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毎日新聞投書欄「みんなの広場」に「ウイグル族活動家の講演に思う」が掲載

2008-01-17 22:50:49 | ニュース

Mainichi080117 本日08年1月17日付けの毎日新聞の投書欄にいつもリンクでお世話になっている遠山日出也さんの「ウイグル族活動家の講演に思う」が掲載された。
(遠山さんご自身の御連絡で知りました。汗)

投稿内容は遠山さんのブログで読むことが出来ます。
http://genchi.blog52.fc2.com/blog-entry-144.html

遠山さんは11月のラビア・カーディル大阪講演に出席され、その講演をニュースサイトJanJanにも報告されている。
http://www.news.janjan.jp/world/0712/0712227716/1.php
投書では大阪での講演から、97年2月5日のグルジャ(伊寧)事件、ロプノール(馬蘭)実験場での放射能汚染、9.11を利用した中国の弾圧について簡潔にまとめられており、内容の深い投書となっている。
最後のパラグラフでは最初の2年間は真っ暗な闇の中に閉じ込められていたラビア・カーディルさんが、国際世論の高まりで移動、そして釈放されたことで、民主(democracy)についての考え方が変化したと話されたことを引用し、声をあげることの重要さを強調されている。

ジェンダー問題を専攻されている遠山さんにとって当ブログのような反中色の濃いブログにリンクなどをすることはとてもリスキーなことであるのに、参考にしてもらうのは全くありがたい事である。
また、「男尊女卑」傾向が強いと言われているイスラーム社会であったウイグル社会が中国の「解放」によって男女平等が進んだのではないかと言う問題は、中国批判派にとってちょっと痛い話である。
そういう問題も含めてウイグルについて考えなくてはならないことを遠山さんは示唆しておられる。

ともかくも、この投書が一人でも多くの毎日新聞読者に読まれることを期待したい。

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