大政・小政の気ままな日誌

キャンピングカー(小政号)の出番が減って覚書のブログになっています。ボケ防止の為に毎日継続することを目標にしています。

皿倉山系登山(河内~皿倉平~権現山~帆柱山~花尾山)

2015年02月06日 | 福岡の城郭を訪ねて
昨夜は大きな雷が鳴っていた、冬に雷が鳴ると雪が降る事が多いが、雪は降ってなかった。

朝起きると朝日が差し込んで、暖かそう・・・庭を見ると薄っすらと雪が、遠くの山肌を見ると雪が積もっている。

今日は山登りの絶好のチャンスと決めて、直ぐに準備にかかり、カミさんにお願いして途中まで送ってもらう。

河内貯水池の湖畔にある河内小学校の横まで送って貰う、これ以上は雪道となるので、車は危なかった。

これから登る山は直ぐそこに見える、晴れ渡った天気だった。



早咲きの梅が満開、周りの雪に梅の花が映える。



草花の息吹や梅の花を眺めて、歩くこと10分、直ぐに道が無くなり・・・・正規の登山道に出れる筈だが、雪が融け始め歩きずらいので戻る事にした。



あじさいの湯、何度か訪ねたが、大人840円とお高いが、一日ゆっくりと過ごせるとあってお客さんはいつも多い

特にシニア料金(65歳以上)530円なので、お年寄りに人気があるのかな?私も今年からお仲間に入れるが・・・



この道を登り、あじさいの湯から少し歩いて、右の道に入ると「河内藤園」の入口、突如山から小さな動物の影が・・・・

良く見ると、犬がとびかかって来た、反射的に防御態勢と取ると、直ぐに離れて吠えだした。

それでも逃げないので、手招きすると喜んでなついてくる。シェルティ(コリー犬に似た小型犬)なので近くの飼い犬かと思ったが・・・

河内藤園のご主人が出て来て、昨年末から居ついている野良犬とのこと・・・迷子になったのか?

しばらく遊んでいると、ご主人が山に行くのなら連れて行ってくれと言う、可愛そうに可愛がられていないようだ。

しかし犬を飼いたいが、事情があって・・・・それでもついて来るなら飼おうかなと思っていたら、なごり惜しそうに戻って行った。



林道をダラダラと登って行って、途中から登山道に入ったが、急速に上がった気温で、雪が雨のように降りこんでくる。

雪の重みで垂れ下がった枝が、道を塞ぎ・・・時折大きな雪がドサと落ちてくる、頭に衝撃が・・・氷柱だと頭に刺さるかも??

安全な林道の中央を歩く事にした。



間もなく皿倉平に到着、ここはくるぶしまで埋まる積雪だった。皿倉山の雪景色が美しい!



今日は反対方向の権現山に登る。



誰も登ってないと思ったが、先客の方が一人いたようだ、途中足跡がない権現神社にお参り

ここが神社「お供えは持ち帰るように・・」、お参りの所には「食べ物はありません」と書いていた。

無人なので、いたずらが多いのか?野犬や猪が食べ物を狙うのか?



権現山山頂・・・八幡の街が一望出来るが、天気の割にはガスっている。PM2.5の影響かな・・・?



歩き始めて2時間半、丁度12時の昼食時間・・・出かけにカミさんが以前作って冷凍にしていた、中華おこわのおにぎりをチンしてくれた。

これだけでは足りないだろうと、大好きなカレーヌードルを持って来た。雪景色を見ながら温かいラーメンは最高です!



新雪を踏み分けて「ギュ・ギュ・・」、雪国の人は「キュ・キュ・・」北九でこれだけまとまった雪は珍しい

北海道では雪に閉ざされて、生活物資が届かない事が・・・・不謹慎ではあるが雪山は楽しい。



珍しい木が「カゴノキ」生長すると樹皮がまだらにはげてくるらしい、鹿子の木の意味であり、樹皮がシカの子供のまだら模様のようであることを指している。



皿倉山系には野鳥やら野草の宝庫ですが、雪が積もって春の息吹は感じられないが、野鳥は沢山の種類が見れます。

春の息吹は野鳥が感じているようで、せわしなく餌を求めて鳴いています。ぬかるんだ道を下りながら皇后杉や帆柱山を目指して

皿倉山が622mで帆柱山が488mなので、権現山から少し下って登れば、帆柱山の筈だったが、何処で見過ごしたか?花尾山(351m)の登山口まで下りていた。

皿倉山系は幾重にも登山道があり、標識を見落すと大変キツイ目に合う。帆柱山に向けて西側ルートで登る事にした・・・

これが大変だった標識には20分と書いてあったが、急坂で・・・どうも標識のルートは違ったようだ、険しい道を登って、ヘタをすると谷底へ滑りそうな・・・

それでも登って見れば30分弱で登れた帆柱山頂・・・城跡の名残は山頂付近に平な所があるだけ、雪のせいか城壁も見つけられない。



帰りは来たルート下るのはヤバそうなので、手前の安全そうなルートで・・・



間もなく歩くと、先ほど通った道に出た。ここが間違えた分かれ道!



更に下ると突然、花尾城跡のデカイ石碑が・・・ここが城跡?



そんな筈はないと、花尾山へ登る。山頂は、曲輪、石垣、堀切、櫓台などの遺構がしっかり残っていた。



下りに二の丸を通ると、大きな岩が二つ・・・ここに門があったか?



皿倉山の眺めは絶景だが、ここからもまじかに、我が町北九州の街が望める。




ここからが花尾山への登山口となる。



赤穂四十七士の墓がある。何故かは別の機会に・・・・



花尾山だけでは物足りないので、このバス停(花尾東登山口)までバス出来て、帆柱、皿倉経由大蔵か河内などのルートが楽しい

更には福知山へ縦走するルートも楽しい・・・・春になればゆっくり縦走するのも楽しい、途中で一泊すれば豊前まで足を伸ばせる。

山道を5時間うろついて18000歩・・・疲れた!、冷えた体で風呂に浸かり、湯上りのビールが美味い!

追伸:西鉄バスの「花尾東登山口」までは、73番が黒崎駅・八幡駅・スペースワールド駅等を、経由して2本/時間程度走っています。