KONASUKEの部屋

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マユミトガリバ20210312・19

2021年03月22日 | チョウ目
マユミトガリバ。
早春に出現するトガリバ。
腹部背面に黒い毛束があります。

①第3腹節背板に黒色の毛束
②中横線
③外横線
④小黒点
⑤翅頂から立ち上がる細線
⑥胸部背の毛は、左右に分かれる
⑦触角は♂♀とも葉片状

前翅が黒化した個体。



分類:チョウ目カギバガ科トガリバガ亜科
翅を広げた長さ:35~40mm
前翅の長さ:15~16mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:3~4月(年1化、北海道4~5月)

エサ:成虫・・・不明
   幼虫・・・クヌギ、カシワ、コナラ
その他:第3腹節背板に黒色の毛束がある。
中・外横線間には、小黒点がある。
前翅の色彩・斑紋は変異がある。
地色が淡褐色~褐色で、内外横線が淡色のもの。
横線が消失し、墨を流したように、縦帯状に黒化するものなど。
翅頂付近に斜めに立ち上がる細線がある。
後翅は外縁沿いのみ薄焦茶色、他は淡色。
胸部背の毛は左右に分かれる。
触角は♂♀とも葉片状。
灯火に飛来する。
個体数は多い。
幼虫は食草を糸でつづり合わせて巣を作る。
「マユミ」と付くが、マユミを食べることはない。
背面は暗灰色で、下面は淡黄色。
細かい白点が散らばる。
終齢幼虫の体長は約30mm。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   虫ナビ
   北茨城周辺の生き物
   渓舟の昆虫図鑑
   北河内昆虫記
   こんちゅう探偵団
   茨城の蛾
   富山県産蛾類博物館


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