たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

2013年の大晦日ですね。

2013-12-31 16:46:48 | 日々の雑感
煮物の前に年末のごあいさつ…

今年は、といえばなんといっても「食」でした。って、大食いしたとかではないですよ(笑)
身体に入るものとして真剣に考えて、今の世の食事情と折り合いをつけながら、1食1食大切にと思った1年でした。
最初は長男発信だったのですが…

いろいろ試していた長男も、最後はやっぱり「和食」に落ち着きました。
無形文化遺産にも登録されましたしね!

朝食が、玄米と野菜の味噌汁、野菜の塩麹漬け、納豆+残りの煮物とかで、「いま、昭和30年代か!」
などとつっこみを入れながら、それでも素材が良いと贅沢な食事にみえるのが不思議です。
そして世の中にあるジャンキーな食べ物を欲しがらなくなった家族の変化も不思議です。

食べ物は体だけでなく心も作ると感じているので、自分が今、チョイスする食べ物は、現在の自分の心とリンクしている気がします。
そんなこと考えながら、大晦日を迎えています。

いつも勝手にお休みになっている「たわごと」ですが、気が向いた時にはきっと更新していますので、来年もよろしくお願いいたします。



無農薬な野菜たち…やっぱり色は土色(これでも泥とったほうです)…さて筑前煮にします。


ごま油パウンドケーキ…また実験…

2013-12-15 00:34:00 | レシピ

またまた実験レシピです。

素材や調味料など、今年は色々調べて料理や食事を楽しんでいるのですが…

トランス脂肪酸もかなり気になる点で、家では徐々にマーガリンは冷蔵庫から姿を消し、バターはまた違う点で気になり、そんなに登場しなくなっています。

でも、ケーキ作りは私の楽しみなので、どうしたものかと思っていまして…

 

 ここ1ヵ月あるレシピサイトのお仕事をしていたところ、「太白ごま油」でお菓子作りという記事がちらっと目に。

ちょっとこれは!どういうシンクロ?!と考える間もなく、太白ごま油、買ってきていました。

白いごま油です。まったくクセがありません。でも、ネットで調べてもレシピが少ない、少ない。

パウンドケーキは、薄力粉、バター、砂糖が同量なのだけれど、少ないレシピの中から想像するに、ごま油は若干少なめっぽい感じでした。

 

というわけで… 以下の実験をしてみました。といっても、分量がたいして変わらないじゃん…

なぜか1回目は膨らみが悪かったのですが、あとは普通に膨らみました。

最近、白砂糖も使わないので、きび砂糖かてんさい糖を入れました。

砂糖がかなり控えめでしたが、バナナやりんごをたっぷりいれたので自然なやさしい甘さになったようです。

油脂がごま油なのでさらっとしている感じのヘルシーなケーキになりました。いいです。これ。

 

備忘録として

◎材料1回目2回目3回目4回目
・薄力粉 200g 150g 200g 240g
・太白ごま油 100g 100g 125g 150g
・きび砂糖 120g 90g 100g 120g
・全卵  3個 2個 3個 3個
・塩麹(またはベーキングパウダー小1) 大1 大1 大1 大1
・中に入れるもの チョコチップ、バナナ、りんご、くるみなどお好みで。

【準備】粉はふるっておく。オーブンは170℃にあたためておく。

1、太白ごま油に砂糖を入れよく混ぜる。

2、卵をひとつづつ入れよく混ぜる。

3、つぶしたバナナを入れ混ぜる。(バナナいれなくてもいいです)

4、ふるった粉をいれ混ぜる。ちゃんと塩麹も入れます。

5、チョコチップや、ブランデーや、好みのものを入れる。(リンゴはいちょう切り、くるみはローストして細かく切る)

6、パウンド型に入れ、170℃で40~45分焼く。

 


完璧だと存在しない?!~神の数式から~

2013-11-04 15:01:42 | 日々の雑感
今さらなのですが…
9月にNHKスペシャルで放送された「神の数式」第1回,第2回
オンタイムはわくわくしながら観て、録画して何度か観ていましたが、もろもろ大変なことがだいぶ落ち着いたので、この連休にまたゆっくり観ることができました。

