台南・ダイアリー

台湾の台南市で3年、新竹市で2年駐在して、色々な所へ行ったり美味しいものを食べたりしました。

突然の訃報

2005年09月29日 | その他



( 今回の内容は台南とは、全く関係ない私的なものだ )


昨晩、
四つ年上の従兄弟が、健康上の理由から突然他界した。

最近は、あまり会う機会がなかったが、
子供の頃から行き来のあった親戚で、
日本では同じ横浜市内に住んでいた。

結婚というものをしないまま、壮年になっていたが、
高度の教育を受け、社会的にも相当な高い位置にいて、
なにより、とても人当たりのよい温厚な人物だった。
( 子供には、特に良く好かれた )

今年の正月には、
やはり横浜市内に住んでいる姉の家に、
亡くなった従兄弟や、オレの家族が集まって食事をしたが、
その時は、特に変わった所は無かったそうで、
オレにとっても、
びっくりするような突然の死だった。





死因は、食道の静脈瘤破裂によるもので、
普段からよく酒を飲んでいたし、
仕事もかなりハードだったようで
肝臓が弱って、静脈瘤ができやすくなっていたらしい。

先週の金曜日までは普通に会社勤めをしていたが、
日曜の朝に、友人と約束していたゴルフに来なかった。
不審に思ったその友人が家まで行って、
意識がないまま倒れていた従兄弟を、発見してくれたそうだ。

オレもそうだが、
単身赴任だったり、独身だったりして一人で暮らしている男は、
ストレスや、過労や、酒のせいで体の異変をおこしても、
それがたまたま休日だと、
自分が倒れたあと 人に気づいてもらうまでに、
かなりの時間がかかってしまう。





以前会って食事をした時、
従兄弟がオレに、会社での話をしたことがある。

夜泣きをする赤ん坊のせいで、
若い奥さんが、夜中にヒステリーを起こしてしまい、
会社に遅刻してきた部下の話だ。

そして従兄弟は、

「 すごく深刻に、遅刻の理由を説明するんだが、
  その話はボクには、ピンと来ない分野なんだよなー、
  ハハハハハ。 」

と、長身の体を少し曲げながら快活に笑った。

そのときオレは、

この従兄弟が、
家庭をもった者の、思いがけない苦しい一面も
そういう苦しさが想像できないという、
自分の少し淋しい一人暮らしも、
どちらも、ただの軽い話題として扱えるような、
そんな、こだわりのない境地で暮らしているんだろうな。

と、そう感じたものだ。



小学校の夏休み、田舎の祖母の家で、
自転車に二人乗りして川へ釣りに行ったときのことなど、
他にも、色々沢山の、
生前の従兄弟の様子が、次々と頭に浮かんでくるんだが、

どういった回想も全て、最後には

「 何故、こんな急に。- 」
「 早すぎる。 」

という、同じ思いにだけ行き当たってしまうような
そんな突然の訃報だった。


そして、
遠く離れて、通夜にも葬儀にも参加できないオレは、
前には、ただ自分自身の胃炎の為にやっていた禁酒を、
今度は、
突然逝ってしまった、本当に好人物だった従兄弟への追悼の意味で、
今日また、始めることにした。















裕成水果-台南水果氷1

2005年09月19日 | うまいもの




台南は、9月になっても まだまだ暑~い!

というか、9月になってから、
台風や雨の多かった8月より、なんか逆に暑くなったような気がする。
( 昼間は連日35度になるし )

そこでオレは、台南市ローカルじゃあ
「 いっとうウマい 剉氷 ( チョアピン、かき氷 ) を食わすゼ。」
というウワサの
” 裕成水果、ユーツェンシュエイグオ ”
へ出かけることにした。



もちろん、
台南で一番有名な水果氷屋だったら、孔子廟前の
” 莉莉 ( リリー ) 水果 ”
になるんだろうが、
どちらかと言えば、” 莉莉 ” は観光客向けのミセだし、
台南市に住んでいるカキ氷ファンは、殆どみんなこの
” 裕成水果 ”
の方をイチオシにしてくる。

そこで、
普段はあまり甘いものを食わないオレも
試しに食いに行って見ることにしたゾ。




上が、オレが ” 裕成水果 ” で食った ” 綜合水果氷 ”。

ルックスも すごーくきれいだが、
一口食ったその瞬間、

「 ♪ うんま~~~い! ♪ 」

8種類以上入っているフルーツの配分や、
それぞれのフルーツの熟れ具合、シロップの味などが
どれをとっても申し分ない。
オレは今まで、かき氷っていうものは、
どちらかというと、ちょっと我慢しながら食っていたんだが、
こいつは、そいうのとは全然違うものだナ。
これなら毎日でも食えるゾ。

このとき食った
” 綜合水果氷 ” は120元、
” 芒果 ( マンゴー ) 氷 ” は160元で、
値段設定はちょっと高めなんだが、
いざ食ってみたら、
値段のことなんか、全然気にならない位うまいヨ。
ホントホント!




