KONASUKEの部屋

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ゴマフシロハビロキバガ(ゴマフシロキバガ)20210908

2021年09月23日 | チョウ目
ゴマフシロハビロキバガ(ゴマフシロキバガ)。
前翅は、ハッキリした胡麻斑模様の他に、細かい黒褐色の鱗粉を散らします。
その度合いは様々で、白っぽい個体から黒っぽい個体までいます。

①前翅に黒褐色の斑点が菱形に並ぶ
②亜外縁線:弧状の黒色点列

旧名:
ゴマフシロヒロバキバガ、ゴマフシロキバガ
分類:
チョウ目ヒゲナガキバガ科ハビロキバガ亜科
翅を広げた長さ:
16~18mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6~9月
幼虫で冬越し?
エサ:
成虫・・・詳細不明
幼虫・・・リンゴ、グミ、アキグミ、ナラ、コナラ、カシ、クリ、ヤマウコギ、アカシア、ニセアカシア、ハリエンジュ、モミ、エドヒガン、カスミザクラ、ソメイヨシノ、ガマズミ、ミズキ、ハルニレ、ケヤキ、ツノハシバミ、ハンノキ、ヤマハンノキなどの葉
その他:
前翅は、胡麻斑模様以外に、黒褐色鱗をまばらに散らす。
色彩には変異があり、白っぽい個体から黒っぽい個体まである。
前翅は黒点が菱形に並ぶ。
亜外縁線は黒点列。
各地に普通で、個体数も多い。
樹林と林縁、果樹園、公園、寺社林などで見られる。
主に夜行性で、灯火に飛来することも多い。
幼虫は4~5月に、食草の葉の縁を折り曲げたり、綴り合せたりする。
広食性で、ノダケ、シダ類についた記録、ナラメリンゴタマバチの虫こぶに穿孔し内部を摂食した観察まであるという。
終齢幼虫の体長は約13mm。
蛹は前胸に特徴的な突起がある。
第4腹節以下は可動で、節が鋭く切れ込んでいる。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
渓舟の昆虫図鑑
北河内昆虫記
YAMKEN明石の蛾達
昆虫エクスプローラ
あおもり昆虫記
富山県産蛾類博物館
Kosukeの昆虫記
センスオブワンダふるイモムシケムシ
いもむしうんちは雨の音


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