でもなぜでしょう?数式などまったくわからないのに…
数式どころか、数学も物理も化学さえも赤点だった私が、どうしてこうまで心惹かれるのか、謎です(笑)

一般相対性理論もヒッグス粒子(ヒッグス場)も簡単なものではないはずですが、とてもわかりやすいイメージで紹介されていて、なんだかわかったような気がして楽しかったんですね、きっと。

現象はすべて数式で表せられるとする物理学者が、壮大な宇宙の誕生からミクロの素粒子まで、それに挑戦しているなんて…私にはまったくできないその世界はただただ、畏敬の念だけです。

そして完璧な美しい数式を求める物理学者たち。
対称性のある数式を美しいと感じ、美しい数式には涙まで流すという…ん~数式はわからなくても感覚的にはなんとなく…わかるような…気がする、なんて言うのはおこがましいでしょうか。
数式は単に数式ではなくて、何か強いエネルギーのようなものを感じるのです。私にとってはわからないものへの憧れです。

実は完璧に美しい数式は計算上、重さ「0」になってしまうということ。無限大∞という計算不能の状態になってしまい、この世には何も存在しないという、現実とはかけ離れた結果になった…というくだりは、ほんと興味深かったです。それをノーベル物理学賞を受賞した南部博士の「完璧な美しさは崩れる運命にある」という「自発的対称性の破れ」で解決したらしいのですが…私には理論はまったくわかりませ~~ん。

でも、完璧な数式だと生き物や物質が存在しないという不思議さに、なんだか「あなたは不完全だから存在しているのよ~」と言われているような気がして、いいんだ、不完全のそのままでいいんだ、私。と都合の良い解釈をしました(笑)

科学的に探求するといっても、目には見えない世界です。
天才たちがなぜ、瞑想したり東洋哲学に傾倒するのか、少しは垣間見られたような気がしました。

最新の超弦理論では物質の最小単位が点ではなく輪ゴムのような形らしい、とか、計算上この世は10次元でなければならないとかいう…どんなことなんだろう??きっとありえるありえると、私にとってはワクワク以外の何物でもないです。
でもね、やっぱり数式も理論もさっぱりわかりません(笑)

コラージュ療法2

2013-10-21 15:37:34 | 勉強会
更新ずっとさぼっておりましたが…(汗)

10月の勉強会は、コラージュ療法でした。
コラージュとは、投影法のひとつで、他に絵画法やバウムテストなどがありますが、自分自身の今が作品に投影されます。この検査法は、日本では持ち運べる箱庭療法として工夫し、発展していったそうです。

自分を投影し無意識が表にでてくるなんて、無意識を知りたい私にとってうってつけの方法で、わくわくでした。
前回行った時も楽しかったのですが、今回は、さらにポップな気分?で作ることができました。

方法としては、単純明快で、先ずは、雑誌やチラシなどの写真や絵、文字など、なるべく多くのものをパラパラ見て「いいな」とか「気になる」とか、何か感じたものをジャキジャキはさみで切っていくのです。どんどん切り抜くだけです。
次は、大きな画用紙(四つ切)にその切抜きを置いてみます。置きたい場所に置きたい切抜きをどんどん置いていきます。レイアウトとかバランスとか何も考えないでいいのです。
だいたい決まったら、糊で貼り付けます。それだけです。感覚で本能のままに作っていきます。なので楽しいんです…


↓この図は、作品の深層心理を大まかに解釈するものです。

私の作品(上の写真)を先生に少し解釈してもらったら、現在大変な状況なのに、明るい楽しいものが見えるのにびっくりしたけど、精神的に成熟して状況に振り回されず、おだやかに安定しているように見えます。と言われ、とてもうれしかったです。

自分でも大変な状況を明るくやり過ごしている事に対して、なんで穏やかなんだろう?どこか無理をしていないのか?とか、自分の本当がわからなかったのですが、心の中を目の前にしてはっきりと”これでいいのだ”(バカボンのパパや(笑))を確信できました。

