだから。 」
「 アンタの友達って 私のこと知ってるの?」
「 いやいや、そうことじゃなくて、
  日本で オレのBLOGをみている人 っていうことで、
  一人ずつ説明は、でき無いんだけど・・・・。」

てな感じで、延々と、
オレが 変態ストーカーでないことの 検証が続くわけだが、
もとより、オレの下手な北京語では、
誤解も沢山起きて、
手間がかかる、本当にかかる。


やっとこさ、写させてもらったのが
右上の写真だが、
これが、オレの苦労が 報われた瞬間だ。


長い、長い、会話の末に、やっと
オレの買った 排骨酥を、袋につめてくれている 小姐。

- なんとも 可愛らしく、微笑んでいる。



一昨昨日のヒット数 - 319
一昨日のヒット数 - 375
昨日のヒット数 - 281

一昨日は、ウェイトと、成功大学で7.5Kmのトラックを やりました。
昨日は、ウェイトだけをやりました。
今日は、ウェイトと、成功大学で7.5Kmのトラックを やりました。

花園夜市-台湾夜市之小吃1

2004年12月26日 | 夜市


今日は、昼間部屋の掃除と洗濯をして、夕方から花園夜市に行った。
花園夜市は、育徳路と文成路の交差点で、木曜、土曜、日曜にやっている。
台南の夜市としては、3番目か4番目の大きさだ。
一番デカイのは、やっぱり小北夜市で、2番が武聖夜市、
そして3番が、この花園夜市か大東夜市だろう。



夜市自体の規模としては、3番か4番の 花園夜市だが、
食い物の屋台の数では、逆に 1番か2番になるんじゃないかな。
とにかく 色々な小吃 ( シャオツー、軽食 ) が沢山ある所だ。
日本から来たばかりの人は、なかなかこういう所で、ものを買って食う
-ことをしない みたいだけど、
でも、慣れれば、ウマイもんの見分け方や
ミセの冷やかし方もわかって、結構楽しく 遊べるようになる。
とりあえず、 ” 台湾の生活はこれから ” っていう人は、
オレのダイアリーも ちょっとだけ 参考にしてみてくれ。



上の写真は、花園夜市の中でも オレのおススメの ” 煎小湯包 ” だ。
もちろん、小籠湯包 っていうのは、蒸して作るのが スタンダードだ。
だが、このミセでは、焼き餃子みたいに 鉄板焼きしている。
だから、皮は普通の 小籠湯包 みたいじゃなく、バリッとした歯ごたえだ。
しかし、中には、 ” 湯包 ” って言うだけあって、スープがばっちり入っている。

想像してみてくれ。
バリバリの皮を食い破ると、いきなりジューっと肉汁がでてくるんだぞ。

あー、これであと 0.3mm 皮が薄くて、肉の割合が もっと多い 餡だったら
オレは、台湾で 一番ウマイ食い物 にカウントしても いいのに。
でも、しょうがないよ。
だって、1人前35円なんだから。



湯包のあとは、豆乳鶏を食った。
これは、手羽に 豆乳を混ぜた コロモをつけて 揚げたもんだ。
鹹水鶏が塩味一辺倒なのに対し、コイツは豆乳の甘みがあって
なかなかウマイもんだ。
結構なボリュームなのに、どこでも ひと串10円で 売っている。
見かけたら、是非、買いだ。



次に行ったのは、カワイコチャン二人がやっている ” 沙茶蟹肉、焼酒螺 ” だ。
海鮮の揚げ物と、焼酒螺 っていう小さな巻貝を 酒蒸しにしたもの を売っている。
この ” 焼酒螺 ” は、夜市とか、海沿いの屋台では定番の小吃だ。
端っこを加えて、ズッて吸い込むと、中の肉が出てくる。
普通、大辣、中辣、小辣、といって、辛さの グレードを分けて 売っている。
日本人なら、よほど辛いのが好きな人じゃなければ、
とりあえず 小辣 にしておいた方がいいぞ。



海鮮の揚げ物の写真を上に並べた。
奥の方は、左から順番に、
小さい蟹の丸ごと、小エビ、龍珠 ( ロンツー、イカの口の肉 )、小女子だ。
前の方、左から、
蟹足、中位の蟹の丸揚げ、巨大タコの足、魚卵だ。

