食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『ヨーロッパ3か国の旅、ごーじゃす・ベルサイユ宮殿1』

2013年04月12日 17時59分34秒 | 旅行

花の都パリに到着しやっと天気も回復、というよりも、今までは山の方だったから、

平地の天候になったとも言える。だから気温もドイツ、スイスのように私たちからす

れば真冬の様相から春先に戻ったようで午前の早い内、寒さはあるが震えるよう

な寒さからは開放された。

朝食はいつものコンチネンタル・スタイルでおいしいパン、ハム、ソーセージにスク

ランブルエッグ、他にジュース、ミルクなどがあった。

このホテルにある続きの喫茶室みたいな所では、ホテル朝食では物足らない人は

5€くらいでブレックファーストを食べることができるらしい。私たちには、こだわりはな

かったから3回ともホテルのレストランの朝食を食べていた。このホテルどうも日本人

ご用達らしく客はさほど多くはないが、殆どが日本人によって占められていた。日本

でのクラスは普通の安ホテルクラスだと思う。私たちが最初に計画していたツアーで

はパリ市内のホテルで豪華版ではないが名の知れたホテルだったが、添乗員付き

のツアーは一日のスケジュールが一杯で、例え夜でも自由時間など殆どないから、

ただ寝るだけのホテルであっても十分だ。

自由時間のたっぷりあるツアーの場合は、市内に近く更に朝食もアメリカン・スタイ

ルのものだと動くのに便利だし、義務の朝食から楽しみの朝食に変わるからホテル

選びは大切になる。雨のない気持ちのいい朝を迎え、これから約30Km先にあるベ

ルサイユ宮殿の観光に出かけるが、幸いなことにラッシュは殆どなく無事、環状線に

乗り郊外に続く道へと進む。ここからモンマルトルの丘が見えますとガイドさんの説明

と共に目に入った大きな看板『Samsung』、昔はSony、Panasonic、Sharpなどだったが、

今やどこの空港でも、こうした目立つ場所でもサムソンの広告を見ない場所はない。

10年前近くから世界に打って出ると莫大な広告費をかけ、技術力より名前が先行し

たような形だったが、今や技術的にも世界No.1に肩を並べるほどに成長した。いつ

か聞いた話だが日本以外の企業は分業的に製品を作るが、日本は1から10まで自

前で作る。シャープが亀山工場を作ると聞いたサムスンは『これで我が社は勝つと思

った』、つまり自前故の投資が利益を生まない構造をサムスンは見抜いていたのだ。

ムスンはそうした部分を製品開発や広告に向けて利益を生み出す強い体質を作

ったと言われている。

郊外にあるベルサイユまで1時間ほどの移動だが、パリ市内を出るとのどかな田園

景があり、都会の喧騒から解放され、ゆったりとした気分になれる。

ベルサイユ宮殿は世界的な観光スポットだから、近くになるとバスもスピードが落ち

て、前のバスの観光客が降りるために止まったり、再びノロノロと動いたりしていた。

入口近くでバスを降りてみると宮殿建屋までの距離が長いこと、距離感がつかめな

からはっきりしないが5~600mくらいはあるのでは・・・

実はこんなことで驚いていては、後ほどの世間離れし過ぎた光景に卒倒しかねるの

だ。おそらく王様は馬車で移動するから大変ではなかろうが、私のような庶民は歩か

ねばならぬ、私が宮殿を作るなら玄関からもっと近い工夫をするがなー・・・庶民の

馬鹿な妬みか門から奥にある花壇の場所まで歩いて行く途中にトイレがあった。

元々、宮殿だから観光客のトイレなど準備している訳はないから後付けか、既設の

ものを流用だから数が少なく、客が増えるとトイレ地獄になるらしい。

この時間帯は早い時間帯だから今の内に・・・・私は行かなかったが混んではいなか

ったらしい。ところが庭園の見学を終えて入場口の方に戻る際には、建物の外にも

い列ができていた。そこを通り過ぎ庭園まで来ると、広いから風の通りが良すぎて

風が冷たいこと、花壇には当時も色々な花が植えられ、王様や王妃を楽しませ続け

ていたのだろう。この花壇だけですら広いのに庭全体の隅々まで歩くと数日はかかる

といわれている。主だった所へは有料の小型車が定期的に走っており、それを利用

すると効率よく回れる。元々は水のないところに大きな噴水や池を作る技術も凄いが、

大きさは異常に大きく時の権力者の気まぐれと言っても、日本のそうした人たちとは雲

泥の差だ。庭の端を撮るには望遠レンズが要るほど広いし、きれいに手入れが為され

ている。

宮殿への団体入口と個人入口は別になっており、予約と当日とでも入場の仕方が異

る。私たちが見たものは当日券で入場する人たちの長蛇の列、一番後方は門の方

まで伸びており、ここから確認できない。更に驚いたのは、その列に並ぶために切符

を買う列が別のところにできていた。これでは当日券で入場するなんて気ちがい沙汰

ではなかろうか、いつ入場できるのか想像すら困難な長い列を尻目に私たちは予約

客だから、少し待ってスイスイとお先に御免あそばせ。ベルサイユ宮殿のことを訳のわ

からぬ爺さんが説明しても意味のないこと。中味はガイドブックや沢山の資料で分かり

やすく、美しい所は一番きれいに見える方法で紹介されている。私が撮ったクルクル

VTRや写真だと素人が観るベルサイユだから、誇張もない下手な絵にしかならないが

手に余るほどあるので、その一部を、首をかしげながらご覧あれ。(普通の高さで撮る

と人が多く、人の顔や頭ばかり撮ることになり、上の方ばかり向いて撮影していた。)

 

                 ベルサイユ宮殿1


続、ザーサイ漬け

2013年04月12日 17時25分04秒 | 日記

漬物の仕方は2種類、最初のものは塩水を作り、その中に漬けて10日おきに約5%

の塩を2回追加したもの、もう一つは最初から塩漬けにしたもの。前者は塩水漬け

だから最初からひたひたの塩水を被っているが、後者は塩漬けの際に出る水分が

そのまま残っているから、いずれも塩水に漬かっている状態。

どちらも姿や漬かり具合に違いは見られず、未だ気温が低いからかカビなどの兆候

は見られない。大根漬けなどでも塩分が少ないと、どうしても白カビのようなものが

発生する。ザーサイ漬けはかなりの塩分濃度なのでカビないのではと期待している

参考にした先達は最初から冷蔵庫の中で保管されていたが、私はこのまま常温で

の挑戦をしてみたい。本場の中国でザーサイ漬けを冷蔵庫でやっているとは思え

ないので、多分このままでもいけると思う。先日、パプリカ、鷹の爪、八角を追加した

ので赤い色になっている。本場のものはパプリカと思わしき赤い色が派手に付いて

いるから、これは未だ少量なのかもしれない。現在の臭いは「高菜」そのもの。

 


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