” 裕成水果 ” は、
もともと果物屋で、新鮮で割と高級な果物を多く扱っている。

左上の写真には、マンゴー、スターフルーツ、釈迦頭
なんかが写っているし、
右上の写真には、日本のみかんとか桃が
写っている。
( ちなみにここの桃は、うまいが値段も1個300元の高級品だ )

かき氷としては、水果氷以外にも、
小豆とミルクのかき氷の上にでっかいプリンが乗ったヤツ
が人気があるみたいだし、
” 切盤 ” といって、
果物だけを盛ってくれるメニューもある。

こりゃー、色々試してみなければ。
都合が良いことに、24時間営業のミセだし。
( 男だけで行くのがイヤなら、飲んだあとで、
  女の子を さそって/連れて行ってもらって 行くのも良いかもネ )


          
( 上は全く関係ない写真で、横浜の実家で飼っているウサギの ” もみ ” )


最後に余談だが、
” かき氷 ” のルーツは以外と古くて、
日本でも有名なところでは、清少納言の
” 枕草子 ” の中に
「 あてなるもの・・・・、削り氷にあまずら入れて、
  あたらしきかなまりにいれたる 」
という記載がある。

ここで、
削り氷は、冬の間に出来た氷を ” 氷室 ” という
山肌に作った冷蔵庫で、夏まで保存しておいて、削ったもので、
あまずらは、あまちゃずるを煮しめて作ったシロップだ。
つまり、1000年も前、すでに、
かき氷は、今とほぼ同じ形で存在していたことになる。

また、同じ平安時代には
毎年水無月 ( 農暦の6月 ) の朔日 ( 1日 ) には、
” 氷室の節会 ( せちえ ) ” と言って、
天皇家の所有する氷室の氷を、
内裏の群臣に配る風習があったらしい。

そーいうことから考えると、
昔の人も ” かき 氷” 好きだったみたいだナ!


- ってなところで、
それじゃあ今回も、ここらへんで、ご無礼!




今日は、練習休みました。

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民国94年之農暦中秋節

2005年09月18日 | 風習・習慣


 
( 今年も沢山頂いた月餅、右の写真みたいな立派なのもある )


台南での駐在を始めてからほぼ3年、
このBLOGを書き始めてからは、1年数ヶ月が経ち、
” 中秋節 ” の話を書くのも2回目になった。

同じようなことを何回も書くのもどうかと思うので、
今回の記事は、去年書いたものに、
ちょいと改訂+加筆したものをUPする。



今日は、農暦の8月15日。 
日本では単なる ” お月見 ” の日だが、
台湾では、春節 ( 新年 )、 端午節 と並んで
” 三節 ( サンジェ ) ” のひとつに数えられている
” 中秋節 ( ゾンチョウジェ ) ” の日だ。

この日は台湾では、
日本のお盆とか アメリカの感謝祭みたいな、
遠くに散っている 家族が帰省してくる、家族再会の日だ。

そして何でだか、帰ってきた人は みんな揃って庭先で、
ガンガン、烤肉 ( カオロウ、バーベキュー ) をやる。 
外では若者が、意味もなく 爆竹やロケット花火を
バンバン、炸裂させる。 
いたる所で 火事のネタになる事を やる日でもあるんで、
台湾の消防署は この日スゲー忙しい。(?)
 
それと、
やたらに ”月餅 ( ユエピン、解説は下を見ヨ )” を贈りあう日でもあって、
オレが働いているような 小さな事務所でも、
食いきれないくらい ” 頂き物の月餅 ” がたまっちまう。 

ここの従業員は 一人ものの男が多い。 
それも酒のみばっかりなのに、
こんなに 甘いもの沢山もらって どうしろっちゅうんじゃー。

 


日本で ”月餅 ”といえば、
多分 ” 広式( カンスー、広東式 )” の、
上に、難しい字が型押ししてあるヤツを 思い出す人が多いと思う。 

だが台湾では、
油と砂糖がたっぷりの くどい広式よりは、
台湾式の、パイ皮で丸い、かるいものの方が ポピュラーだ。 
中でも ”蛋黄酥 ( タンファンスー ) ” っていう、
塩味がついた アヒルの卵の黄身が 入っているヤツは、
”月餅詰め合わせセット ” に 殆ど必ず入っている 人気のものだ。

上左の写真は、台湾月餅の三役- 上から 
” 蛋黄酥 ”、
” 広東式月餅 ”、
それと、緑豆の餡が入っている
” 緑豆椪 ( リュイトウポン ) ”
が入ったスタンダードな詰め合わせだ。 
それに対して右側は、新しいタイプものなんで、
普通のお菓子の詰め合わせみたいで、
” 月餅だゾー ”
っていう感じが あまりしない。

ところで、
”どうして、中秋節に 月餅を送るようになったか? ”
っていう いわれだが、

その昔、漢民族が元の国 ( 蒙古 ) と戦争してるときに、
劉伯温 ( リョウポーウン ) っていう道士が、
( 史実としては、明の初代皇帝朱元璋の軍師の一人だが )
「 中秋節に食べなさいネー。 」 って言いながら、
月餅を配った 故事が起源になってるらしい。 