今日オレは、小さい蟹の丸揚げを食った。
いっとうウマイのは タコの足だと思うが、これを食っちゃあ
腹いっぱいで 他のものが 食えなくなっちゃうからな。



ちょっとスープっぽいものが欲しくなったオレは、
関東煮-つまりおでんのミセに行った。
ちょいと、上のカンバンに注目。
こういう 屋台みたいなミセの カンバンでは、
売りモノの名前だけが 書いてあるのがフツーで
” 何々屋 ” みたいな表記は、ないことが多い。

とりあえず、カンバンの真ん中にある ” 翁 ” って言う字だけで
このミセのラオパンが ” 翁 ” さんって言う人 だっていうのがわかる。



左上の写真に写っているのが、おでんと、炒ビーフンだ。
今日は、おでんは 食わなかったが、大根も竹輪もあって、
かなり和風のものみたいだ。 
甜メン醤じゃ無くて、辛子で食うようになってたし。
今度来るときは、日本酒のカンをつけたやつを ポットに入れて持ってきて
おでんを食うことにしよう。

右上の写真は、今日オレが頼んだ 魚皮湯だ。
魚皮は 虱目魚じゃなくて、なんか淡白な魚だった。
スープはなんと、おでんのダシを 魚皮にかけただけのもんだった。
だが、おお、この汁は合格だ。
日本のおでんだしとは、当然違う味だが、すっきりしていて結構コクもある。
次回来るときの おでん+熱燗 が楽しみだー。



最後によったのが、上の写真の
蘇さん の 蚵仔麺線 ( オアミスァン、牡蠣そうめん ) 屋さんだ。
員林 ( ユァンリン、台中の近くの町 ) の名物の
肉圓 ( マーワン、肉団子みたいなもの ) も売っている。



肉圓は、員林とかの 台中より北側の地方では、
肉餡を くず粉のようなでんぷんで包んで、低温の油で揚げる 方法で作られている。
( 左上の写真参照 )
前に ” 茂雄蝦仁肉圓 ” の回でも書いたけど、
オレはこういう肉圓より、台南なんかの 蒸したやつの方が好きだ。

今日は、もう腹がイッパイだったので
うちの近くの 開元夜市のと 較べてみようと思って、
小さい蚵仔麺線を ひとつだけお土産に買った。
( 注文を受けると、右上写真の麺線に牡蠣、大腸、香菜なんかを盛り付けて
  下の写真みたいな 出来上がりに するんである。 )



家に帰って、運動をして腹をすかせてから、蚵仔麺線を食った。

うーん、コレは慣れのせいもあるが、開元夜市のものの方が オレの口には合う。
鰹節のダシが きいているのはいいんだが、
なんせ台南風の味付けで、ちょっと甘すぎた。

ちょっとした注意だが、蚵仔麺線 をミセで 食うときは
カンバンのどこかに ” 台北 ” って書いてある所で 買うほうが
甘くなくていいぞ。



今日は、思ったより 長い記事になったが、
それでも、紹介しようと思ってる小吃の 三分の一も書いていない。
ということで、ちょっと今回のダイアリーの タイトルを見てみてくれ。

” 台湾夜市之小吃
- になってるだろ。
つまり、今回は シリーズものの 第一回だ!


この場所でやっていた花園夜市は
土地の契約更新ができずに 半年位休止して
今の海安路3段で再会した。

その紹介は
 2005年10月23日 ”新・花園夜市 ” (うまいもの)
に書いているので、
そっちの方も見てみてくれ。


22日のヒット数 - 260
一昨昨日のヒット数 - 237
一昨日のヒット数 - 292
昨日のヒット数 - 246

一昨昨日は、ウェイトと5KJOGをやりました。
一昨日は、ウェイトと4KJOGをやりました。
昨日は、ウェイトと30分JOGをやりました。
今日は、ウェイトと30分JOGをやりました。
とりあえず 調整と ツナギ の練習だけをやった 1週間でした。

開元夜市

2004年09月05日 | 夜市




今日は、日曜日なんでゆっくりおきた。 
朝メシは 昨日の晩 ” 開元夜市 ” で買っておいた、
” 煎餃 ” を 焼きなおして バリっとさせたヤツと、
” 蚵仔麺線 ( オアミスァン) ” だ。 

