「ティーンズソウル」のデモと「１８歳選挙権」と

安全保障関連法に反対する高校生グループ「ティーンズソウル」などが参加したデモの記事を頼もしいなぁ、という思いで読みました。
→毎日新聞の記事
高校生たちが声を上げて、それに大人たちも勇気づけられている。

僕たちが高校生の頃は、そんなこと、とても出来なくて、恥じ入るばかりです。

デモには中学生も、自分なりの考えをもって、参加していたようです。
レイバーネット
「１８歳選挙権」の実現を前にして、こういう中高生たちが存在している。
日本の未来に希望をみる思いです。

「１８歳でまともな判断できるのか」的な声もあるようだけど。
何をおっしゃるウサギさがん。
大人だから、まともな判断が出来ているとでも言うんですか？
「政治はわかりづらい」
「誰がやっても変わらない」
「どうせ変わらない」
とかって言って、無関心だったり。
棄権したり。
「長い物には巻かれろ」的な判断しかしなかったり。
「つきあい」で投票したり。
ぐるみ選挙やったり。
タレント候補に頼ったり入れたり。
・・・etc.etc.etc.・・・
そんな大人の方が多いのではないでしょうか？
だから今、こんな矛盾だらけの世の中になってしまったのでは？
かくいう私も、そんな情けない大人の一人、こんな世の中にしてしまった責任者の一人なのです。
願わくは、せめて、若い人達から寄せられる関心・疑問に、真摯に向き合えることを。

高校を卒業して、２年間、隙間があることが、政治への無関心の、一つの原因になってはいないか？
主権者としての自覚を持つという意味では、学校で勉強して、熱い思いのうちに有権者になった方が、いいのではないか。
熟すのを待って、腐ってしまったら元も子もない。
未熟な意見をも容認し、社会全体で育ててゆくのが民主主義だろうと、私は思うのです。

もっとも、無関心でいてくれた方が、好き勝手ができると思っておられる政党の方々にとっては、若いうちから政治に関心なんて、持ってもらわない方がいいでしょうけど。
あと、学校内での政治活動を取り締まりたい向きもあるようです。
「自由」とか「民主」とか「公明正大」とかを掲げる政党の皆さんは、まさか取り締まりに賛成しませんよね？（笑）

しっかし、産経の記事は、悪意に満ちていて、ヘドが出るねぇ！
どうやってこき下ろしてやろうかと、重箱の隅をつつくような、せせこましい記事で。
まぁ、さすが天下の産経だ、って感じですが（笑）