釜石まで往復6時間かけて300キロ走って、釜石市民劇場を観てきました。何年経っても、キャスト・スタッフの皆さんが笑顔で迎えてくれることには、本当に感謝します。
さて、舞台です。
和の手品師というのは、主人公三鬼隆が、手品のように『和』をもって、人と人をつなぐ術に長けていたという内容のものでした。
『人と人をつなぐ術』。これは、何より今、私が獲得したいと切に思っていることでもあったので、心に響きました。
帰り際に、衣装メイクのスタッフの方から、『今日はいかがでしたか?』と、尋ねられました。この言葉は、舞台のできばえに、かなり自信がなければ言えない台詞です。自分でダメだと思ったら、怖くて聞けないですよね。
釜石市民劇場は、円熟期に入ったような気がします。それぞれのキャスト・スタッフが、お互いを支えあって、まとまって一つのものを創っていこうという雰囲気がありました。この一体感こそ、舞台の最高の魅力です。今宵は、最高の打ち上げをしていることでしょう。
釜石のキャスト・スタッフの皆さん。お疲れ様でした。