” 煎餃 ( ツェンチャオ、焼き餃子 ) を買ったミセは
” 林瑪 ( リンマー、林さんのおかあさん ) ” という名前で、
台南の夜市の、 ” 煎餃屋 ” さんのなかでも おいしいので有名なミセだ。
 
肉より野菜が多いので、あんまり汁いっぱいって 感じじゃないが、
形も可愛いし 野菜の甘みがとってもグーだ。 
オレはすでに ” おなじみ ” なので、
50円17個入りの箱で、いつも1~2個オマケしてもらってる。
 
よ~く下の写真をみてみてくれ。 
ほーら、うまそーだろ!

  

” 蚵仔麺線 ” の方は
” 台北 ” って カンバンに書いてある屋台で買った。 

台北なんて名前のわりには、ここのオヤっさんは
いつもドえらい台湾語で 話するんで、
ほとんど言ってることが わかりやしない。 
しかしオレも 今日はがんばってしゃべって なんとか、
” 辛椒 ( ラージャオ ) ”
を、麺線と別の袋に いれてもらうことができた。
 
こいつを思いっきり 入れられると、口が痛いくらい からい。 
このミセも いつもオマケしてくれるんで、
土曜の夜になると つい一碗買っちまう。
( 写真の左下の方をみると オヤジさんが
  「 いっぱい入れるのがサービスだ-。 」
   って信じてる真っ赤な唐辛子が、チョロッと見える )



( もうほとんどオレのダチになってるオヤっさん )

こういう夜市は、一つの場所で週2回くらい開かれる。 
夜市にでる屋台は ” どのミセがどの場所にでるか ”
がバッチリ決まっていて、
いつ行っても、同じミセが同じ場所でやっているゾ。 

それと、それぞれのミセは週2回だけ商売をしているんじゃなくて、
ある場所の夜市が休みの日は、違う場所の夜市にいって営業をしてるんだ。 
だから人気があるミセなら、あっちこっちの夜市で、何度も顔をあわせるゾ。


今日はまだ、練習をしていませんが、
夕方天気がよければ、成功大学でLSDを100分やるか、
また雨がふりそうだったら、
ジムでトレッドミル60分JOGする予定です。 
( 結局トレッドミル60分JOGでした。 )

昨日のヒット数 - 326    

胡椒蝦

2004年08月18日 | 夜市


今回はほんのツナギ。
そんで、今回のダイアリーはあとで消すから、長いことは見られないヨ 
( 何回も見るような内容でもナイし ) 。

上の写真は夜市の下着屋だ。 
台南にはミョーに下着屋が多くて、町中下着屋だらけだ。 
当然、夜市にもたくさんのミセがあって、すごいキレイな色のを売ってる。 
農暦新年にはオンナのヒトは、縁起のいい真紅のヤツを着るらしい。
この写真は、わかってると思うけど、ちゃんとミセの許可を得てから写したモンだ。

今日、黒シャツ隊のT君とクルマに乗っているときに、
” 胡椒蝦 ” のカンバンをみた。
それで ” 胡椒蝦 ” を食ったことが無いオレに、
「 壷の中にごってり胡椒が入ってて、そん中に蝦が入ってるんですよ。 」
って、T君が説明した。 
オレはびっくりしてこういった。
「 おい、壷いっぱいの胡椒ってのは、うそだろ。 胡椒ってのは高いんだぜ。 
昔は、同じ重さの金と交換されてたこともあるんだから。 」

するとT君が、チョビっとあっちの下の方へカオを向けながら、
ボソボソこういいやがった。
「 ア~ア また、昔バナシっすか~? このマエも 
  ” オレの子供のころは、病気のときしか、バナナ食えなかった。 ” 
-  とか言ってたじゃないッスか~。 」

こら!  T!  おまえナー! 
オレのガキの時のハナシと、 ” 大航海時代 ”  を一緒にすんなよナー!



この写真は、イエの前の開元夜市を、坂の上から写したもんだ。
忘れたころにまたこういう写真をみると、

「 ホント、 キレイだったんだな-。」 

とか、 ソンナ風に思うかも知れナイな。


今日は、ウェイトと30分のJOGをしました。

昨日のヒット数 - 403