岩手の市町村民劇場は、がんばって演劇を演じていた青年団が、各市町村で中堅どころとなって、地域おこしで町ぐるみで芝居を始めたという地区が多いのではないかと思われます。
定かなことは、実際に調査していませんが、それぞれの市町村民劇場には『俺も若いときは、青年会でやってたんだ…。』という重鎮が、いらっしゃることと思います。
さて、地域の青年会での演劇がほとんど行われなくなった現在、地域に根ざして地域の伝承を演劇で受け継いでいこうという団体がなんと久慈にあります。
『山根若者の会』
もちろん、芝居だけでなく子どもたちの活動の支援や、地域の活動にも積極的に関わっている素晴らしい団体です。
その『山根若者の会』が、地域の細野念仏剣舞を題材に『だましおどり』という作品を、明日、アンバーホールの小ホールで6時から上演します。
観に行きたいのですが、仕事が終わって駆けつけても、間に合いません
明日、アンバーホールに足を運ぶことが可能な方は、ぜひ、舞台を観てのレポートを、コメントに書き込んでいただけたらと思います。
芝居が好きな方が久慈には沢山います。
例えば、地域に根ざした『山根若者の会』、ライブハウスを会場に小劇場芝居を行う『座敷熊猫』の皆さん。山形村民劇場を母体に広がっている『おらほーる劇場』…。
そんなみんなが、一つになって、久慈から大きな舞台を発信できたら最高だなぁと思っています。