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引越しいたします。

ラビア・カーディルさんのオーストラリア訪問、在豪中国大使館が反対するも豪外務省は中止を断固拒否

2008-02-23 17:04:19 | ニュース

Rebiya_australia
@Sydney Morning Herald photo:Sahlan Hayes
19日にシドニーに到着したラビア・カーディル世界ウイグル会議総裁とWUC代表団は早速精力的な活動に入っている。
早速にシドニーモーニングヘラルド紙の取材を受けてウェブ上にも発表されている。その中で判明したのが表題の事実である。

http://www.smh.com.au/news/world/exiled-voice-wants-games-to-cast-light-on-repression/2008/02/20/1203467183600.html
(2ページ目最終パラグラフ)
"The Foreign Affairs Minister, Stephen Smith, will not meet Mrs Kadeer, but officials of his department will. The Government has rejected Chinese objections to her visit."

スティーブン・スミス外相はラビア・カーディルさんとは面会しないが、外務省職員が面会する。中国は彼女の訪豪に異議を唱えたが政府はそれを拒否した。

外務省職員以外にも国会議員が面会するそうである。どこかの国の野党党首と幹事長のあたふたぶりを思い出す。昨年11月のラビア・カーディル来日のとき小沢一郎、および鳩山由紀夫は中国へのツーリストと化して、民主党議員とラビアさんのウイグル勉強会を潰したことは週刊誌でも話題になった。

週刊新潮07年12月20日号「胡錦涛皇帝に拝謁する小沢一郎」
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20071214

ハワード政権からラッド政権に代わり一見親中派なのかとおもいきや、オーストラリア労働党政権は人権問題にダブルスタンダードは持っていないようだ。
ラビアさんはオーストラリア国会議員、政府職員、民間人権団体らとの会談を予定しているようである。

ソース 世界ウイグル会議
http://www.uyghurcongress.org/jp/news.asp?ItemID=1203657841

国際アムネスティオーストラリア
http://action.amnesty.org.au/china/comments/9233

シドニーでの講演会情報
http://nsw.amnesty.org.au/home

アムネスティオーストラリアのページには亡命した在豪ウイグル人の証言が一部書かれている。

J氏が語るところによれば彼の両親はパキスタンに彼を8年間イスラムを勉学するために送った。なぜならイスラムを教えることは中国の学校では禁じられているからである。中国当局が彼のパキスタンの学校に来たときに何人もの学生を逮捕した。6人の学生が中国領内に入った途端に射殺された。

Cさんが語るところによれば彼女の甥が射殺されて彼女の兄弟は逮捕されて拘束された。居所は家族に聞かされていない。Cさんの父親は警察署に毎日報告を求められている、さもなくば当局に逮捕されてしまうだろう。Cさんは友人と愛する人の自由を確実にする為に当局に賄賂を支払ってきた。

オーストラリアは保守派と言われたハワード政権下において難民受け入れの体制を整えてきて、小さくとも中国の抑圧から逃れられるウイグルの人々が集まる場所を作った。

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