配られた月餅の中には
「 打倒元、本日決起! 」
って書いたゲキ文が入れてあって、
中秋節にそれを読んだ漢民族は
「 やるべー! 」
ってんで一斉に立ち上がって、戦争に勝っちゃって
” 明朝 ”を 打ち立てることができた。
そして 劉伯温は ” 明の国師 ”
と呼ばれるようになったんだナ。

NOTE:
中国で、
元の時代は西暦1271年~1368年
明の時代は西暦1368年~1644年。
元が日本に襲来した文永、弘安の役は、元代初期の出来事。



由来のようなものはしらないが、
中秋節には、月餅の他に
” 文旦 ( ウンタン、ぶんたん ) ” も食べる。

この文旦の 皮の向き方には、独特の作法があって、
タテに切れ目を入れておいてから、バナナみたいに
皮を向いて中身を取り出す。 
そして残った皮は
” 文旦帽子 ” にして 子供にかぶせて遊ぶのサ。

( 今年の文旦帽子モデルは、去年ほどゴツくないゾ )



それでは、ここらで、ご無礼!



一昨昨日は、ジムでウェイトと、5kmJOGをやりました。
一昨日は、ジムでウェイトと、5kmJOGをやりました。
昨日は、成功大学のトラックで、6KmJOGをやりました。
今日は、まだ走っていません。

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國華街之小吃(前)-台南地域情報2

2005年09月14日 | 台南



         ( 民族路と國華街の路口 )


 國華街には、台南の有名小吃店が多い。 

ここに行かないと、「 台南でメシ食った。 」 - って言えないゼ!

( 小吃 - シャオツー、軽食のこと )



國華街の有名小吃店群は、
地域的には、上の地図のように、西門路と平行した
” 永楽長楽市場 ( 水仙宮市場 ) ゾーン ” のあたりにある。

この辺には本当に沢山、
台湾ローカルの観光ガイドブックに載っているような
昔からの ( = 古早味、グーツァオウェイの ) 小吃店が多いので、
一回では、ちょっとそれら全部を紹介するのは無理だ。

ということなんで、
今回は、特に有名なミセで、民族路との路口の近くにある、

” 金得春捲 ”
” 富盛號 ”
” 阿松割包 ”

の三つのミセを、まず紹介してしまうことにした。
( だから、今回のタイトルには ( 前 ) って、つけておいたゾ。
  それでもって、( 中 ) や ( 後 ) については、
  同系統のネタばっかり書くと、飽きてきちゃうから、
  もう少し違うネタを紹介してから、その後また書くことにするヨ。 )


(1)金得春捲

いっとう最初に断っておくが、
このミセで売っている ” 春捲 ” は、
日本人のオレ達が普通に考える ” 揚げ春巻 ”とは、
全然関係ないものだゾ。

” 春捲 ” という名前こそついているが、
実は、大陸中国の南部 ( 福建省など ) や台湾で、
春の ” 清明節 ”の時に食べる
” 潤餅、ルンピン ” というものなんだ。



” 金得春捲 ” は、
民国40年 ( 1951年 ) に、初代の ” 李金得 ” さんが始めたミセだ。
当初は冷飲の店だったが、
清明節の日に ” 春捲/潤餅 ” の需要が高いのに気がついて
商売換えをした。
売り始めた頃は、あまり売れなかったらしいが、40年位前に、
野菜を沢山入れた今の作り方に改良してから、
人気がでて國華街の名物になったということだ。

値段は1個30元。
ちょっと甘いあっさり味だが、ぶっといので、1個でも結構腹がふくれる。
ミセで食べれば、清湯(チンタン、具なしスープ)もタダで飲めるヨ。

一応、営業時間は 8時半~18時だが、
午後の3時、4時にはもう売り切れになっているケースが多いから、
行くなら、早めが良いゾ。



上が ” 春捲 ” を作っているところだが、
すごく色々な材料を包んでいるのが判るネ。
( ちなみに中身は 
  - 豚肉、エビ、薄焼き卵、キャベツ、そら豆みたいな豆、乾燥豆腐、
    香菜、ピーナツの粉と砂糖 なんかだ )

薄い小麦粉の皮で材料を捲いた後、
鉄板の上で軽く焼いて、表面をパリッとさせてくれるので
焼き色がおいしそうな感じの出来上がりになる。

良い材料が色々入っていて、
オレは、なかなか爽やかな味わいのものだ - と思うが、
どうしても ” 甘い春捲 ” に抵抗がある人がいたら、
作ってもらう時に、
ピーナツ粉と砂糖を混ぜたものを、除けて作ってもらうと良いゾ。



左上の写真が、
買ってきた春捲を上からみたところで、
右上の写真が、断面の状態だ。

今回食ってみて気がついたんだが、
この春捲は、端っこからかみついていっても、
皮が変に破れたり、具がばらばらこぼれたりしなくて
大変食いやすい。
テイクアウトして、屋外で食っても全然問題ないゾ。

このミセの紹介のついでに、
” 何故、清明節に春捲/潤餅を食うのか? ”
の由来を簡単に説明しておこうと思う。

清明節は、
農暦の春分の日から数えて15日目のことで
中国古代天文学上の24節季の内の一つだ。
そして、古来、漢民族にとっては
” お墓参り&掃除の日 ” になっている。

