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引越しいたします。

毎日上海支局、環球時報に尾ひれをつけて垂れ流し?

2008-02-21 22:36:45 | ニュース

毎日新聞が1月27日に起こったとされているウルムチ銃撃戦事件に環球時報を引用する形で報道している。

<中国>新疆ウイグル自治区でテロ拠点を摘発、2人射殺
中国紙「環球時報」は18日、中国西部の新疆ウイグル自治区ウルムチ市で1月27日、治安部隊がテロ組織の拠点を摘発し、テロリスト2人を射殺、15人の身柄を拘束したと報じた。組織名は明らかにされていないが、自治区からの独立を綱領に掲げる「東トルキスタン・イスラム運動」などの組織とみられる。拠点だったアパートには手製の爆発物のほか、訓練道具、外国のテロ組織と連携を取っていた証拠などを押収した。【上海支局】

http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20080220k0000m030025000c.html
 

毎日は投書欄でラビア・カーディルさんのことを取り上げているにもかかわらず、上海支局はこれだ。
いったい何を根拠に「東トルキスタンイスラム運動」と毎日はみなしているのだろう。
確か、ワシントンの中島哲夫記者は05年3月のラビア釈放時には唯一その名前(当時レビヤ・カディールと表記)を日本に伝え、またその背景としてライス国務長官の訪米と当時のアメリカの国連人権委員会での中国非難の回避を開設していたのだが。
今回、現地の中国人社員が環球時報発表をそのまま記事にしたのだろうか。上海支局の大谷麻由美記者などは新疆発の情報を比較的取り上げたほうで注目はしていたのだが彼女の見解なのか?

これに比べると中国の宣伝の下請けっぽいRecord Chinaのほうがまだましである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080219-00000011-rcdc-cn

2008年2月18日、中国網が伝えたところによると、新疆ウイグル自治区の地元警察はウルムチ市で「テロリストの拠点2か所を摘発、2人射殺、15人逮捕」と発表した。
それによると、摘発は1月27日夜。作戦実行時には相手の反撃により警察側にも数人の負傷者が出たという。拠点からは銃器1丁、爆発物、テロ訓練設備、原理主義的な宗教宣伝資料などが押収された。
新疆ウイグル自治区では、ウイグル人の独立を目指す東トルキスタン独立運動が続いており、中国政府は警戒を強めている。(翻訳・編集/KT)
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