KONASUKEの部屋

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ショクダイオオコンニャク見聞レポート

2016年08月18日 | 植物
世界最大・ショクダイオオコンニャクの花。
筑波実験植物園で開花した、とのことで、8/16(火)、観に行ってきました。
え?
世界最大の花は、ラフレシアだろうって?
その辺の説明は後ほど。
(って、最近、こればっか)

当日は混雑が予想されたので、電車で。
笠間からだと・・・
笠間駅・・・(水戸線)・・・下館駅
下館駅・・・(常総線)・・・守谷駅
守谷駅・・・(TX)・・・つくば駅
つくば駅・・・(関鉄バス)・・・筑波実験植物園前
が一般的。
とっても遠回りで、とってもお高い(笑)
約二時間半ほどの行程。

例によって、植物園の建物の写真、撮り忘れた(笑)
入場料は310円。
園の入り口から順路に沿って歩くと、道々、2016年のショクダイオオコンニャクの成長過程のパネルが。
「熱帯雨林温室」の前には、行列が。
待ってる間、展示されたパネルに目を通す。
板根に立てかけられたパネルは、ショクダイオオコンニャクの前々回、前回の花の大きさの比較。
以下、ショクダイオオコンニャクについての解説。
はい、世界最大なのは、巨大な花の集まり、花序として、なんですねぇ。
単独の花としては、ラフレシアが最大、ってことですね。
筑波実験植物園では、2012年、2014年、そして今回と3回、開花してるんですねぇ。
同じ株が3回も開花するのは珍しいようです。
野生での開花は7年に一度。
花のつくり。
3回の花の大きさの比較。
前回の方が、若干、大きいのね。
コンニャクなので、当然、地面の下にはイモがある。
現在のイモの大きさと、重さが体感できる模型。
私より、10キロほど重い。
う゛ぅ~ん、持ち上んない!
図解と受粉の仕組み。
臭い匂いがする、ってことだったので、ハエでも呼び寄せて受粉するのかと思いきや。
シデムシでしたか。
動物の死骸を食べる、森の掃除屋さん、食物連鎖の中では、分解者の一員ですね。
花の色素成分。
そして、花の匂いの主成分を嗅ぐコーナーも。
何か、タマネギが腐れた時の匂いっぽい(個人の感想です)
コンニャクも若干、生臭いけど、ザゼンソウも悪臭を放つよねぇ。
サトイモ科の植物は、臭い匂いを放つものが多いのだろうか。
世界最大の前に、世界最小も見られる!
ミジンコウキクサ。
何とこれもサトイモ科!
一応、写真、撮ってみたけど、花がどこにあるのやら?
顕微鏡とかで拡大しないと見えないらしい。
さて、いよいよ本題。
階段を昇って、2階から、熱帯雨林温室に入りますよ。
上から見たところ。
こうして見ると、いかに大きいか、わかるねぇ。
見上げてみた。
これがショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)だ!
しかし、開花から5日ほどで花が倒れてしまうらしい。
大きい割に、儚いね。
花の一部を切り取って、中が見えるようにしてあります。
上の方の黄色いのが雄しべ、下の紫色のが雌しべです。
切り取った皮。
厚さ4~5㎝かな?

ショクダイオオコンニャクの苗。
次世代が用意されています。

筑波実験植物園
所在地:〒305-0005
    茨城県つくば市天久保4-1-1
℡  :029-581-5159(代)
場所はこの辺↓

開館時間:9:00~16:30(入園~16:00)
休館日:毎週月曜日(祝・休日は開園)
    祝・休日の翌日(土日は開園)
    年末年始(12/28~1/4)
入園料:一般・大学生310円、高校生以下・65歳以上、障害者と介助者1名は無料。
    団体割引・・・一般。大学生210円

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2 コメント

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今晩は! (korosuke)
2016-08-18 20:23:06
ショクダイオオコンニャク
高知の牧野植物園でも咲きました。
凄く臭い様ですね。
園の方がTVで言ってました。
モニター越しで助かりました。(笑)

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korosukeさんへ (KONASUKE)
2016-08-19 21:01:25
咲いた直後は、かなり臭いらしいです。
匂いが数キロ先まで届くとか。
僕が行った時は、もう終盤だったので、花を切り開いた部分以外では臭いませんでしたが。

牧野先生は高知のご出身でしたか。
初めて知りました。
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