清朝末期、太平天国の乱の際 ( 150年位前かな ) に、
戦乱は、南方の福建省にまで及んだので、
当時の人々は、清明節になっても、
お墓のお供えものをちゃんと準備する時間が足りなかった。
そこで、困った福建省の人々は、用意した食材を、
全部まとめて餅皮に包んで、お墓に供えたのが、
今、中国南方の人や、台湾の人が、
清明節に潤餅を食べることの起源になったらしい。



(2)富盛號

” 富盛號 ” で売っているのは、
” 碗粿、ワーコエ ” っていう、
日本には類似品が存在しないものだが、
まぁ、簡単に言って、
” もち米のプリン ( 甘くはない ) ”
だと思っておけば、そんなに間違いはないだろう。



” 富盛號 ” は、40年以上
” 碗粿 ” と
” 魚庚 ( ユイグン、揚げた魚入りのとろみスープ ) ”
だけで商売をやっているミセで、
碗粿の評判でいうと、
おそらく、台湾全土でも1、2番をあらそう人気店だ。

営業時間は、7時~17時で、
値段は、” 碗粿 ” ” 魚庚 ” ともに30元だ。
ここも、午後遅くなると売り切れてしまうので
( 毎日売り切りで、作りおきは、一切しない方針らしい )
行くなら、なるべく早くに行ったほうが良い。

ここの碗粿の作り方をちょっと書いておくと、
もち米を、少しの間水に浸しておいてから、削って粉状にし、
サツマイモのスターチと一緒に碗に入れて蒸しあげる
- というものだ。
具には、
赤身の豚肉、エビ、ひき肉 なんかが入っている。



上の写真が、
店先の様子と、買ってきた碗粿 ( 1個30円 ) だ。

碗粿には、白っぽくてそれ自体には味が無く、
タレをかけて食べるものと、
ここのもののように、茶色くて、
碗粿自体にも、少し下味がついているものとがある。

いずれにしても、勝負どころは、
生地のQQ感 ( もちもちした感じ ) と
生地と具のコンビネーションから来る味わいとだ。

そして、” 富盛號 ” のは特に
程よいQQ感と自然な味わいがあると言われている。
最大のライバルは、同じ台南市内にある
” 小南碗粿 ” だろうが、
こちらのは、
” 富盛號 ” に較べてQQ過ぎる という意見も結構ある。



(3)阿松割包

” 割包、クワパオ ”
っていうのは、二つ割りの肉まんの生地の間に
豚肉とか酸菜とかをはさんだ、中華風ハンバーガーだ。
もともとは、中国福建省の点心だが、台北の方に
” 石家割包 ”
っていう有名なチェーン店もあるし、
” 潤餅 ” とか、” 碗粿 ” よりは、
日本人にとっても食いやすく、よく知られているものだろう。

大陸だと、簡体字で
” 刈包 ”
( ちなみに中国語で草刈りを表す言葉は ” 割草 ” だ ) 
台湾の田舎だと、同音の当て字で
” 掛包 ”
なんて書いてあることもあるが、同じ食い物のことだ。



” 阿松割包 ” は、
もともと、当代の林清松さんのお父さんが、
福建省で ” 割包 ” の作り方を教わってきて、
赤嵌楼の近くで開店した店だ。
材料が高く、製法に手間がかかる割には利益が薄いので、
何回か閉店してしまっていた。
けれど、今の場所に移ってきてから人気がでてきて
ここ20年ほどは、順調に営業しているとのことだ。

営業時間は、8時~18時で、木曜日はお休みだ。
割包には、” 普通肉 ” 2個50元
     ” 赤身肉 ” 2個60元
     ” 豚の舌 ” 2個70元 の3種類があって、
ミセで食べても、持ち帰っても
” 清湯 ” がサービスされる。
( 確かにこの値段では、利益をだすのは難しいだろう。 )

そこそこの大きさのものだが、全然脂っこくないので
男なら2個はぺろっといける。
清湯は漢方薬のにおいがするが、それほどきつくないし、
割包に合うから、一緒に頼んだほうが良い。
( タダだし )



上の写真は、
” 割包 ” をつくっているところと、
このミセの
” メニュー ” だ。

このミセの割包の特徴は、
肉の調理法と味付けの仕方にある。

肉は、一般的な割包みたいに油の多い部分を
醤油で煮込んだものではなく、
赤身肉や豚舌などを、
紅糟 ( ホンザオ、米と赤い麹から作る調味料 ) とか漢方薬で
1時間程度煮たものなので、
ちょっとピンク色で、味もすごくあっさりしている。

味付けに使うタレは、
一般の割包は甘辛しょうゆを使い、
” 石家割包 ” は赤い甜麺醤を使っているが、
” 阿松割包 ” では、他のミセとはちがって、
芝麻醤 ( ツーマージャン、ゴマダレ ) を使っている。
あと、
” 阿松 ” では、” 石家 ” と同じで、
味付けに、タレだけでなく、ピーナッツ粉も使っている。
( でも ” 石家 ” ほど沢山は入れてないようだ。 )

