昨日、舞台製作をしている現場に顔を出して、ちょっとだけ仕事をしてきました。したことは、紙張りです。ベニヤ板で作った書き割りに着色する前に薄く延ばしたのりで紙を貼る作業です。紙が乾いたら、映画看板なども手がける本職の多田さんとか、小田島さんとかが、下絵を基に大きく描き始めるわけです。
今回その下絵も描かせてもらったのですが、本職さんが描くかと思うと、ちょっとどきどき物でした。
照明などのスタッフも悩んでいました。そこで、相談にのってあげるふりをしてへらへらしていました。スタッフの女の子が、『コーヒーに何を入れますか。』と、聞いていたので、『レモネード、ミント、アクア、ルージュ、ドリーム。』と、言っていたら、コーヒーを入れてくれるのを忘れられてしまいました。(自業自得)照明の女の子には『ふざけているからですよ。』と、たしなめられました。
役者も悩んでいました。自分の思い描いている状態になかなかなってこないというものでした。台詞が長くてどうにも気持ちが入らないとのことでした。
『今が最低なら、自分の頑張りでどんどん芝居がよくなるじゃないか。自分次第だよ。』
ちょっとカッコつけすぎの助言でしたが、やる気を出してもらえたでしょうか。
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