KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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宇都宮城址公園⑤

2014年06月08日 | 歴史
旧幕府軍と新政府軍が戦った戊辰戦争。
宇都宮城も激戦の地となりました。
旧幕府軍には、元新撰組副長の土方歳三が参謀として参加していました。

以下、「まちあるき情報館」で入手した、
「宇都宮プライド創造ボランティア歴史歩き隊」作成のパンフレット
「新撰組 土方歳三と幕末の宇都宮へタイムスリップ」
をも参考にしています。
このパンフレットは、司馬遼太郎の小説「燃えよ剣」に沿った内容となっているため、一部歴史と異なる部分がある可能性があります。

土方はこの戦いで、逃げ出す兵を斬り捨て、
「逃げ出す者は誰でもこうだ!」
と、叫んだといわれます。
ドラマでもよく使われる、有名なシーンですね。
でも、後日、土方は、この兵士を丁重に葬るよう依頼した、という話の方は、あまり語られません。

旧幕府軍は、宇都宮城の弱点である南東から攻撃。
城が敵の手に渡ることを恐れた宇都宮藩兵が二の丸御殿に火を放ち、宇都宮城の建物の多くは焼失しました。

その後、新政府軍の救援隊が到着。
その中には、宇都宮城に大砲を撃ち込む大山巌の姿も。
前のNHK大河ドラマ「八重の桜」では、反町隆史が演じておりましたな。

新政府軍の軍監は、流山で新撰組局長・近藤勇を捕縛した有馬藤太で、
土方は復讐に燃えていたが、双方ともに戦闘のさなか、重傷を負った。
痛み分け、ってとこですか。

いずれにしても、この戦いで、宇都宮城下は焼け野原となり、貴重な文化財が失われてしまったワケですね。
戦いは、いつも空しい。

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