” 阿松 ” の味わいはすごくさっぱりしているので、
胃に負担がかからず、何個でも食えそうな感じだ。
逆に
「 オレは、こってりしたヤツが食いたいんだい! 」
っていう人がいたら、台南では、前に紹介した、
 ” 滬豐 ” へ行って、
” 滬豐東披肉 ” ( これも割包の形をしている ) を食うと良いゾ。



左上の写真が、買ってきた
” 阿松割包 ” の割包だ。

”金得春捲”もそうだが、この”阿松割包”も
もちろん、作りたてが一番うまいんだが、
時間が経ってもそんなに味が落ちない。
(皮がしっかりしてるので、へたりが少ないからだと思う。)
それに、食べてるときに、ばらばら崩れてこないから
外で食うのに都合が良い。

一番上の地図の、長楽市場の海安路側には、
右上の写真みたいに、オブジェやベンチが多く作ってあるし、
少し南に歩けば、大きな
” 水萍温公園 ” もあるから、
( 水萍温公園には、 ” 客家資料館 ” もある )
休みの日には、今日紹介した
” 春捲 ” や ” 碗粿 ” 、 ” 割包 ” を買って、
長楽市場を見物したり、公園に行って
買ったものを食べたりして
ゆっくり遊ぶのが、なかなか楽しいゾ。



最後に、
ちょっとだけ歴史の話になるんだけど、
二~三百年以上前、台南市の海岸線は
実は、今の西門路と同じ位の場所にあった。
( だから、今の台南市の西区のあたりは殆ど海だった。 )

しかしその後、台江の堆積作用によって陸地が広がり、
海岸線はだんだんと西へ移動していった。
そして、海岸線の移動により新規に増えた土地には、
海から採れた蝦や魚の海産物を扱う市場が、
新しい海岸線と平行に、立ち並ぶようになった。

そんな市場が、
水仙宮を中心とした場所の
” 永楽市場 ” と ” 長楽市場 ” や、
少し南の方の、
” 大菜市 ” とか ” 保安宮市場 ”
なんかなんだ。

今でも、西門路に沿って南北に点在している、
古くからの市場は、
もともとは、こういう由来で、できてきた
- って、そういうわけなんだヨ。




さてさて、最後にちょびっと歴史の話もしたから、
今回は、ここら辺で終わりにさせてもらうことにしようかナ。

と・こ・ろ・で・
なかなか、場所やミセの紹介が進まないもんだから、
このごろ、
” エリアで区切って一度にドバッとミセを紹介する ”
作戦を実行してみたんだが、
やってみたら、
とにかく一回書くのに、すげー手間がかかる!
それに、こんなやり方じゃあ
今日紹介したみたいな、有名店には、
ちょっと失礼な感じもする。

そういうことで、
この ” 國華街 ” の紹介シリーズの後は、
また少しづつの記事を、こつこつ地道に書き続けることにするヨ。


じゃあネ ♪




一昨昨日のヒット数 - 824
一昨日のヒット数 - 658
昨日のヒット数 - 662

一昨日は、練習はやりませんでした。
昨日は、ジムでウェイトと4kmJOGをやりました。
今日は、ジムでウェイトと6kmJOGをやりました。

高雄のレースまで、あと25日。

( 同じ日に開催される台中の
  ” 舒跑国際国道馬拉松 ”
  の方が大きいレースですが、泊りがけの参加になってしまうので、
  やはり近場の高雄で開催される
  ” 三商巧福路跑比賽 ”
  の方を走ることにしました。 )





長楽朝市-台南朝市攻略3

2005年09月11日 | 買い物




 長楽市場は、台南最大級の朝市だ。 

ここに行かないと、「 台南で朝市に行った。 」 - って言えないゼ!




この長楽市場は、
ホントの市場の部分だけだったら、前に紹介した
 ” 光復朝市 ”
と同じ位の規模なんだけど、
なんたって、となりに
” 金得春捲 ” 、 ” 阿松割包 ” とか ” 富盛號 ”
なんていう、台南の超有名食堂がずらっと並んでいる
” 国華街 ” があるから、
そっちと合わせて、大きな買い物ゾーンになっているんだナ。

台南に短期滞在している出張者や、観光客の人など、
野菜や魚を買っても、どうしようもない人も、
この朝市なら、
市場を眺めてぶらぶらしてから、
国華街の好きなミセで、昼メシを食ったりすると、楽しいから
ぜひ遊びに行くと良いゾ。




長楽市場は、全体が大きな建物の中に入っていて、
外に面した部分には、
果物屋 ( 左上 ) や、八百屋 ( 右上 )
が多くて、建物の中の方には肉屋とか魚屋が多くある。




この市場の魚屋は、他の市場より品数が多い。
太刀魚、キス、あゆなんていう普通のもの以外に
あまり日本の魚屋でも見たことがない
かいわり、コショウダイ、ギンカガミ なんかまで置いてあった。

右上は、刺身の専門店。
マグロやカツオなど、
赤身の魚のサクを主体に扱っている。




左上の写真は、カニの専門店
” 建利海産 ” の品物。
今が季節なんで、大陸から輸入した
” 大閘蟹 ( ダージャーシエ、上海ガニ ) ”
を沢山扱っている。
大閘蟹については前に
 ” 要不要来隻大閘蟹 ”
の回で説明しているので、参照してみると良いヨ。

