たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

捨てること~腹式呼吸~

2012-01-29 11:50:50 | 日々の雑感
今日は呼吸法。
なぜ?かわからないですが、思いついた時に思いついた事を書くので・・・

人間の身体の中は、無意識に動いています。(←あ、これ当たり前じゃなく感謝です)
呼吸も普段は無意識にしているのですが、身体の中で唯一意識的にできるものです。
よく緊張する時に、深呼吸をしましょうと言われます。その時私は思い切り吸って…吐いて…としていました。

でも、腹式呼吸を習ったら、逆でした。

先ず、ゆっくりゆっくり吐く・・・・・・・・お腹を引っ込めてまったく吐く空気がなくなるまで吐くのです。
で、お腹の力を抜くと、必要な空気が自然と入ってきます。

腹式呼吸のなにが良いかというと、自律神経を安定させるのです。

たとえば、嫌なことがあった時など。
先ず吐く時、自分の中の嫌な感情(あくまで自分の中のもの、相手とか物ではなく)や身体の中の悪いものを全部吐き出すというイメージでします。
そして、吐くものがなくなったらお腹の力を抜き、きれいな空気を吸い込むというイメージで吸います。これを何回かしていると自然と落ち着いてきます。
イライラしている時というのは、呼吸が速くなっているようです。意識してゆっくり呼吸することは落ち着いた判断にもつながるものです。

そして普段から心がけて、電車の中(熟睡に注意)でも寝る前でも行うと、いつも自律神経が安定しているような感覚があります。
色々な呼吸法があるようですが、「ゆっくり吐く」という呼吸だけでもかなりの効果があります。

「吐く」というのは、捨てるイメージ。
はやりの断捨離ですね。じぶんの執着や苦しんでいる感情を捨てる事。だからなくなるまで吐きます。執着とか捨てられない人は、ゆっくり吐くことが苦手かもしれません。

「吸う」というのは、もらうイメージ。
不安な心をもっていると、与えてもらいたい心が大きく、吸うことばかり重要で、急いで呼吸をするから過呼吸につながるのかもしれません。


またまた、すごい余談ですが、私は、長男出産時に、「吸って~吐いて~」と言われ、自分では吐いてるつもりだったのですが、「吸って~吸って~」をずっと繰り返して、過呼吸のようになり、酸素マスクをつけられそうになった経験があります(笑)あの時、「吐いて~」を先に言ってくれていたら…なんちゃって…そういう問題じゃない(笑)