今回の被災によって、いわての文化活動が停滞してはいけないということで、『いわて文化支援ネットワーク』なるものが、動き出しました。
私も、メンバーに入ってはいるのですが、会議は平日の夜に盛岡でとなるので、顔を出すことはできていません。
さしあたって、はじめの動きとしまして、普代村・野田村・洋野町の芸術鑑賞事業が無くなるということに対して、県内の音楽家の方々のご協力を受けて、子ども達に鑑賞の場を提供すべく行動を開始しました。
組織と、市町のパイプ役として、私が若干動かせていただきましたし、現在全体のコーディネートは、盛岡の寺崎巌さんがおこなってくださっています。
久慈地区の音楽関係の方で、ご協力できる方は、ぜひこのプロジェクトにご協力いただければと思います。
今後詳しいことが決まりましたら、随時アップしていきます。
まず専用ＨＰ http://www.ibsn.fc2.com/ を立ち上げました。
相互リンクしましょう。
まだ１ページだけですけど、ごらんくださいね。
メセナ協議会の復興支援ファンドに応募することになりました。
県北沿岸３町村の学校音楽鑑賞事業を実施する経費を捻出するためです。
勿論、助成金だけでは足りないので、自主的に集めることとしました。
それと演奏団の名前も決まりました。
「いわてフィルハーモニー」です。
岩手在住のプロの演奏家を軸に、東京・仙台からゲストを招いて編成する管弦楽団です。
今後、音楽以外に
演劇等の鑑賞事業のお話があるかもしれません。
岩手にはプロの劇団はありませんので、支援は限られていますが、
岩手にゆかりのある劇団から、格安で応援するという声も出ています。
これについては、盛岡で資金を集めて実施するという方向になります。
夏休みの子どもたちのためにと
岩手出身の女性劇作家・演出家から
人形劇をもっていきたいという声があがっています。
今、自分たちで資金を集めています。
ご希望の地域があったら教えてください。
これを機会に、岩手にも本格的な交響楽団が設立すれば、宮澤賢治の夢もついに実現するというものですね。
震災を機に、震災前よりもワンランクステップアップした活動が展開されることこそ、本当の復興だと思っています。
やりましょうね。