右上の変なカタチをした魚が、
” ギンカガミ ” 。
西日本でも採れて、身は薄いけど、うまみが強い魚らしい。
干物にすることも多いそうだ。

 

左上は、惣菜を売っているミセ。
オレがじーっと見ていたら、
” 腹を減らした金無しオヤヂ ” と思われたらしくて、
” 芋粿 ( オーコエ、タロイモとひき肉の重ね蒸し ) ” を
少し紙の上に取ってわたしてくれた。
「 ありがとう! この恩はわすれないヨ。 」

右上は、
威勢の良い口上で、ナベを売っているおにいさん。
しかし台湾語なので、どんな効能があるのか
さっぱり判らなかった。 残念!




左上は、”10元均一 ” のミセで
右上は、ひすい等の ” 玉 ” を扱うミセだ。
この市場には、他にも衣服、靴、雑貨など
食料品以外のミセが沢山ある。




長楽市場のど真ん中には、いきなり
” 水仙宮 ” ( 左上の写真 )
っていうお寺がある。

お寺の前には、
” 新永珍 ”
という肉まん屋があって、
” 寿桃 ” ( 右上の写真 )
っていう、味もうまいし、見た目も桃みたいで可愛い
ピンク色の肉まんを売っているんだが、
この日はすでに売り切れで、買うことができなかった。
( 本当は、このピンクの肉まんは、道教のお祭りの時のお供え用なんだ
  いっぺんに何百個も山盛りにお供えするヨ )




左上は、漢方薬屋さんで、
ミセの前に朝鮮人参を並べて売っている。
客が朝鮮人参を買うと、写真のおじさんが
前においてある青い機械で粉末にしてくれるんである。

右上は、” 青草茶 ” のミセ。
店頭に沢山の野草みたいな草が置いてあって、
これで、ちょっと薬くさくて甘いお茶を作ってくれる。
オレも最初は苦手だったが、今じゃお気に入りの飲み物だ。
暑いときに飲むと、結構しゃっきりするような気がする。




左上は、” 素食、ベジタリアン食 ” の材料のミセ。
大豆を材料にした、油揚げみたいなものが多いようだ。

右上は、豚肉専門店の ” 阿美豚肉 ” 。
店の中が豚肉だらけなんで、シートで囲って冷房を効かせてある。



上の写真は ” 阿美豚肉 ” の店内。
ありとあらゆる豚の体の部分が置いてある。
右上は頭蓋骨を抜いた豚の頭だヨ。
頭の皮にはゼラチンが多くて、
魯味の材料に良く使われるんだ。




上の写真は、甘いもののミセ。

左側は、色々な蒟蒻ゼリーを売っているミセで、
右側は、” 八寶氷 ” っていう、
色々なものが入ったカキ氷を作るときに入れる
アンコとか、タピオカゼリーなんかを売っているミセだ。




長楽市場は、昼になれば店じまいしてしまう。
上と下の写真は、市場が閉まる頃の様子を撮ったものだ。

左上は、明日のために一生懸命包丁を研ぐ魚屋のラオパン。
「 やはり刃物は切れ味が大事サ。 」 ズーッ、ズーッ、

右上は、店じまいの前に早くも始まったトランプばくち。
「 昨日のカタキをとったるー! 」 バシッ、

ちなみに、こういう場所でよくやられるのは、
” 大老二、ダーラオアー ” というゲーム。
日本で ” 大貧民 ” と呼ばれている遊びと同じものだ。
( 念のためちょっと注意しておくが、
  女性が
  「 ” 大貧民 ” をするの好きだ。 」
  というつもりで
  「 わたし ” 大老二 ” だ~い好き! 」
  なんて言うと、ちょっとヤバイ。
  なんたって、
  ” 大老二 ” には、
  ” でっかいチンポコ ” っていう別の意味もあるからナ。 )


       

左上は、朝早くからの仕事に疲れてしまったおっかさん。

「 はー、しんど・・・・。 」

右上の大将はすでに爆睡状態であった。

「 zzzzz~~~。 」




- っていう所で、
” 長楽市場 ” の紹介はおしまいだ。


あー長かった!
ここも大きな朝市なんで、紹介記事がすごく長くなっちゃたヨ。

\(´。`;)ノ   ほぇぇぇ~、疲れた~。

それで、
今回は、長楽市場の市場の部分だけを紹介したんで、
次回は、隣接している、国華街の食堂の方のことをまとめて
書くことにするよ。

そーいうことなんで、
時間がある時には、また読みに来てくれよナ。


じゃあネ ♪



五日前のヒット数 - 544
四日前のヒット数 - 869
一昨昨日のヒット数 - 526
一昨日のヒット数 - 1016
昨日のヒット数 - 735

四日前は、ジムでウェイトと3kmJOGをやりました。
一昨昨日は、ジムでウェイトと、5kmJOGをやりました。
一昨日は、ジムでウェイトと、4kmJOGをやりました。
昨日は、成功大学のトラックで10kmJOGをやりました。
今日は、ジムでウェイトと、
    成功大学のトラックで6kmJOGをやりました。    


