大政・小政の気ままな日誌

キャンピングカー(小政号)の出番が減って覚書のブログになっています。ボケ防止の為に毎日継続することを目標にしています。

北海道の旅103日目(知床五湖~カムイワッカの滝)

2013年08月26日 | キャンピングカーで行く北海道の旅
ウトロの民宿、朝食も品数が多く、朝から食べ過ぎた。

今日も朝から雨模様だったので、民宿のコインランドリーで洗濯をして10時過ぎにチェックアウト

ウトロ崎灯台とフレッペの滝を訪れた。知床自然センターから歩いて往復40分の所だが、灯台は立ち入り禁止だった。



この滝には川がなく知床連山に降った雪と雨が地下に浸透し、垂直に切り立った約100mの断崖の割れ目から流れ落ちています。

ホロホロと流れ落ちるさまが涙に似ていることから、地元では「乙女の涙」という愛称で親しまれています。



オジロワシかな?気持ち良さそうに大空を飛んでいます。羨ましい!





帰り道と今を盛りの花?








知床半島は、秘境として全国に名を知られる一方で「保護か開発か」に揺れ続けた場所でもあった。大正・昭和の開拓、横断道路の着工、1970年代の「知床旅情」のヒットによる知床観光ブームで自然が蝕まれていく中、77年に網走管内斜里町による「しれとこ100平方メートル運動」がスタートし開発から自然保護への転機となった。離農跡地を募金で買い取り、植林で原生の森を復元するという計画はたちまち自然愛好家の共感を呼び全国的な運動として広がった。ここに寄付をした人の名札と運動の経緯や活動内容などを説明している。



次は知床五湖を訪ねる。ここでは大ループ(3km:1時間30分)と小ループ(1.6km:40分)のコースがあり、最初に250円を払って簡単なレクチャーを受けて「立入認定証」を発行して貰って入場が許されます。



左が小ループで、右が大ループ勿論我々は大ループを周ります。



この木に蛾が卵を産んでいます。さて何処でしょうか・・・



ここでした。



そんな説明熱心に聴いているカミさん・・・・そこはお金を払ってガイドを雇っているのですよ!



原生林をそのままに朽ち果てたり、風で折れても、通行路以外はそのままにしています。



倒木や根株の上で発芽した稚樹が大きくなる、「倒木更新」親木を踏み台に成長する。



鬱蒼とした森林は湿度が高く、変わった茸が沢山生えています。









中身が朽ち果てた木







晴れれば、ここから遠音別岳(1330m)・羅臼岳(1660m)・硫黄山(1562m)等の山々が見れる筈でしたが・・・



いよいよ最後のルート、ここからは高架木道と高圧電線で守られているので、入場規制のない所です。2ヶ所で鹿の親子が草を食べていました。



振り返って一湖を眺めます。



知床五湖から砂利道を11km走ると「カムイワッカ湯の滝」



川の途中から温泉が噴き出しているので、川の水が温かい(30℃程度)、何でもやりたがる私、ズボンも捲し上げて裸足で登っている。カミさんは最初から棄権です。源泉はかなり上にあるようですが、途中から落石で立入禁止です。



鹿はいたる所で見かける事が出来ます。



帰りに初めて鹿が道を横断した。左からの気配で車を止めると、止まったと確認するかのように親子鹿が横断した。慣れているのかな?



ウトロの町に戻って、今日のお泊りは道の駅「うとろ・シリエトク」・・・・

戻って間もなく訃報が舞い込んだ。以前から脳内出血で寝たきりになっていた義弟が亡くなった。

落胆している妹が心配で、今日にも東京へ行きたいが・・・・飛行機の予約が難しそうなので、明日キャンピングカーを女満別空港の駐車に置いて羽田空港に向かう。

走行距離 : 50km

Wifi : ◎

地デジ  : ◎