今回は参加者のそれぞれの作品を並べて発表しましたが、それぞれがまったく違う表現をしていて、似かよった作品もなく、やはり人の心の中はすべて違うものなのだと改めて感じて、ある意味すごい感動的でもありました。

争いは「恐れ」の心から。

2013-08-06 23:42:43 | 日々の雑感
7月は更新しなかったのですが、色々と心の栄養をたくさんもらった貴重な月でした。

今日はヒロシマの日。そして父の命日。
原爆、戦争、核について…また、父の事を考える日でもあります。

戦争…戦いというのは、つきつめると個人の心の「ありよう」でしょう。
人の争う心のすべては「恐れ」からきているもの…
怖いから守ろうとする、守ろうとするから武器を持つ、相手がそれを脅威と感じると、相手も「恐れ」から逆に攻撃をしてしまう…負のスパイラルが起こっているような気がしてなりません。

攻撃をする人は、とてつもない「恐れ」の心と、自己否定があるのです。攻撃される人だけがしんどいのではなく、攻撃する人の心の辛さにも目を向けていかないと本当の意味の平和は難しいと思うのです。今の日本は平和ではあるのですが、個人レベルでの争いは多くあるでしょう。

いえ、でも人々の意識の変容は、じわじわ起きていると感じています。

7月末に、「降りてゆく生き方」が横浜上映だったので2回目を観てきました。
この映画は映画館では上映せず、希望した場所で上映されるもので、クチコミやボランティアで広がって、全国各地で上映しています。
4年目とおっしゃっていましたが、そこまで続いていることもさることながら、今回も会場は300人以上で一番前までいっぱいでした。

経済至上主義の「上ってゆく」生き方から、本来の人間のありのままな生き方にもどっていこうというメッセージがこめられています。
便利で簡単、なんでも安く手に入る消費生活…
やっぱり何かおかしいと気がついた人が増えているようです。

自然と対等の生き方は、争う必要がないのです。
すべて共存することだし、ゆだねることだし、自分がありのままでいいからです。
でも…都会でのそれは、ほんとうに難しい問題であるとは感じています。

あじさいの長谷へ行ってきました。

2013-06-23 21:39:30 | たのしみ♪
梅雨の晴れ間に鎌倉の長谷に行ってきました。

鎌倉でランチをしようね!と約束をしていた友人の中に、長谷行ったことない、江ノ電乗ったことないという人がいて、え~え~うっそ~!じゃ長谷行こうと当日突然決まり、この時期の混雑を予想することなく勢いで鎌倉から江ノ電へ…

平日なのに江ノ電は、ラッシュなみ(泣)
長谷に着いても、狭い道幅の歩道は人だらけ…しかも蒸し暑い日でした。

それでも久しぶりの長谷寺は美しかったです。
そしてやっぱり大仏様も拝んできました。

土日はもっと混んでいるんだろうな~と話しながら、鎌倉へもどり、ランチはフレンチレストラン「それいゆ」。
小町通りをちょっと入ったところにある隠れ家的なお店です。

小町通りの喧噪がうそのように静かな中で、ゆっくりとランチ楽しみました。
中庭が良く見えて、ちょうど亀の「アレックス」がお散歩の時間でした。
さらにの~んびりしてしまいました(笑)


奇跡のリンゴ

2013-06-21 22:11:44 | 自然
先週になりますが、映画「奇跡のリンゴ」観てきました。

そりゃ私、観にいかないと…だって…2010年のこの時この本を読んだことがきっかけで、生物多様性を知り、そしてきっと神にしかできないであろう…自然の緻密なプログラムを知ったのですから。

岩木山とリンゴ畑を想像しながら何度も本を読んでいたので、この目で見たかった映像を観る事ができて、それはもう嬉しかったです。岩木山きれいだったなぁ~

木村さんの(いえ、木村家の)あまりにも壮絶な生き様は、常識とか価値観とかをぶっこわすような衝撃です。
もちろん本の方が深いところまで書かれているので、映画だけで自然のすごさを表現するのは難しいですが、要所は、ほぼ忠実に描かれていて、想像の世界が目の前にありました。