台中か高雄のレースまで、あと28日。





火車站東側-台南地域情報1

2005年09月06日 | 台南



オレはよく、台南駅の東口側に行く。

多分普通の日本の人は、
にぎやかで、店舗や宿泊施設の多い、
西口側 ( 正面のロータリーがある側 ) に行くことが多いと思うが、
オレの場合
成功大学の運動場にジョギングに行ったり、
学生街でメシを食ったりする関係で、
結構駅の東側を、うろうろする時が多い。

そういうことで今回は、
さくっと、台南駅の東口側にはどんなものがあるのか、
まとめておくことにするヨ。



台南駅の東口を出ると、
線路と平行に前峰路が走り、それと直角に大学路が走っている。

駅の東側は遠東百貨店を除くと
殆どが成功大学、台南学院、台南一中など、学校の土地だ。
特に成功大学は、
勝利路や長栄路までも広がる広大な敷地を占めていて
中には図書館や、歴史資料館、運動場なんかもあって
色々、利用価値が高いゾ。

(1)遠東百貨店

駅を出ると右手に、巨大な円筒型のビルがある。
この建物の下の方の階が、遠東百貨店になっている。
上の方は、元はホテルにする予定だったが、今の所何にも使っていない。
( もったいねー! )



百貨店前の広場では、
日曜日に、結構有名な芸能人を呼んで
ミニコンサートをやることがある。
だいぶ以前だが、オレもここで
蔡依玲や、郭品超が歌うのを見たことがあるゾ。



遠東百貨店の4階には、
台南では、一番日本の本を多く扱っている
” 永漢国際書店 ”
がある。



左上の写真のように、
雑誌類も沢山置いてあるし、
少年ジャンプは1週間遅れ位で読める。

右上の写真をみると、
文庫本類も、結構数がそろえてある。

ただし、
この店は2年前位まで、新光三越にあったんだが、
その頃からの売れない本を、ずーっと持ち越しているから、
ページが黄色く変色したような本も時々あるゾ。



地下の食堂エリアには、三越と同じで
” すがきや ” がある。

すがきやのラーメンは、
多分、麺とか濃縮スープを、どこかでまとめて作ってから、
各店舗へ配送しているんだと思うナ。
日本でも台湾でも、大体同じ味がするからね。



地下には、やはり三越と同じで
スーパーマーケット がある。

品揃えは相当豊富で、値段設定も結構安い。
ただしこのスーパーには、
三越ほどは日本の品物が置いていないので、
日本のものを買いに行くなら、
西門路の三越に行ったほうが良いだろう。


(2)成功大学陸上トラック

台南駅を背にして、左手には
成功大学の陸上400mトラックがある。



オレがこのBLOGの一番下の所によく
” 今日は成功大学で8kmのJOGをしました ”
なんて練習ログを書いているのは、
わざわざ自転車こいでここまで来て、走っているのサ。
( だって、台南で公道を走るのは、半分 自殺みたいなもんだからネ )



この写真を撮った時は、夏の日中なんで、
さすがに、走っている人は殆どいなかったが、
夕方になれば、かなりの数の人がここでジョギングをしている。

それで、
このトラックでオレが走っていると、
「 オヤヂのくせに生意気なペース、フン! 」
と思うのか、時々、競り合ってくるヤツがいる。
もちろん、みんなあっさりと
” 返り討ち ” にしてやるワケだが、
なかには、なかなかあなどれない強者もいる。

なぜか、
帽子をかぶって走ってるランナーには、結構早い人が多い。
特に、よく会うメキシコ人みたいな風貌のオッサンは、
体型も長距離選手特有の形になっているし、
インターバルのスピードがとてつもない。
いつも後ろから切られたように、スパッと抜かれてしまう。
いずれ、台南で名のあるランナーに相違ない。
ムム  ヽ(*゜O゜)ノ  スゴイッ!!!


(3)育楽街・育楽一街

駅から見て、遠東百貨店の裏手にあたる
育楽街と育楽一街は、成功大学の生徒の食堂街だ。



ここでは、
色々なものが手軽に安く食べられるし、
学生相手なんで、料理のボリュームがすごいゾ。

特に、
育楽一街を東の方に歩いていって、勝利路が近くなると、
食堂の数とか、密度がぐっと上がってくる!
みんなも、是非一度散歩に行ってみると良いゾ。

ただ、この辺に結構多い、
” 日式○○○ ” というような食い物は、
概して日本風でもなんでもないし、
味もおいしくない事が多いから、
育楽街のあたりでは、
拉麺や、猪排蓋飯 ( カツどんのこと ) なんかには挑戦せず、
牛肉麺や、排骨弁當 みたいなものを食っておくのが、
まず、賢明なセレクションだと思うネ。



--- かなり長くなったけど、
これでオレの、台南駅東口側のまとめは、おしまいだ。

これからも、時々こういう
特定の場所をまとめて記事にする 
- ことがあるかもしれない。

だから、このBLOGを読んでいる人で、
「○○○のあたりには面白いものがあるヨ。 」
ってな情報を持っている人は、
書き込みとかで教えてくれると、すごく感謝するゾ。


では、ご無礼!




