食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『ヨーロッパ3か国の旅、インターラーケンへ移動』

2013年04月08日 18時19分32秒 | 旅行

ドイツでの観光の目玉を終え、これからインターラーケンに向けてひた走りするが、

南下するに従ってアルプス山脈に近くなり標高も増していくこと、オーストリアやリ

ヒテンシュタインを出たり入ったりすることが話のネタになる。

2時間に1回、ドライブインやガソリンスタンドでトイレ休憩をとる。外国のガソリンス

タンドは日本のようにガソリンと車関係の商品だけではなく、一寸したコンビニのよ

うな所が大半だ。

ドライブインであっても50セントの有料あり、しかもレシートが出て来る。そこで買い

物をしてトイレのレシートを出すとトイレ代は無料になるなんて所もあった。日本で

は馴染のない有料トイレも長距離移動時には、文句ひとつ言う人はいないだろう。

私たちはオーストリアのドライブインで休憩をとり、ここで有名な「モーツアルト・チョ

コ」を購入したが、ガイドさんの受け売りなので本当の事は知らない。『モーツアル

ト・チョコ』と名したものは売られているが、ここで売っている物が本家だとの説明が

あった。

 写真にするような物ではないが、これが説明を受けたチョコ。

フッセンからインターラーケンまでの移動地図を用意していたが、私の予想では西

に向かうルートだった。実際には南下してからスイス入りをしたので暫くはどこを

走っているのか分からなかった。日本と違い道路標識に道路番号が書かれている

こと少なく、行き先の地名と距離を参考に位置を割り出そうと看板や標識と睨めっ

こをしていた。ようやく知っている地名を見つけ、予想より大きく西の方を移動して

いると知る。オーストリア、リヒテンシュタインに入った時、ガイドさんの説明はあった

が国境や検問らしきものは見当たらないし、街並みに大きな違いはないから国をま

たいで移動している感覚はゼロ。インターラーケンが近くになるにつれて道脇に雪が

残っているし、建物も何となくイメージらしくなってスイスだと感じることができる。谷道

になると山肌は残雪のレベルではなく、しっかりとある。

陽が暮れてすっかり夜になってからインターラーケンに到着、ツアーの義務である土

産物屋に立ち寄り、ここから徒歩で10分くらいの所にあるクリスタル・インターラーケ

ン・ホテルに向かった。

ヨーロッパは町でもネオンサイン、ギンギンの所はなく比較的地味な照明だ。ホテル

レストランの照明も間接的なものが主体だから日本人には暗く感じる。

チェックインして直ぐに夕食会場に、本日のメニューはガイドさん予想『痩せた鱒か鮭

の料理』は外れて肉料理が出された。見てびっくり、食べて何?肉の上にブルーベリ

ー・ジャムのようなものがのっており、食べてみるとそれらしき甘い味がする。肉をこん

な形で食べる趣味はないから肉だけ食べようとするが味がないし、最後の砦の塩をか

けても肉らしい味はしない。駄目だ、田舎者の口には合わない。努力のしようがない

のだ。ワインをお供に前菜とパンでスイスの宴。明日は晴れて欲しい・・・・願いたいが、

どうみても晴は望めないから、せめて途中で山の景色を少しだけ見せて欲しいと、心

の中のテルテル坊主に祈る。

 

         上3枚はリヒテンシュタイン、オーストリアの何処か

 

           インターラーケンの明るい方の夜景

              肉にヨーグルト?ブルーベリージャム?

『脱原発の国、ドイツ』

ドイツは福島の原発事故の後、脱原発政策の具体策を打ち出し邁進中だ。国民性

は日本人とよく似ているらしいが、自然保護とか合理的に生活することに関しドイツ

人の足元にも及ばないのではないかと思う。

遠い国、日本で発生した原発事故を自国でこしてはならないと止めてしまう。当然

のこと代替エネルギーによる発電がなければ、原発分を賄うことは出来ないから、苦

渋の選択は茨の道でもある。

それでもクリーンな環境の下で暮らすことの方が大事だと考える国民性、過去何度

も放射線汚染を経験し、今なおその後始末すらできず喘いでいながら原発の再起

動を望む国民性の違いは何だろうか。道路沿いに数キロにわたりメガソーラーの設

備があった。ビデオを撮っていたので写真を撮り忘れたが、このような施設が沢山あ

り不足分の補てんにしているそうだ。それでも微々たるものだから、いい悪いは別に

して核の力は大きいものだ。

        ビデオから静止画にしたもの、延々と続く両サイドのメガソーラー


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