小さいけれど自然のすごさを知った、テントウムシのくだりは、映画でも紹介されていましたが、この小さな虫たちの営み…絶妙なタイミングで産まれたり、育ったりしている事…そして食べられるために生まれる命もあること。あと、ほんとうにすごいのは、目に見えない土の微生物と土の中で伸びている根。木村さんは学者さながらに調べ上げているのです。

こんな自然のプログラムが見えないけど、いたるところで起きている…やっぱり神の領域です。
生物、微生物の種類が多ければ、多いほどそれだけ自然のプログラムはうまく機能するのだと思い知らされました。そして、自然にまかせるということはこういうことなのかと実感させられます。
木の根の強さは、人間の心の強さと通じるものがあります。

家に本があるのに、またまた電子文庫「パブリ」で購入してしまいました。移動中にまた読みました。
いつか木村さんちのリンゴ園の見学行けたらいいな~

どうやら今年のテーマは「食」のようです…

2013-06-02 22:15:01 | 自然
最近…じゃないな、今年になって食を見直している長男が、いつも無農薬野菜を仕入れに行ってくれるのです。
葉付き大根(ってホントは葉がついていてあたり前ですが…)がうれしくて…しかも無農薬!



私の今年のテーマも「食」のようです。
農薬や化学肥料ってわりと意識されるものかもしれませんが、私にはもっとおそろしいものに感じている「食品添加物」
調べれば調べるほど、まわりで「添加物」が入っていない食品を探すのは難しいです。
便利で簡単、なんでも好きなものが食べられる今の日本。なのに本物を探すと…
ん~~~すべて「ある」という事は、すべて「ない」という事なのか~と…禅問答しているような感じです。

だからといって添加物の入ってないものしか食べないとは言わないし、きっとできないです。手作りなら大丈夫かと思っても調味料にだってしっかり入っていますから…
それでも人間の身体はとてもすばらしくできていて、多少の毒性は排除できます。そして選ぶ自由もあります。だから少しでも減らす事を考えたいこの頃です。

そして想像力…
自分の身体に入る食べものがどのような経緯で目の前にあるのか、をちょっと考えてみる事。
私は不思議に思っていたことが、たくさんあります。

なんで何時間もたった野菜がパリパリなのか…
なんでゆでてある麺がのびないのか…
なんでこんなに安いお弁当ができるのか…等々などなど。

自分の想像で解決できない事は、化学物質がその役目をおっていたようです。
でも恩恵は受けていたので否定はしないですが、今までちゃんと向き合ってなかったと思うのです。
なので、少し意識をまわそうかな…っと。まあね、なにより、おいしいんです。



五感で感じる「今ここ」

2013-05-18 21:43:05 | 勉強会
一昨日の勉強会。「五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)をフル活用してのストレス解放」
いわずと知れた私のテーマにドンピシャでした。

ここ数年、自然や環境に関心を寄せはじめ、心にも体にも密接な関係があることを実感しているこの頃なので…(きっかけは2010年に映画「降りていく生き方」を観てからですが)
…とちょっと検索をしたら「降りていく生き方」横浜で上映!!え~また観なさいってこと?かもしれない…あ、独り言です

というわけで、勉強会についてですが、ストレス対処の3Rとよばれる
・Rest(休息)
・Relaxation(リラクゼーション)
・Recreation(レクリエーション)
の中のリラクゼーションに焦点をあてて講義をしていただきました。

心が本当に疲れている状態は、カウンセリングや心理療法すらしんどい…その前に、先ずはほっとできる瞬間に身を置くことからはじめたほうがよいという視点にはとても納得がいくものでした。

五感を感じることは、アロマでも整体でも音楽でも何でも自分の好きなものであれば、気分がよい感覚は誰でも感じられるはずです。
そして自然の中で五感を感じ、癒される事は、万人が思い当たる事だと思います。
考えず感じるという事は、「今ここ」をみつめるということです。考える事ばかりで疲れてしまう現代人には、必要なことでしょう。

そういえば、ご紹介いただいた中の「森林セラピー」
あ~そうだった、今の私がなぜこれを体験していなかったのか…するのを忘れていた~~と気づいたのです。


道端の小さな花たち

2013-05-06 19:43:53 | 自然
またまた道端の小さな花たちです。