一昨昨日のヒット数 - 598
一昨日のヒット数 - 584
昨日のヒット数 - 552

一昨日は、成功大学で5kmJOGをやりました。
昨日は、練習は休みでした。
今日は、ウェイトと5kmJOGをやりました。

台中のシューパオ杯国際レース
または ( どっちを走るか未定 )、
高雄の三商巧福のレース
まで33日。



-------- P.S.映画のハナシ --------

2ちゃんねるのスレッドが原作の映画、
” 電車男 ”
を見てきた。

最初の方の、
割とスレッドに忠実にストーリーが進む部分は
かなり面白くて、
見に来ていた台湾の他のお客さんも大爆笑だった。

しかし後半、
映画化のために原作から変更した部分が
なんか作為的な感じで、くどくなってしまい、
スレッドほどの素直な感動は感じられなかった。

そういう意味では、
この映画の魅力は、原作のもっていた力が殆どで
映画化という部分の功績は、殆どないみたいだった。
( 電車男の報告を、敵の攻撃に例えるシーンとか、
  ハッピーなシーンでの ” キター! ” の連発とかの表現が
  みんなハズレてしまっていた。 )

山田孝之も中谷美紀も好演していたので、残念!

30点

-------P.S.映画のハナシ おしまい----------






不貳門-台南広東粥2

2005年09月03日 | うまいもの




広東粥のミセが、台南にもう1個できた!

台南にある広東粥のミセっていうと、
殆んど全部、連鎖店 ( チェーン店 ) になる。

前に紹介した、台南に2店しかないミニ連鎖店の
” 不餓門 ” とか、
全国系列の、
” 食神広東粥 ” や ” 九龍広東粥 ”
なんかだナ。

でも、このミセは連鎖店じゃない、独立のミセみたいだ。
( ちょっと名前が ” 不餓門 ” のパクリっぽいだけどネ)

前回、ちょっと油っこい
” 一日ラーメン屋 ” の ” 激闘 ” 記録だったんで、
今回は、簡単な
” 台南のミセ紹介 ”
で、あっさりいくゾ。



前にも書いたんだけど、
大陸の ” 広東粥 ” なんかと
台湾の ” 粥 ” は、
全然違うものだ。

大陸の粥は、
生米から炊くもので、米の形が無くなるほど時間をかけるが、
台湾の粥は、
すでに炊いてある米に、具がはいった汁をかけるだけの
割と短時間でできるものだ。

食い物としてのステータスからいうと、
どちらもまぁ、” 正食 ” というよりは
” 簡便な食べ物 ” とか ” 朝ご飯 ”
っていう感じだナ。

” 日本の粥 ” の作り方は、 
・・・・ ('ー ' *) フフフ ・・・・
恥ずかしながら、オレの 
” 鶏蛋粥 ”
を、チョイと参考にしてみてくれ。



左上は、この日黒シャツT君が食った
” 牛肉広東粥 ” だ。
オレもちょっともらって食ったが、
味がしっかりついた、なかなかウマイものだった。

右上は、オレが食った
” 豚肉會飯 ” 。
( 知ってると思うけど ” 會飯 ” っていうのはあんかけご飯だヨ
  ” 會、ホイ ” が、” あんかけ ” の意味なんだ。 )
半熟の玉子焼きをつぶして、あんとご飯とまぜて食うと
うま~い!



味の点からいうとここは、
” 不餓門 ” とは、いい勝負だナ。
でも、頼んだものが出てくるのはちょっと遅いゾ。
ただ、ミセの構えはすごく清潔で 感じが良い。



上は、このミセのメニューなんで、
ここに行こうっていう人は、参考にしてくれ。

ここで、
ちょっと未解決の問題を思い出した。

それは、
” 及第粥 ” っていうのは、昔の中国で
” 科挙 ” の試験に合格することを願って食べた
” 内臓肉が入った粥 ” のことなんだが、
なんで
” 三元 ” 及第粥っていうのかってことなんだが,
” 三元 ” の意味が、実はまだ判って無いんだ。
もう少し調査結果をまってくれよナ。



- てぇことで今回はおしまいだ。

アッサリしてただろ!

    (^0^)/~~  じゃあネー ♪



四日前のヒット数 - 826
一昨昨日のヒット数 - 652
一昨日のヒット数 - 876
昨日のヒット数 - 529

一昨昨日は、ウェイトと5kmJOGをやりました。
一昨日は、練習は休みでした ( 台風の日 )。
昨日は、ウェイトと8kmJOGをやりました。
今日は、ウェイトと5kmJOGをやりました。



------- P.S. -------

日本じゃかなり前に公開された映画、
「 ローレライ 」
を見に行った。

悪くは無かったんだけど、
とにかく、
堤真一演じる朝倉大佐とその一派の行動が
スジが通らず、意味が判らなくて、
のめりこんで見ることができなかった。
( カタキ役の ” スジ ” を
  クリアーに一本通さないと、こーいうのは全然面白くないよ )

こういう部分って、
CGがセコくなっちゃった - とかいうのと違って
脚本の段階で努力すれば、解決できる部分だと思うけど
もう少し何とかならんかなー!

ダメだナ。
30点

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