楞厳寺に、国の天然記念物、ヒメハルゼミを探しに行ってきました。
ヒメハルゼミは茨城県が分布の北限です。

楞厳寺山門。
重要文化財に指定されています。
(写真は昨年、撮ったもの。)
山門の脇を抜け、本堂に向かって、坂を登ります。

途中には、笠間氏累代の墓が。
(写真は昨年のもの。)
駐車場に車を止め、石段をのぼっていくと・・・

ヒメハルゼミの脱け殻を発見!
人差し指の第一関節より少し大きい位でしょうか。
(私は指が極端に短い。)
18時過ぎに楞厳寺本堂に到着。
日没頃が狙い目とのことだったので。
ニイニイゼミやヒグラシが、さかんに鳴いている。
耳を澄ますと、本当に時々だけ、「ジーワ、ジーワ」というヒメハルゼミらしき鳴き声が聞こえる。
ヒメハルゼミといえば、大合唱することで有名なのだが。
ポイントが違うのだろうか。
30分以上、うろうろしたあと、楞厳寺さんにおとないを入れた。
中から出てきた女性が、
「先ほども人が来られ、30分ほど鳴いていましたよ。
本堂の手前を通り、池のはたを抜けて、竹やぶに入るとよく聞こえますよ。
本堂にでも腰をかけて、鳴くのを待ってみては?」
とのこと。
すると間もなく、遠くで「ジーワ、ジーワ」というわずかな響き。
そしてにわかに起こる、「シャーッ」という音。
あいさつもそこそこに、竹林に向かう。
まるで、すぐ近くで、滝が流れているような音の洪水に呑まれてしまう。
一寸あるかないかの虫の、どこからこれほどの声が出るのか。
一匹一匹の鳴き声は、もはや全く判別できない。
先ほどまでうるさいほど響いていたヒグラシの鳴き声も、ほとんど目立たない。
小さなヒメハルゼミは、こずえの上の方で鳴くそうで、しかも日没の時刻であり、姿は確認できず。
一時間ほど、どうすることもできずに、ただただ、立ち尽くしていた。
ヒメハルゼミの羽化の写真が、ほとんどないのもうなづける。
写真を撮るには、昼間のうちから下見をして、脱け殻の多い木を見つけ、夕方から幼虫の動向を探り、一晩中ねばることが必要だろう。
ヒメハルゼミに関しては、次のような伝承もあるようです。
→徳蔵姫と空海の伝承
まあ、鳴くのはオス、なんですけどね。
ヒメハルゼミは茨城県が分布の北限です。

楞厳寺山門。
重要文化財に指定されています。
(写真は昨年、撮ったもの。)
山門の脇を抜け、本堂に向かって、坂を登ります。

途中には、笠間氏累代の墓が。
(写真は昨年のもの。)
駐車場に車を止め、石段をのぼっていくと・・・

ヒメハルゼミの脱け殻を発見!
人差し指の第一関節より少し大きい位でしょうか。
(私は指が極端に短い。)
18時過ぎに楞厳寺本堂に到着。
日没頃が狙い目とのことだったので。
ニイニイゼミやヒグラシが、さかんに鳴いている。
耳を澄ますと、本当に時々だけ、「ジーワ、ジーワ」というヒメハルゼミらしき鳴き声が聞こえる。
ヒメハルゼミといえば、大合唱することで有名なのだが。
ポイントが違うのだろうか。
30分以上、うろうろしたあと、楞厳寺さんにおとないを入れた。
中から出てきた女性が、
「先ほども人が来られ、30分ほど鳴いていましたよ。
本堂の手前を通り、池のはたを抜けて、竹やぶに入るとよく聞こえますよ。
本堂にでも腰をかけて、鳴くのを待ってみては?」
とのこと。
すると間もなく、遠くで「ジーワ、ジーワ」というわずかな響き。
そしてにわかに起こる、「シャーッ」という音。
あいさつもそこそこに、竹林に向かう。
まるで、すぐ近くで、滝が流れているような音の洪水に呑まれてしまう。
一寸あるかないかの虫の、どこからこれほどの声が出るのか。
一匹一匹の鳴き声は、もはや全く判別できない。
先ほどまでうるさいほど響いていたヒグラシの鳴き声も、ほとんど目立たない。
小さなヒメハルゼミは、こずえの上の方で鳴くそうで、しかも日没の時刻であり、姿は確認できず。
一時間ほど、どうすることもできずに、ただただ、立ち尽くしていた。
ヒメハルゼミの羽化の写真が、ほとんどないのもうなづける。
写真を撮るには、昼間のうちから下見をして、脱け殻の多い木を見つけ、夕方から幼虫の動向を探り、一晩中ねばることが必要だろう。
ヒメハルゼミに関しては、次のような伝承もあるようです。
→徳蔵姫と空海の伝承
まあ、鳴くのはオス、なんですけどね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます