大政・小政の気ままな日誌

キャンピングカー(小政号)の出番が減って覚書のブログになっています。ボケ防止の為に毎日継続することを目標にしています。

万年山(はねやま)登山

2014年03月24日 | 山歩き
昨日は玖珠川河川敷の駐車場に泊まった、9時を過ぎると一台も駐車してない

静かで、聞こえるのは川のせせらぎ、流れがゆるやかなので、心地よい響き

川の側なので、朝は霧で真白、1m先が見えない、今日も快晴かな・・・・

朝飯を食べて、昼のおにぎりを作って、いつも通りに朝ドラが終わって行動開始

その頃は空も晴れ渡り、絶好の登山日和・・・・「万年山登山開始」です。

先ずは万年山(はねやま)の説明から

約80万年前の火山活動で、下万年と上万年に分かれる珍しい2段メサ(卓状台地)であり

九州百名山の一つとされるとともに、2007年には「玖珠二重メサ」として日本の地質百選に選定されている。

他にも『豊後国風土記』によると、玖珠(くす)という地名は、かつてこの地にあった大きな楠に因むものであるという。

そして、大楠の木陰となって日が当たらずに困った住民が、この大樹を切り倒した後の、切株が昨日登った伐株山であり

巨木が倒れる際にはね上げた土が山となったのが、万年(はね)山であるという伝説がある。

この町「玖珠」は童話の里だけあって、このような夢のある話が沢山あった。

登山ルートは沢山あるのだが、道の駅の案内嬢に勧められた、「旧万年山模擬牧場」経由で登る事にした。

このコースもかなりの所まで車で登れる、昨日登った「伐株山」の手前に、段々畑の田園風景が美しい。



カズラや小枝が覆いかぶさる、道を牧場まで進んだが、案内板がないので、山への登り口が分からない。



ガリガリと屋根に枝が当って、小政が泣いています。仕方なく引っ返して「吉武台牧場」を探して来た道を戻った。

・・・・がまたもや入口が分からない、とうとう国道210号に出た、勿論カーナビでは案内してくれない。

仕方なくまた戻ると、今度は案内板を見つけた、こちらの方向でしか、この案内板は見えないのです。

「吉武台牧場」からは最短コースな筈だったが、行く手を雪が・・・道が凍結してスリップします。

ここを抜ければと思ったが、こんな所で立往生すると、車の離合も出来ないし迷惑をかけるし

左に行けば谷底に滑落するかも・・・・駐車出来る所までバックし車を停める。



ここがまで車で来れる筈だったが・・・・「吉武台牧場」牛の放牧は春先だろうな・・・



かなりのルートがあるようです。



今年の大雪で、軟弱な木々は倒れています。



「まんじゅう石」誰が付けやら・・・何処でもある石にしか見えなかった。



切り立った山が万年山山頂、遠く三股山や久住山が雪を抱いています。明日も久住登山は無理かも・・・・



途中山小屋と水場があった、帰りに昼飯の場所候補にして、山頂へ向かう。



急な登りを歩いて行くと、直ぐに山頂に出た



眺めは最高、360°の絶景です。1000mを越えると、熊笹が沢山群生している。



少し下ると、ミヤマキリシマの群生地があるが、咲きほころぶのはまだ先5月過ぎになる。

水場近くに唯一桜の木があったが、これも雪の重みで折れたか?



避難小屋横の水場



直ぐ上にベンチがある、ここでおじさんと出あった、今日出合った唯一の人

私は下り、おじさんは登り、偶然にもここで食事を共にした、サングラスをかけて怖そうなおじさんだったが

帽子を取って、眼鏡を外すと愛嬌のある顔だった。飯を食べながら、山の事やら仕事の事やら・・・・・・

家族の話など、一時間近く大先輩の話を聞いた。すっかり疲れも取れた!

ご一緒に写真でもと思ったが、話が弾み忘れて、別れ際の後ろ姿・・・・



帰り道は楽だった、直ぐに小政号を停めた所にまで下った。雪も心なしか融けたような・・・



ここで1000mの山で汲んだ水でコーヒータイムにした、玖珠の町が一望できる。



明日・明後日は雨の予報なので、帰る事にした。

昨日買えなかった、鳥皮のから揚げ「竹やぶ」美味しいらしいので、カミさんへの土産を買った。



から揚げを2袋買ったが、帰る道中につまみ食いをしたら、直ぐに一袋食べてしまった。美味い!ビールがあればもっと美味い筈!

ここで買った鳥の刺身も美味しかった。キャンパー仲間のお勧め店・・・文句なしでした!




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