ことばの教室①

子育てに煮詰まっていた時に受けた発達相談で、実はもう一つ相談をしたことがありました。

コナンのことばについてです。
コナンとは確かにことばでのやりとりが出来るけれど、年齢相当なやりとりとは
言えないものでした。

まず、文になっていない
能動態、受動態が逆、「て・に・を・は」などの助詞の使い方がめちゃくちゃで
ワタクシはコナンのハハで普段からやりとりしていますから、何を言いたいのか
分かることも多いですが、それでも？？？なことが多いし、
全く初めての人だと、「何を言ってるのか分からない」ということが多かったのでした。

発達相談のM先生に
「ことばの教室に通わせたいんです」
と相談すると、「う～ん」と困ったようなお返事・・・
確かにコナンのことばはきちんとしたものではないけれど、コナンよりもっともっと
ことばの教室での訓練が必要な子が多い、という現実があったのでした。

そこで、訓練ではなくて、相談という形で「ことばの教室」に通うことになりました
おそらく、当時のワタクシが子育てに煮詰まっていたので、
「お母さんの話を聞いて、相談に乗ってあげてください」
という依頼が「ことばの教室」にいったのだと思います。
まっ　なんでもいいんです　通えるようになれれば

相談なので、２か月に１回、通うこととなりました。

どんなことをするかと言うと・・・
先生がコナンと一緒に遊び、その間、ワタクシは先生とどんな困ったことがあるかを相談し、
アドバイスを受けるわけです。
コナンは遊びの中でことばのやりとりを学んでいく、というわけです。

当然ながら、ジナンも一緒に連れていきました。
一番最初に見て欲しかったのは、兄弟関係だったので・・・。
二人のやりとりを見て、すぐに先生に言われました。
「これじゃ、ジナンくんの命が危ないですね」
あぁ・・・。やっぱり
と思って、「どうしたらいいですか？」と尋ねると
「ジナンくんの成長を待ちましょう　ジナンくんが大きくなれば、
コナンくんへの関わり方を自然と学んでいくはずです」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ジナン待ちですかい・・・
「それまでは、お母さんに頑張っていただいて、ジナンくんを守ってあげてください」
藁をも掴む思いの質問がこんな感じでかえってきて、ガックリした、というのが
正直な感想です

こんな感じでスタートした「ことばの教室」でしたが、コナンはおもちゃがたくさんあって、
自分のペースで遊びが進められていく、「ことばの教室」へ通うのをとても
楽しみにするようになりました

ワタクシもコナンとの関わりの中で迷うことがあると、相談できる場が出来て
精神的にラクになりました。

そして・・・。年中さんの後半から訓練が始まりました。
やっぱり、プロが訓練すると、スゴイですね
コナンの課題がクリアされていきました

でも、やっぱり、能動態、受動態が逆になってしまうところや、助詞の使い方が
めちゃくちゃなのは、変わらずで・・・
やっぱり、難しいなぁ・・・と思うところです。

訓練のお話は、また別の機会にお話しますね








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